2023/4/21 UP!
今日4月21日は、1986年、日本で初めて本格的なオーベルジュが箱根に誕生した日といわれ、「オーベルジュの日」に制定されています。今日ご紹介するのは、鴨川市にあるオーベルジュ。どんな素敵なところなのでしょうか?

JR内房線 安房鴨川駅から千葉駅に向かって一つ目の太海駅から歩いて5~6分の海岸沿いに、”泊まれるレストラン”、 オーベルジュ「波太オルビス」があります。房総の食材を使った和洋コラボのディナーコースが味わえる人気の宿で、ご主人は鴨川で地魚寿司店を営んできた寿司職人。息子さんは一流ホテルで修行をしたフレンチシェフという最強タッグなんです。お部屋は全室オーシャンビューで心配りが行き届くの3部屋のみとなっています。息子さんでフレンチのシェフ、上村航平さんに このオーベルジュはどんなところなのか伺いました。

上村さん:もともと昔の地名、今、ここ太海(ふとみ)と言っているんですが、その太海になる前に波太(なぶと)っていう名前だったんでですぐ裏の山もあの波太富士っていう感じなんでで地元の名前っていうのもあって、まあ地元の人にここを使わしてもらうっていうのもあったんで波太オルビスになりました。オルビスはあのもともと天体とか天の川っていう意味だったりするラテン語の言葉だったんで、ここ自体が非常に海も綺麗で空も綺麗で夜も天の川がみれたりするんで、そういう面もあってその名前を付けましたオーベルジュっていうのは、そもそもまあヨーロッパの方が主流ではあるんですが泊まれるレストランですね。食事をメインにして、その時、お酒を飲んでまあ気持ちよくなったお客さんにこう自分のうちに泊まってもらおうっていうところから始まったものでして、なので、それを意識して食事をメインにして、そのままゆっくりとお部屋で眠ってもらってリフレッシュしてもらおうっていうふうなまあコンセプトの宿ですね。できたのは2019年の10月にこちらにあの元々あったお店から移転してオープンしました。

宿泊のお部屋が3部屋、海の青、

夕日の赤、

夜空の黒、

と3部屋それぞれのカラーを基調にしていて、もちろんすべてオーシャンビューです。ここで過ごすメインのお食事をとる場所、レストランも広くゆったりとしたつくりで、おなかがいっぱいになったら、そのまま歩いてすぐに部屋に行ける。これなら終電とか帰りの足も気にせず、ゆっくりできますね。
以前はどんなお店であったのか、そして今の食事のラインナップについて伺っています。

↑波太オルビス公式ページより
上村さん:両親が30年前にと、寿司と民宿をメインにした海水浴場の目の前で営業しておりまして、そこが前身の形となったお店となってます。そうですね。和製オーベルジュみたいなものですね。おいしい食事してもらって宿に泊まって海水浴に行ってっていう風な形なので、まあ走りみたいなもんでしたかね。はい。 そうですね。最初に洋食のアミューズ食前のお料理が出まして、次に和食の前菜、洋食の前菜スープ、お口直しのシャーベット、お刺身、お肉料理、最後大将(お父様)が握るお寿司・・・大将がネタをもって、実はお客様の目の前に行きまして、それでお客様の目の前でお寿司を握って提供してっていう風なスタイルをとっております。

↑波太オルビス公式ページより
デザート、コーヒー紅茶っていうようなメニュー構成になっております。お客さんのニーズに合わせて対応してます。アットホームな宿を意識して作業をしております。
事前に相談すればリクエストにも応じていただけるそうですし、ネタがあれば、お寿司のアンコールもできるそうです。インターネットで検索するとべた褒めの記事が並びます。それもそのはず、料理の腕が確かな親子のタッグはもちろん、その食材もこだわりがあるからなんです。
上村さん:海鮮はもう地元の鴨川の海鮮を使ってまして、もちろん時化だったりするからその時は外房じゃなくて、内房の魚を使ったりすることもあるんですが、基本的には千葉県の魚をメインに使うようにして、お米なんかもあの地元の長狭米という美味しいお米があるんで、その地元の魚と地元の美味しいお米を使って 美味しいお寿司を大将の方が提供しています。そして、お肉に関しても、あの地元の高梨牧場さんが「かずさ和牛」という非常にクオリティの高い黒毛和牛、、ブランド化した黒毛和牛を作ってくださってまして、そこのあの黒毛和牛のお肉を使って、洋食のメインのお肉が出させて頂いております。

和食と洋食、両方出てくるメニュー構成になっているので。 お酒に悩まれる方も非常に多くて、日本酒とワインどっち飲もうかというような方もいたりするので、そういう方もまあ贅沢な悩みと言いますか、こう本当に一口飲んで次変えてっていうふうに出したり。あと中にはペアリングを希望される方もいて、その時はこちらの方で和食に合うもの、洋食に合うものっていうのをチョイスして、提供しています。

お酒も一緒に楽しまれる方が多く、ワインも日本酒も、いろいろ合わせて出してくださるそうです。リピーターの方も多いようで、 当日を楽しみに事前に食事の内容は聞かない、という方もいらっしゃるんですって。

このオーベルジュが建っている場所は昔、船小屋があったところで、海までには建物や電信柱もなにもありません。どんな景色が見えるのか、そして、どんなお客様がいらっしゃるのか、最後に聴いてみました。
上村さん:何もない状態。真っ暗な海から赤い太陽が昇ってきて、一面紺色から真っ赤に染まった後に日が昇るにつれて青い海に変わってくるような、いろんなグラデーションの海を楽しめるような環境となっております。
十代後半の学生の友人たちを連れてくるお客様であったり、ご年配のお二人で米寿お祝いしたりとかっていう方もいらっしゃったりするので、非常に幅広くいらして。最近ですと結構女子旅で女性二人で来る、高校の同級生だったり、大学の同級生だったっていう方々が、もう20年来、30年来の付き合いの人達が二人で定期的に遊びに来るって形でいらっしゃってくれたりとかするのが多く見受けられますね。
プロポーズで使われる方もいたりして、その際は食事もプロポーズに意識したお祝いのお皿を用意したりしますし、で中にあのお部屋にバラの花束を置いといてくださっている方もいたりしたので、その際は部屋に隠しておいて、食事の後にそれでお部屋にもどってプロポーズって方もいましたし。で結婚で言うと、まず両家の顔合わせの際に貸切で自分達と互いの両親を連れて三部屋貸切を使って状況の顔合わせのお祝い兼食事会をするお客様なんかもいらっしゃいます。こう温かみであったり、アットホーム感をもってサービスをしているようなことを意識してやってますね。
三方を海に囲まれた、自然の恵み豊かな房総半島ならではのオーベルジュ、
波太オルビス、3部屋のお宿ですので、週末など予約が難しい日もありますがぜひ宿泊とセットで心づくしの時間を楽しんでいただきたいと思います。
2023/4/20 UP!
- 「ヘイ! お待ち!!」の大将・中西悠理がご紹介しました、木更津市にある寿司屋に泊まる寿司オーベルジュ「鳥居崎倶楽部」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- 「寿司屋に泊まる寿司オーベルジュ」がテーマの「鳥居崎倶楽部」
- 「鮨 一海」で職人技のお鮨を堪能したら、お部屋のお風呂で東京湾を望みながらゆったりとお過ごしください!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 寿司オーベルジュと聞いてまず浮かんだイメージ。でも、実際はもっともっと素敵です!
2023/4/19 UP!
- 「ご飯を食べたら ローリングして布団に入る!?」中西悠理がご紹介しました、香取市にある「オーベルジュ・ド・マノワール吉庭」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 水郷・佐原の日本庭園と創作料理の「オーベルジュ・ド・マノワール吉庭」
- 吉塚オーナーシェフによる本格コース料理や、カジュアルな「松花堂弁当」「おまかせパスタ」「海鮮五色丼」などが堪能出来ます。
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- 何年か前の、リゾート感あふれる(!?)一枚。
- それにしても、客室は1室のみという贅沢さ。一度で良いから味わってみたいです!
2023/4/18 UP!
- 「日々自分へのご褒美が多すぎる!?」中西悠理がご紹介しました、館山市にある「オーベルジュ オーパヴィラージュ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。



- 南フランスの田舎にあるプチホテルをイメージし、個性的な貸切り風呂が6つもある「オーベルジュ オーパヴィラージュ」
- 特に裏庭の「クレソン川」は、フランスの田舎を彷彿させる佇まいになっていて、ゆったりとした時間が流れています!
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- 南仏風のお庭で初夏の風を感じる…準備は整いました!
2023/4/17 UP!
「全国食いしん坊ランキングがあったら そこそこ上位に食い込む自信がある!?」中西悠理がご紹介しました、南房総市にある「別邸 夢咲」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。



- 食いしん坊たちが集まる究極のダイニングがテーマの、シアター型鉄板焼「BAKNOS」
- 日本各地の厳選された食材たちが、ステージを見ているかのように調理されていきます!
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- オーベルジュで優雅な朝を…むにゃむにゃ。
2023/4/14 UP!
今回は、富津の潮干狩りをご紹介します。
関東にお住まいの方は、潮干狩りというと「千葉」のイメージ!って方も多いのではないでしょうか?
千葉県内の潮干狩り場は、アクアラインの袂・木更津一帯の 盤洲干潟、船橋の三番瀬、そして今日ご紹介する富津の3つのエリアです。昔から手軽なレジャーとして人気の、潮干狩り。より一層楽しむためのアドバイスもご紹介します。
千葉県の海岸は、船橋から富津にかけてのおよそ70キロのほとんどが遠浅で、昔はベイエフエムがある幕張周辺など多くの場所で潮干狩りが行われていました。昭和35年頃の千葉県の観光パンフレットにも「潮干狩りにぜひ千葉県にお越しください」と書いてあったそうです。徐々に潮干狩り場は限定されてきましたが、今回は、富津漁業協同組合 副組合長で潮干狩り担当の平野秀夫さんに、まずは、富津の海が、どんなところなのかを教えていただきました。

平野さん:昔から、僕が子供の頃からもうわたくしは75歳になるけど、子供の頃からもうあさりはたくさん湧いてました。子供の頃はね、 海の中を歩いてて、足踏みすると・・・止まって足踏みすると、もうアサリがいっぱい足の下に出てきていました。
潮干狩りがレジャーとしてブームになる前は、地元で採ったアサリを剥いて串に刺し干したものや焼いたものを加工品として出荷していたそうなんですが、潮干狩りブームが訪れて、貝を獲って剥かなくても、お客さんが自分で掘ってそのまま持って帰っていってくれるということで、大変富津は潤ったのだそうです。
平野さん:2、30年前は結構来てましたよね。昔は,年間15万人ぐらいお客さんが入っていました。今は10万ぐらいですね。 お客さんに全然取れなくて、帰ってもらうのが困るので徐々に貝を放流しております。 お客さんを見て今日のお客さんは貝の量が少ないなととか、そういうお客さんを見て少なかったらすぐ次の放流を早めるとか、そういう風にやっております。 (期間は)3月25日にオープンでゴールデンウィークの潮時のいい時が一番ピークです。 だからその前後にやっぱり団体のお客なんかも来てます。ゴールデンウィーク前後に。おしまいが、8月いっぱいです。
最近は、長丁場を想定して、テントを張りながら潮干狩りを楽しむ方もいるようです。ちなみに富津で採れるのは あさり と 蛤。マテ貝という細長い貝もいるという噂がありますが、実際は、まずいないそうです。では、この潮干狩りで獲ったアサリを美味しく家で食べるにはどうしたらいいのか。海辺のレジャーとしてゆっくり楽しむ方も多いと思いますが、富津の漁協の皆さんが、見回りをしてくださっているとき、ちょっと気になることがあるそうです。富津漁協の理事で潮干狩り担当の小坂嘉和さんに伺っています。

小坂さん:できれば堀ったら速やかに海水につけるとか、そういうことしてからった方がいいと思います。中には結局掘ってあたたかい砂の上に長く置いてたりすると傷むのが早くて、うち帰ってから海水に入れても、もうその時点で死んでたりしますから、できれば掘ったら速やかに海水に入れて、持ち帰った方が新鮮なおいしいアサリを食べられると思います。車でゆられたりするとびっくりしてて家帰って3時間ぐらいそのままじっとしておけば砂を吐きます。
特に暑い日は、遠浅の潮干狩り場では場所によっては、海水が生ぬるいお湯のような状態になっているところもあるんです。そういうところに置きっぱなしにして、直射日光に当たる状態が長く続くと傷んでしまって、家で貝をみたら残念なことに、、、なんてことがよくあるそうなんですね。せっかく自分で掘ったアサリや蛤ですから美味しくいただきたいですよね。
最後に副組合長の平野さんに、潮干狩りのときのアドバイスいただきました。

平野さん: 潮干狩り場の潮見表とか携帯とか新聞なんかに千葉県の干潮が何時とか載ってるから、そういうのを確認して、その時間に来た方がいいです。早く来ても濡れるだけですので。それで岸辺の方はあまりないから、毎日岸辺から掘っていくから。富津潮干狩り場では無料駐車場で1500台とめられると思います。また、駐車場の目の前が潮干狩り場ですので、また 採った貝を持ち帰るときに、砂出し用の海水のタンクも用意してあります。足洗い場はある。温水シャワーも完備してあります。ですので濡れても温水シャワーを使って着替えて帰れるので、富津潮干狩り場では多くのお客様をお待ちしております。

取材時は満潮でしたので砂浜の写真を撮ることができませんでした、、、、
アサリは砂の中、だいたい深さ2センチから10センチ位の処に多くいるそうです。お出かけの前に、潮見表で今日潮干狩りが何時頃できるのかご確認ください。また、天候不順のときも潮干狩りはできませんので富津漁業組合に電話でお問合せいただくか、ホームページでご確認ください。
潮見表
2023/4/13 UP!
- 「オーい磯野! 野球やろーぜ!」な中西悠理がご紹介しました、「初がつお」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

http://www.katsuura-gyokyou.jp/
- 千葉県は、カツオの水揚げ量が全国でもトップクラス。
- 初がつおを美味しく味わうなら、刺身やたたきがおススメです!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- カツオの跳ね釣りをイメージして、私もはねてみました。
2023/4/12 UP!
- 「海の底から こんにちは!」な中西悠理がご紹介しました、「房州黒あわび」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- あわびの最高品種のひとつ「房州黒あわび」は、奈良時代からの歴史的な特産物。
- 高級食材の房州黒あわびは、お刺身や肝塩辛、ステーキなどで堪能しましょう!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 黒アワビに合わせたわけではないのですが、私もこの日は全身黒!
2023/4/11 UP!
- 「ひじきの発音は ひじき!?」の中西悠理がご紹介しました、鴨川市にある「さいぶ商店の房州ひじき」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 3月から4月の大潮の時にしか収穫出来ない「房州ひじき」。
- 収穫してすぐ10時間蒸す製法で、独特の柔らかくてふっくらとしたひじきになります。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- ひじきといえば煮物ですが、水で戻すだけでも美味しいので、野菜と和えてサラダにしても美味しいそうです!
2023/4/10 UP!
- 「目を光らせていないと すぐにさぼる!」中西悠理がご紹介しました、春の銚子沖の魚、「メヒカリ」と「ヤリイカ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.pref.chiba.lg.jp/sj-choushi/choshinosakana.html
- 『引用元:銚子水産事務所』
- 日本一の水揚げ量を誇る「銚子漁港」。様々な魚介類がそろいます。
- 「メヒカリ」「ヤリイカ」は、今が旬。 春を味わいに銚子までレッツゴー!!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 青緑色の大きな目が輝いているので『メヒカリ』。
- 見られている感が…!(イメージです)