2023/3/10 UP!
今週はWorld Baseball Classics2023開催中ということで、テーマは「野球」。今回は、千葉県北部、成田空港にほど近い富里市を本拠地とする硬式野球の社会人クラブチーム「ハナマウイ硬式野球部」をご紹介します。
千葉県富里市にある球場を拠点にしているハナマウイ硬式野球部。男子、女子それぞれのチームがあります。2017年に女子チームが先に発足。男子チームは2019年に設立された、新しいチームです。すぐに都市対抗野球 出場を果たしたという、、どんなチームなんでしょうか?
今回はハナマウイ硬式野球部の男子の監督をされている本西厚博さんに、まずはチーム設立の頃について伺いました。

本西さん:株式会社ハナマウイ硬式野球部の男子野球部監督の本西厚博です。同様に女子野球部のヘッドコーチをやっております。最初のスタートが、女子野球部で。森社長が仕事をしながら、野球もやらせてあげたいということで、女子野球の受け皿じゃないですけども、そういう形で立ち上げたチームです。やっぱり選手はそんなに集まらなかったらしいんですけども、創部2年目で女子クラブ選手権優勝、全日本選手権優勝と二冠を達成したらしいです。男子を立ち上げた時にですね。市役所の五十嵐市長にですね。挨拶に行きましたところ大歓迎ということだったんですけど、まず一年目が、準加盟ということで参加を認めていただいたっていうのがスタートですね。最初のスタートはですね、11人からですね。9月ぐらいに2020年から参加できるということで、そこから17名集めましたね。そうですね、キャッチャーが一人しかいなかったんで、 キャッチャーが怪我したらどうしようっていうのはものすごくありましたね。

最初に社長である森賢司さんが、施設で働く若手の女性社員を採用するために2017年に女子チームを設立したのが創部のきっかけで、なんと女子は創部2年目でクラブ選手権と全日本選手権の二冠を達成。そして2019年に男子チームが創部されます。さっそく 千葉県野球連盟に加盟申請を出したところ、いろんな方の尽力もあり、すぐに準加盟が許されます。承認まで数年かかると思っていたので、そこから慌ててチーム編成に必要な人数をかき集めたということなんですね。みなさんご存じの日本アマチュア野球の最高峰「都市対抗野球大会」に出場するためには、主に県単位の地区大会を勝ち抜いて地方大会に出場。ここも勝ち抜く必要があるんですが、ハナマウイ野球部は2020年の都市対抗野球で素晴らしい 成績を残したんですね。

本西さん:都市対抗で南関東の第三代表を勝ち取りまして、喜びよりもやっちまったなという感じですよね。うん、それぐらいびっくりしましたね。1年目は、とりあえず選手の技量、性格を把握して2年目、3年目で勝負しようかなって思ってたところが偉いことやってしまったなという気持ちの方が先でしたね。選手は純粋にやった!みたいな感じだったと思うんですけど、できすぎどころじゃないですよね。だから多分、全国の皆さんがハナマウイって何って思ったと思います。最初はですね、企業さんにオープン戦を依頼しても「何?」みたいな感じで、もうずっと断られ続けて。もう都市対抗出たということで、次の年は本当に企業さんから逆にやりましょうかっていうお誘いを受けたりとかして、やはり都市対抗野球ってすごいなと思いましたね。

富里市に本拠地をおく、「ハナマウイ野球部」。デイサービスで働く社員の方のお仕事は、送迎や、調理、入浴支援などさまざま。それをこなしたうえで、 練習の日には江東区から会社のバスに乗って、富里の練習場に移動、練習をしているそうです。お仕事と野球、両方やるのは、大変なことだと思いますが、どんな風に両立しているんでしょうか。

本西さん:全員は40名近くいます。その中の2/3ぐらいですかね・・それが社員ですね。日曜日だけが全員野球ができる日。で通常平日は、曜日によってバッテリーだけ、残った次が野手だけ。だから選手としては、週二回の練習になりますね。ハナマウイの場合は「会社1」の「野球2」という感じで、しっかり仕事ができなければ、野球はやめてもらうよという感じのベースとっているんで。だからそこ(野球)しかしなければ野球はやらせないし、会社も辞めていただく、というそういう感じですよね。だから選手には「仕事でとっていただいて、野球までやらせて頂いた」という、その感謝の気持ちを常に気持ちを持ってやってくれっていうふうに伝えています。そうですね、ほとんど男子にすれば送迎が主ですけども、女子の方が、食事とかの面とかね、大変だと思いますけども、今のところよく頑張ってるなと思います。

クラブチームだから社員じゃない選手もいますが、ハナマウイの社員は、しっかりと仕事して、その上での野球活動。練習も週2回と決して多くない中で、強さを発揮できるというのは選手個人の努力もすごいと思います。八街市に室内練習場ができるなど、環境もどんどん整っていますので、ますますパワーアップしていきそうですね。最後に本西監督から皆さんにメッセージをいただきました。
本西さん:せっかく富里で、練習も試合もやってますんでね、温かくなれば球場に足を運んで頑張ってる選手達の姿を見てね、皆さんもその元気と勇気をもらって帰れればいいなと思いますんで、ぜひ一度球場に足を運んでいただければなと思います。3月12日から千葉県のクラブチームだけの順位決めが長生の森とゼットエーであります。ぜひ来てほしいですね。全部無料です。はい、すぐ見れます。体験してもらっても構いませんけど、ティーバッティングとか投げますんで。(笑) 今年は3年ぶりのですね都市対抗を目指して必ず勝ち取りますんで、応援してくださる皆さんが、東京ドームで応援できるように頑張りますので、球場にも足を運んでいただいて、応援してください。よろしくお願いします。

ハナマウイボールパークは富里市十倉。スケジュールなど詳しくはハナマウイのウェブサイトでご確認ください。番組ブログにリンクを貼っておきます。
2023/3/9 UP!
- 「 直球勝負で 投げる球はカーブ !?」の中西悠理がご紹介しました、千葉県で開催されるソフトボールの試合の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
http://www.softball.or.jp/game/jh_school_girl/tournament2023/
- 「ソフトボールで 社会に笑顔を」をテーマに、笑顔溢れるコミュニティを拡げるとと目指す「JD.LEAGUE」フィールドとダイアモンドの輝きを意味しています。
- 都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会が千葉市で開催。決勝は3月28日に蘇我スポーツ公園にて行われます。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 青空の下、海浜幕張駅前に捕手中西現る!
2023/3/8 UP!
- 「とんでもない 隠し玉を持っている!?」中西悠理がご紹介しました、「京葉銀行野球部」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.keiyobank.co.jp/aboutus/sports_club/baseball/
- 天皇賜杯大会優勝が7回。国体優勝が6回、東日本軟式野球選手権優勝が7回。超強豪野球部です。
- 仕事をしながら練習に励み、地域スポーツの振興にも取り組む、地域密着の模範的なチームです。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 見逃し三振よりも空振り三振!のスピリットで生きたいです。
2023/3/7 UP!
- 「守備範囲狭め !」の中西悠理がご紹介しました、千葉県初となる独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 「自分を信じろ」をスローガンに、BAYSIDE LEAGUEを戦う「千葉スカイセイラーズ」。
- ブルーのピンストライプのユニフォームが、空と海をイメージさせる、新しい球団です。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 撮影してくれたディレクターさんからは、大谷選手を意識して!というリクエストだったのですが、なんだか不審者撃退みたいになってしまいました。
2023/3/6 UP!
- 「実は甲子園球場の土を踏んだことがある !」中西悠理がご紹介しました、読売巨人軍発祥の地「習志野市谷津」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

http://www.yatsu-rosegarden.jp/

- 日本のプロ野球の基礎となった「日米野球」。そこから球団が誕生し、いまではWBCが開催される程発展しました。
- 多くの選手の練習したグランドはありませんが、その石碑が歴史の偉大さを伝えてくれます。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 私も隠し球…持ってるんですよ。
2023/3/3 UP!

今回は、南房総市千倉町の川口区から大川区の国道沿いの堤防に、たくさんの作品が描かれていて話題の「ちくらアートな海の散歩道」について、ご紹介します。
道の駅・ちくら潮風王国があるあたりで車を走らせると、堤防に描かれた、くじらやワニなどのさまざまな生き物、朝日や海辺の風景など、個性豊かな壁画が次々と目に飛び込んできます。去年夏に完成した「ちくらアートな海の散歩道」はそれぞれ500メートルほどの「千田・平磯エリア」「くじら場壁画ROAD」「大川エリア」の3つのエリアからなる合計およそ1.5キロにわたるプロジェクト。

今回は、この「ちくら海の壁画再整美プロジェクト」実行委員会で、制作のプロデューサーを務める、千倉生まれ、今も南房総市にお住いのイラストレーターで絵本作家の山口マオさんにお話をお聴きしました。マオさんといえばお顔が印象的な「マオ猫」で知られていますよね。道の駅ちくら潮風王国の中にある、ご本人のギャラリーショップ「海猫堂」で、まずはこのプロジェクト誕生のいきさつを伺いました。

山口さん:僕はイラストレーター、絵本作家として活動しておりまして、約30年前にですね、地元の子供たちが描いた絵をペンキ屋さんが描いたり、子供たちが実際に描いた壁画がこのエリアにちょうどあったんですけれども、それが30年の間に風化して、かなりボロボロになっていたものですから、それを再生しようという、新たに壁画ロードを作ろうという企画が、南房総市市役所の企画で立ち上がったんですけれども、それをするにあたって観光にいらしたお客さんたちが喜んでもらえるような、またはこの壁画を目指して見に来てもらえるようなクオリティの高いものを作りたいということで、専門の美術をやっている人たちに書いてもらいたいなということで、僕の方に何かうまく まとめてもらえないだろうかというような話になったんですね。

もともとあった壁画は、平成の初めころに整備されたもので、魚や海の生き物、海女さんなどが地元の小学生などによって描かれていたんですが、30年以上が経過、だいぶ傷んでいました。今回は、山口さんが声をかけて多くの画家、イラストレーターが参加してそれぞれの作品を作っていったんですが、中には、こんな方も参加していらっしゃるんですよ。

山口さん:天気がいい日にはもう五人六人も連なって書いてるようなこともありました。さかなクンに関しては、ご本人が今、館山在住なんですけれども、是非書きたいというふうにおっしゃってくださって、実現したんですけれども、さかなクンやっぱりどうしても有名人ですから、人がいるときに書くのはとても書きづらいということで、日が暮れてから、スポットライトを当てて、個人的にこっそり書いていたようです。僕も実際に書いたのを拝見しに行ったことはなかったんですけれども、いつの間にか出来上がっていたという形で。


絵が海や空と一緒にみえて、とても素敵な「ちくらアートな海の散歩道」。3つあるエリアの中で一番北側にある「くじら場壁画ロード」は、昔、ここにクジラが流れ着いたという話から名前がついた場所なんですが、ここには主にクジラに関連した壁画が描かれています。その下に続く「千田―平磯エリア」。ここは2019年今回のプロジェクトの最初として2019年に取り掛かられたエリアなんですが、中に明らかに他の絵とは違うテイストのセピア色の肖像画が描かれています。どなたなのか、山口さんに伺いました。千倉ゆかりの大スタアなんですよ。

山口さん:初年度のプロジェクトとして、地元の出身の日本初のハリウッドスターとして有名な早川雪洲が千倉出身ということがあって、それで早川雪洲の肖像と、それからチートという主演した映画の一シーンを塙雅夫さんという壁画家に依頼して書いていただいたもの。それからやっぱり千倉出身のもう亡くなりましたが、有名なイラストレーターの安西水丸さんを偲んで、安西水丸さんのイラストを、壁画を四箇所書かせていただきました。忠実に拡大してトレースして、色もできるだけ近づけることで、安西水丸さんの作品の素晴らしさを皆さんに見ていただこうという形ですね。

道の駅をはさんで一番南側の「大川エリア」には千倉小学校6年生の作品を含め54点が描かれています。大きさはいろいろですが、だいたい幅10メートルほどはある作品が多いでしょうか。 それぞれ作品名や作者、作品の説明が書かれたプレートがついていて、まさにお散歩しながら楽しめるオープンエアの美術館。最近では堤防越しに見える海とこの絵をバックに写真を撮りに来られる方がとてもたくさんいらっしゃるそうです。たとえばシロナガスクジラが描かれた15メートルもある巨大な作品は、一枚の写真に収めるのが至難の業とか。最後にこのアートのこれからについて山口さんにお話伺いました。

山口さん:なんとか10年ぐらいは最低持つように保護したいねという風に、南房総市のメンバーと話はしているんですけれども。ですので、定期的に保護剤を塗ったりすることで、なんとかこうできるだけ長く保存できるようにしたい。車で走ってると、やっぱり散歩しながらゆっくり見てくださってる観光客らしい方たちとか、記念撮影をしてインスタ映えするようなところで撮ってくださったりとか、そういう光景にもよく目にします。南房総は、お花もきれいですし、食べ物もお魚や野菜も美味しいし、何より太陽の光がすごく鮮やかっていうことで、とても気持ちのいいところなので、それに合わせて、さらにこの壁画を見に皆さんで遊びに来てもらえたらとても嬉しいです。

道の駅・ちくら潮風王国に大きな駐車場もありますので、車の方はこちらに停めてその南北に連なる堤防の壁画を一枚一枚見ながら散歩するのがおすすめです。潮風王国の中にある山口さんのギャラリーショップ「海猫堂」にも、作品の写真が掲載された綺麗なパンフレットが置いてありますので、それをまずは手に入れて、見て歩くとさらに楽しいかもしれません。これから気候も良く、歩きやすい季節になっていきますから、海風を感じながらアートに触れて、ゆったりとした千倉時間を 過ごしてみてはいかがでしょうか?
2023/3/2 UP!
- 「お風呂場の鏡はキャンバス !」の中西悠理がご紹介しました、成田市にあるランドアート拠点「ふわりの森」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.fuwarinomoriart.jp/

- 元々外国人にも人気の成田の風景。たしかに通り過ぎるだけではモッタイナイですね! アートと癒しのプラットホームを目指しています。
- 「ふわり」のラッピング飛行機のなんて、なんて素敵な夢でしょう!!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 作家さんが、次回作を思い描いているところ…というイメージで撮りました!け、険しい…笑
2023/3/1 UP!
- 「得意な人物画は大滝秀治 !」の中西悠理がご紹介しました、JR木更津駅の「駅ピアノと階段アート」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


https://www.city.kisarazu.lg.jp/shisei/machi/shigaichi/1010928/1009555.html
- ここまでアーティスティックな駅ピアノは、なかなか見当たりません! 弾くもの・見るもの・聞くものにとって、心躍る空間です。
- 階段アートは、日々の生活に活気と潤いを与え、消えゆくはかなさと相まって、人々の心に深く残ります。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 昨日ご紹介したカラーペンを使って、アスリートがカメラのレンズにサインするイメージで撮ってみました。
2023/2/28 UP!
- 「壁に穴をあけて 怒られがちだった !」中西悠理がご紹介しました、鴨川市にある「鴨川ウォールアート」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.city.kamogawa.lg.jp/site/kamogawa-kanko/9715.html

- 鴨川青年会議所の皆さんがきっかけを創った「鴨川ウォールアート」。映えスポット、間違え無し!!
- POPで明るく楽しい「鴨川ウォールアート」は、「日本の渚百選」の海岸を、おおいに盛り上げています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 私の創作活動(?)を支えてくれているカラーペンです。もう2年くらい使っているのにまだインクが出る!
2023/2/27 UP!
- 「黒板消し係!」の中西悠理がご紹介しました、旭市出身の黒板アート作家「すずきらなさん」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 旭市出身の黒板アート作家、すずきらなさんの作品は、ダイナミックかつ繊細!
- 黒板という消えゆく作品のうたかたの美しさと感動。心の中に思い出と風景として刻まれます。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 小学生の頃休み時間に黒板に絵を描いていたのを覚えていますが、プロの方に黒板アートを描いてもらえるなんて最高に盛り上がりますね!