2022/12/9 UP!
SDGsに取り組むパン屋さんのお話です。どんなチャレンジをしているのでしょうか。ご紹介していきます。長い歴史をもつ千葉市にあるパン屋さん「川島屋」まずは「川島屋」について代表取締役社長・川島隆弘さんに伺いました。

川島社長:川島屋はですね。大正5年に創業しました。稲毛で和菓子屋として開業したのが始まりになってます。関東大震災がありまして、東京の方からパン職人さんが職を求めて来たということがありまして、その当時まだパン文化というのが千葉の方では珍しかったというのもありまして、私どものお店でその職人さんたちを受け入れてパンを作り始めたというのがきっかけというふうに聞いております。現在川島屋ではですね。パン事業と致しまして「マロンド」「石窯パン工房ルマタン」というブランドでもパン屋を行っています。それ以外に千葉県の学校給食パンとご飯の納入というのをさせて頂いています。またそれ以外に、お米をたきまして地元のスーパーさん、そういったところに納めるといったようなこともしております。その他に、乳製品の宅配販売事業というのもやっております。
現在では千葉県内の学校給食のパンやご飯も提供していらっしゃるということは、「川島屋」さんと知らずにお世話になっているお子さんもたくさんいらっしゃるでしょうね
さて、歴史ある川島屋さんですが、今回のコロナ禍で学校が休校になったことで大打撃を受けることになります。いったい何があったのでしょうか。
川島社長:コロナ禍があり、学校が休校になってしまったということで、学校給食がなくなってしまった。工場自体、学校給食をメインに作業しているものですから、実際、学校給食で使う材料、これがやっぱり賞味期限を間近に控えるというものが出てきてしまったという問題があったそうです。学校給食のそういった賞味期限近い材料を、私どもの方で買い取らせて頂いてですね、それを学校給食パン」として販売の方をさせていただきました。「食パン」と「コッペパン」この二種類で作らせていただきました。食品を作るものとしては、やっぱりその食品がお客さんのところに行かずに捨てられてしまうというのは、やっぱり非常に悲しいと考えてますんで。そうなるのをやっぱりいくらかでも防げたらなというのは、やっぱり常に思っております。食材が無駄になって捨てられてしまうのは、やはり食品を製造するものとして見過ごせなかった、無駄にせずにすんでほっとしている、と社長の川島さんはおっしゃっていました。さて、県内を中心に、パンの製造販売などをされている川島屋さん。千葉市では個人や企業が持つものやスキル、場所などを、インターネットを介して提供したり共有したりする「シェアリングエコノミー」という事業を推進しているのですが、ある日、千葉市から「余ったパンでビールを作りませんか?」というお話がきました。「パンでビール?」戸惑いながらもさらに新しい取り組みにチャレンジしました。
川島社長:千葉市さんの方から「ヨーロッパの方でパンビールというものがある」と。幕張ブルワリーさんというビールを造っている会社さんがありますと、一緒にパンのビールを作ってみないかという話がありました。それが実際にね、ちゃんとビールになるのかというのは、正直、不安な部分が結構ありました。パンの味がしたかというと、あまりしなかったというところではあるんですけれども、ビール自体はあの幕張ブルワリーさんの力でも非常に美味しいビールになって、パンを材料にしてビールができるんだなというのは、もう素直にびっくりしましたね。ビールを作る時に沈殿物、ビールのオリというものが出るっていうことを伺いまして、パンの中に入れてパンができるんじゃないかなという風に思いましてですね。まあ、うちのほうでパンビールじゃなくて、今度はビールパンを作ってみようとちょっと考えました。結果的にパンにすることができました。循環型というような形で、いろんな一つの材料がですね、パンになったりビールになったり、またそれがパンになったりっていう形で、ぐるぐる回るというのは、ちょっと作っているこちら側としても非常に面白い取り組みだったなと思ってます。
確かにビールの原料も、パンの原料も「麦」。できないこともないかなとは思うけど、日本ではあまり聞かない話ですよね。その「パン・クラフトビール」はクラウドファンディングのプロジェクトとして行われ、今年1月に完成しましたが、好評で売り切れてしまいましたので今日は残念ながら味わえません。でも味は大変良かったというお話でしたよ実は川島屋さんは、このプロジェクトだけでなく、以前から千葉県の生産者の皆さんと協力してフードロス削減に取り組んできていらっしゃいます。どんな内容なのでしょうか。
川島社長:リサイクル、弊社でも取り組んでおります。もう一歩先を進んで、フードロスであれば、捨ててしまうものを価値を高めて出すようにしようということで、私どもではそれを「アップサイクル」ということで、今取り組むようにしています。弊社では千葉県の飯岡の方で獲れますメロン。一般的に流通しないメロンというのも、やはり農家さん、生産者さんの中ではあるというところで、それをピューレにされていると。そのピューレを私どものほうでですね、メロンパンに入れて本当にメロンの果汁が入ったメロンパンと作っております。コロナ禍においては、千葉県のイチゴの観光農園さん、私どもそこになんか手助けできないかということで、いちごの方を引き取らせて頂いて、当社でジャムにしてジャムパンを販売したりということをっております。近々であれば。ワインのオリを使ってですね。これをパンにできないかとチャレンジ中です。皆さまのところに商品として届けられるように、今、頑張っておりますのでその時は皆さんよろしくお願いしたいなというふうに思っております。

捨ててしまっていたものに新たに価値をつけて提供する「アップサイクル」へ。農家さんと、パン屋さんがタッグを組んだらフードロスも減り、新たな美味しいものも食べられて、一石二鳥。お話にあったいちご狩り農園さんも、コロナの時はお客さんが来られなくなって、いちごの行き先がなくて困っていようです。
そして、お話の最後に出ていた只今試作中のを材料に取り込んだパンなんですがこちらも オリとして捨てられてしまうものをパンとしてアップサイクルする取組今回11月にイベントとして販売されました。いろんな人たちや業態の方々とコラボすることで、新しい商品を生み出し、SDGsに貢献していく。千葉県の食品業界、これからも注目ですね。

2022/12/8 UP!
- 「魚食え!コノヤロー!!!」中西悠理がご紹介しました、浦安市にある鮮魚店「鮮魚 泉銀」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100063767401994
- ロックな魚屋とは、なんともユニークですね!
- 丸魚を捌くことで、残さず食べることを提唱し、SDGsに貢献しています。
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 千葉県の新たな魅力を知って、

- 命に感謝して、最後まで綺麗に食べ切る。まさに日頃からできるSDGSですよね!
2022/12/7 UP!
- 「コピー機の使い方が いまいち解りません !?」の中西悠理がご紹介しました、「太陽堂印刷所のSDGsの取組み」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

http://www.taiyodoprinting.co.jp/
- 千葉県の大手印刷会社の太陽堂印刷所のSDGsへの取り組み。非常に注目が集まっています。
- ISO、プライバシーマーク、CSRなど、会社をあげて印刷業界の未来を考えています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 印刷機を前に佇む中西。
- ちなみに、最近は台本もなるべく裏紙に印刷するようにしています!
2022/12/6 UP!
- 「節電も兼ねて、バスタイムは暗闇で瞑想している !?」中西悠理がご紹介しました、「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.keiyobank.co.jp/sustainability/environment/chiba-u_project/
- 学生と企業がコラボして考える、SDGsの未来の形!
- ゼミナールやイベントを通して、学生ならではの発想や表現で、未来の形を模索しています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 『お買い物でできるSDGS』をテーマに絵を描こうとしたのですが、全然思ったように描けなくて不満げ…。
2022/12/5 UP!
- 「何事も持続可能 !?」な中西悠理がご紹介しました、「市原市が取り組むSDGs」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=621f44144b78727a81d20e19
- 県内で初めて「SDGs未来都市」に選ばれた市原市!
- 「自治体SDGsモデル事業」にも選定され、3つのリーディングプロジェクトに取り組んでいます。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 今年も残すところ1ヶ月弱!年末に向けて消費が増えるので、そんな時だからこそSDGSを意識したいですね。
2022/12/2 UP!
今週のテーマは千葉のリトル海外です。今日は市川市・行徳地区についてご紹介していきたいと思います。今回ご紹介するのは、市川・行徳地区。都心へのアクセスも良いこの地域は外国からいらした多くの方が住んでいることでも知られています。市川市役所の近くには「市川市国際交流協会」があり、そこで日本語教室委員会の委員長をされている近藤明子さんに、まずは市川国際交流協会の成り立ちについてお話を伺いました。

近藤さん:私が活動を始めた30年ほど前には協会もありませんでしたし、市役所の中に国際交流課というものがなかったんですね。外国の人たちからの「困っている」という声が、大きくなってきて、それを市の方に働きかけた時に「国際交流シンポジウム」というのを発足して、それの実行委員会に関わりました。 で、その後、市として都市交流を長くやっている国と市がありまして、そちらと都市交流の団体と自分たちで外国人と交流している日本語教室だったり、異文化交流だったりのグループ、在住外国人との交流をしているグループが集まって「国際交流協会」の前身の 「市川市国際交流協議会」というものを作ったんですね。まだ20年経ってないと思うんですけど、市川市国際交流協会になって、今にいたってます
実際に、どのような活動をされているのか、近藤さんに聞きました。
近藤さん:都市交流の方は、海外の都市との、、市民団派遣したり、高校生が来たり、お互いに交流したりっていうことをやっていました。で、ここの2年コロナでちょっと活動が、交流が止まってるんですけれども、それ以外の在住外国の人の交流では異文化交流ですとか、ホームステイホームビジットあとは外国人の人たちが自分たちで外国人委員会というものを作って、自分たちで情報提供、おしゃべりの場、憩いの場にしようっていうところもあります。日本のことを紹介するジャパンデイを全体でやったときもありますし、お国の紹介をしてもらうインターナショナルデーというのも、それぞれのゲストスピーカーを呼んで、その国のことを勉強させてもらったり。もちろん楽しくいろいろな国の料理を作って、みんなで食べようというワイワイやろうっていうそういうこともありますし。あと防災についても、積極的にいろいろやっているグループでもあります。
コロナ禍の今は、料理を作って食べるというのは、残念ながらお休みということですが、大変活発にみなさん集まっているようです。おしゃべりサロンのような時間もあって、集まって色々といろんな国の話をする。楽しそうですね。。ところで、市川市の人口は50万人弱なんですが、2015年、外国の方はおよそ6500人ほど住んでいらっしゃいました。今、どのぐらいいると思いますか?近藤さんに教えていただきました
近藤さん:一番新しい2022年9月1日の数字で、えっと17,000人108カ国の人が市川に住んでいます。そうですね。ほかの外国人の集中都市と比べて、とにかく多国籍108か国もの人が住んでいるっていうのは、特徴的なものがあると思うんですね。アジアの人が多いんですけれども、ラテンアメリカ、アフリカ出身の人も非常に多い。あと、行徳に、ヒラーモスクというイスラムのモスクもある関係で、イスラムの人たちがものすごく多いです。民間のアパートが多くて、以前は古かったので、大家さんが外国の人にも貸してくださるっていう物件が多かったことで、とにかく住む所が安く済むところがあって、そこで頑張って仕事をして、日本でお金を貯めて家族を呼び寄せたっていうケースも多いと思いますし、公的な住宅があるわけではないんですけれども、民間の安い住宅で沢山外国の人が住めるっていう特徴があるのが一番じゃないかなと思います。国籍別にみると一番多いのが中国の方で6000人強で全体の3割以上。次に多いのが、ベトナムだそうです。中南米のペルーやブラジルの方、そしてアフリカ系の方も国が細かく分かれていますが人数は多いそうです。小学校や中学校でもクラスに数人は外国籍の子供がいて、日本人の子供たちと仲良くみんなで勉強しています。お互いにとって、これはいいことですよね。そして、行徳地区には、異国の食文化もたくさん入ってきているんです。

近藤さん:エスニックのグルメツアーができるぐらいあります。私がラテンアメリカの人と関わってた時代には、ラテンアメリカのレストランも食材店もあって、今ちょっと少なくなってなくなっちゃったんですけど、今現在、行徳ではもちろん、中華料理、インド、ネパール料理、ベトナム料理、フィリピン料理、いろいろいろいろ食べるところもありますし、その料理を作る食材店もたくさんあるので、日本の人も皆さん食材を買い求めて色々なエスニック料理楽しんでいると思います。違うものを食べてみたい、美味しいものを知ってみたい、こんな習慣があるんだ、って、習慣の違いを知ることで、こちらも面白いなと思うこともたくさんありますし。 30年やってると一番最初の教え子がもう大人になって、その子供の世話をするとか、立派な大人に成っているのを見るのもまたすごく楽しみですね。楽しく市川ですんでもらいたいな。そういった外国の人と楽しく、日本の人も子育てをして住んでもらいたいなと思っています。
行徳駅前には、イスラム教の方々が祈りをささげるための「ヒラーモスク」という教会があるという話が出ましたが、完成したのは1997年。それ以来、周辺には、イスラム教を信仰する方に向けたハラールレストランや、ハラールショップもできているそうです。このモスクも地域交流のひとつの拠点になっているんですね。子供のうちからいろいろな国の文化と触れ合えると、異文化への理解も深まるだろうし、ワールドワイドな視点が身につくかもしれませんね 。市川・行徳にそんな視点を持ってお出かけしてみてはいかがでしょうか?
2022/12/1 UP!
- 「プレッツェルのような腕をしている !?」中西悠理がご紹介しました、いすみ市にあるドイツパン専門店「Bäckerei Punkt」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100064440471358
https://www.instagram.com/punkt_isumi/

- 8月にオープンしたばかりなのに、もうすっかりいすみ市の人気店の「Bäckerei Punkt」
- ドイツパンやスイーツがシンプル&素朴な店内とがマッチしていて、一段と美味しいさが引き立ちます!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- プレッツェルは、ドイツ語でブレッツェル!
- お店の人気商品、是非チェックしてください。
2022/11/30 UP!
- 「トゥクトゥクに乗ってやってきました !?」の中西悠理がご紹介しました、
- 成田市にあるタイの仏教寺院「ワット・パクナム日本別院」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 成田の地にひときわ目立つ、金と白と赤と青のど派手な建物が、ワット・パクナム日本別院。
- タイの文化に触れ、タイを理解することが出来る、とても貴重な施設です。
- 元日は、成田山新勝寺とワット・パクナム日本別院を、両方訪れるのも一興ですね!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 成田市ということで、コロナ対策を頑張るうなりくんと一緒に♪
2022/11/29 UP!
- 「魔法の絨毯に乗ってやってきました !?」の中西悠理がご紹介しました、鴨川市にある「アラビアンアート Hotel&Gallery」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- まるで本当のアラブの国に居るような、アラビアンアート Hotel&Gallery。
- アラブの民族衣装を着て、身も心もアラブの人に成りきりましょう!!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- まるでアラジンの世界です!ランプをごしごし…
2022/11/28 UP!
- 「海外旅行の必需品は干し梅 !」の中西悠理がご紹介しました、南房総市の道の駅「ローズマリー公園」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- まるでイギリスやヨーロッパを旅しているような、道の駅・ローズマリー公園。
- シェイクスピアを感じたり、新鮮野菜を買ったり、いろいろと楽しい公園となっています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!

- 海外旅行を妄想しつつ…
- 国内で楽しめるリトル海外の魅力も是非再発見してください!