三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

毎週月~木 18:35頃~「YOU 遊 チバ」はこちら
※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

白い砂浜「Sunset Beach Park INAGE」

2023/7/13 UP!

  • 今週は「海にでかけよう!」をテーマにご紹介しています。
  • 「スニーカーの中に いつも砂が入っている!?」中西悠理 がご紹介しました、千葉市美浜区にある「Sunset Beach Park INAGE」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://sunsetbeachpark.jp/

  • 稲毛海浜公園を綺麗にリニューアルした「Sunset Beach Park INAGE」。都心からも近い身近なリゾートとして人気です!
  • 「海へ延びるウッドデッキ」で海を満喫しながら、プールやグランピング、BBQやカフェでアクティブに美味しく楽しみましょう!
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • すい〜すい〜と、どこまでも。気持ちよさそうでしょう?
レトロな桟橋と富士山の絶景「原岡海水浴場」

2023/7/12 UP!

  • 今週は「海にでかけよう!」をテーマにご紹介しています。
  • 「海遊びでは 高確率でナマコに遭遇!?」の中西悠理 がご紹介しました、南房総市富浦(ちょう)にある「原岡海水浴場」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 原岡海水浴場:2023年7月29日から8月20日まで開催予定】

https://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kaniHP/info.asp?uid=942

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  • 静かで穏やかな波と遠浅のきれいな砂浜で、小さなお子さんがいる家族にも人気の「原岡海水浴場」
  • ビーチからの景色が人気で、特にレトロな「岡本桟橋」からの富士山の画は美しく、県内外から多くの観光客が訪れます。
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 海に行ったら、実は結構がっつり泳ぐ派なのです。
ブルーフラッグ認証ビーチ「本須賀海水浴場」

2023/7/11 UP!

  • 今週は「海にでかけよう!」をテーマにご紹介しています。
  • 「けのびでびよーんと どこまでも!」の中西悠理 がご紹介しました、山武市(さんむし)にある「本須賀(もとすか)海水浴場(かいすいよくじょう)」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 本須賀(もとすか)海水浴場:2023年7月15日から8月20日まで開催予定】

https://www.city.sammu.lg.jp/page/page003553.html

  • 長さ500mのきめ細やかな砂浜が自慢の「本須賀(もとすか)海水浴場」
  • 国際的な環境認証「ブルーフラッグ」を2019年から毎年取得している、世界的にも安全で綺麗なビーチです。
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • ※ロバート秋山さんの番組『俺のメモ帳!』のTwitterから、ポーズを真似させていただきました。
話題の新施設がオープン!「前原・横渚海岸」

2023/7/10 UP!

  • 今週は「海にでかけよう!」をテーマにご紹介します。
  • 「一番好きな季節は夏! と言うと毎回「えっ!?以外!!」と言われる」中西悠理 がご紹介しました、鴨川市にある「前原(まえばら)(よこ)(すか)海岸(かいがん)」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 前原海水浴場(かいがん):2023年7月23日から8月27日まで開催予定】

https://www.city.kamogawa.lg.jp/site/kamogawa-kanko/819.html

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  • 「日本の渚百選」にも選ばれている「前原・横渚海岸」。弓なりの渚で、南国ムード満点のリゾート気分を満喫できます。
  • 遊歩道「海浜プロムナード」で海を感じたら、「Kamogawa SEASIDE BASE」でショッピングとお食事をお楽しみください。
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 毎年いいかげんになってしまうUVケアを今年こそ頑張ろうという思いを込めて描きました!
第158回 茂原七夕まつり

2023/7/7 UP!

今回は、今年4年ぶり開催の茂原七夕まつりについてご紹介していきます。茂原七夕まつりは、湘南ひらつか七夕まつり、狭山市入間川七夕まつりと並んで関東三大七夕まつりとして有名です。

コロナ禍前は例年80万人もの人たちが訪れていたそうです。茂原市の人口がおよそ8万5千人ということですから、およそ10倍近くの方が 茂原に集まるということになりますね。

4年ぶり、久しぶりの開催ということで、「こころ踊る再会の(トキ)~「やっと逢えたね・・織姫」「ずっと逢いたかったよ・・彦星」をテーマに「七夕」と久々の祭りの再会を大事にしたものにしています。茂原商工会議所の会頭で茂原七夕まつりの実行委員長でもある、秋葉(あきば)(よし)(あき)さんにお話を伺いました。どんな祭りになるのでしょう?

秋葉さん:昭和29年に茂原市の一番中心の榎町の商店街で七夕やってみようということで、まあ旦那衆が導入したんですけども、思った以上に市民に、お客様に非常に評判が良かったために、昭和30年、1955年ですけども、まあ茂原市全体のそういうの商店街も含めて、会議所も巻き込んで「茂原七夕まつり」それが第一回ということになります。で以来69回目ということになりますけども、残念ながら3年間コロナで中止しましたけども、一応今年69回ということになります。その間、最初は飾りの中心の七夕だったんですけども、だんだんだんだんいろいろなイベントですね、やるようになって。イベントと飾りがですね非常にバランスが取れた七夕だというふうに思っております。

昭和29年に商店街で始まり、その盛り上がりから町全体で盛り上がろうと、昭和30年「茂原七夕祭り」がスタート。もともとは3日間の開催でしたが、今年は7月29日土曜日と30日日曜日、2日間の開催です。300を超える出店が参加予定ということで、楽しみにいらっしゃる方も多いでしょうね。そしてなんといっても盛り上がるのは、2日間に分けて行われるメインイベント、なんです。

秋葉さん:一つは徳島の阿波踊りってことで「茂原阿波踊り」というのが土曜日ですね。土日、今年は土日開催ですけども、まあずっとですね。土曜日に茂原阿波踊りを実施しています。それから日曜日の方は「よさこい夏の陣」ということで、よさこいの踊りということがこれがまあ双璧、2大イベントということになってます。かなりの人数の方が参加していただき、見に来ていただく方もたくさん来ていただいております。阿波踊りの場合は会社の会員中心としたまあ企業連ですね。企業のチームでコンペといったような仕組みも、まあずっと続けてます。それからよさこいの方は茂原の連が1~2にあるんですけども、それ以外は概ね県内からみなさん来ていただいて、結構広い範囲の連のみなさん来ていただいて、これもコンペやるといったような形になってます。一つは徳島の阿波踊りってことで「茂原阿波踊り」というのが土曜日ですね。土日、今年は土日開催ですけども、まあずっとですね。土曜日に茂原阿波踊りを実施しています。それから日曜日の方は「よさこい夏の陣」ということで、よさこいの踊りということがこれがまあ双璧、2大イベントということになってます。かなりの人数の方が参加していただき、見に来ていただく方もたくさん来ていただいております。阿波踊りの場合は会社の会員中心としたまあ企業連ですね。企業のチームでコンペといったような仕組みも、まあずっと続けてます。それからよさこいの方は茂原の連が1~2にあるんですけども、それ以外は概ね県内からみなさん来ていただいて、結構広い範囲の連のみなさん来ていただいて、これもコンペやるといったような形になってます。

よさこい鳴子踊りの方は12チームが参加予定となっています。

関東三大七夕まつりの一つとして知られる茂原七夕まつり。30日日曜日はよさこい鳴子踊りがありますが、こちら、優秀賞がかなりすごいんです。

秋葉さん:よさこいの方は、千葉県知事賞と高知県知事賞の二つが大きな賞なんですけども、千葉県知事の方も優勝旗ありますし、高知県の方も県知事からいただいた優勝旗ということで、これはまあ全国いろんなエリアでよさこいのコンペやってるんですけど、高知県知事からいただいている優勝旗は比較的限定されたエリアだけというふうに聞いています。受賞式の時はですね。東京の高知県事務所の所長が来て渡していただいてるんで、間違いなく公認になっています。イベント広場はほぼですね。オープニングセレモニーの後から、もうすぐイベントが始まってですね。フィナーレの前までまあ2日、今年の場合は2日ですけども、ほとんどの時間が全て埋まっている状況で踊りですね、若い人のまあダンスとか、それからバンド、それからハワイアンの踊りとかいうのが、もうぎっしり時間いっぱいまで参加いただいてます。

そして、その他にもダンスやバンドによるイベントステージも盛況で、今年は、早くから出演枠申し込みがいっぱいになってしまったそうです。みなさん、この時を待ってました!という感じなんでしょうか?フェスタ21(にじゅういち)と銘打ったこのイベント、午前中から夜まで繰り広げられます。さらに七夕飾り、毎年手の込んだものがたくさん夏の風を受けてなびいていますがこの素晴らしさを競うコンテストもあるということです。ぜひじっくりとみてください。市役所、商工会議所などが中心になって運営をされている茂原七夕まつり。最後に秋葉実行委員長からメッセージをいただきました。

秋葉さん:69回目いよいよ実施できることになりました。皆さんに楽しんでいただけるような飾り、それからイベント、飲食も含めてですね。皆さんに楽しんでいただけるようなことをですね。一番重視して進めていきたいと思います。安全安心、楽しんで帰れるためにはですね。安全安心の七夕いうことが何よりも大事だと思いますので、楽しんでいただけるようにしたいと思いますので、ぜひ来場していただければなというふうに思います。会議所の青年部の実行部隊の中心でもありますので、まあその人たちはいつも熱い気持ちでやってくれてますので今年もそれは変わらず進めてくるというふうに思っています。

秋葉実行委員長ご自身も子供の頃から慣れ親しんできたという茂原七夕まつり。それだけに、久々に開催されるまつりに対してはとても熱い気持ちをお持ちです。もばら阿波踊り会場は茂原駅東口の駅前広場からサンシティ町保(まちぼ)商店街の間、YOSAKOI夏の陣は駅の反対側から出店がならぶ通りを進んで茂原商工会議所周辺道路、と、いずれも茂原駅からすぐに行かれる場所で行われます。期間中の会場付近は交通規制も入り、渋滞が予想されますので、公共交通機関を利用してのお出かけがおすすめです。

一緒に踊ったり声を出したり、家族みんなで楽しめる「茂原七夕まつり」この夏の思い出づくりに、お出かけになってみてはいかがでしょう?

茂原七夕まつり

http://www.mobara-tanabata.com/

手に汗握る・・・!「野田のつく舞」

2023/7/6 UP!

  • 今週は「千葉の夏祭り!」をテーマにご紹介しています。
  • 「昔 家の壁で 逆立ちの練習をしまくっていた!」中西悠理 がご紹介しました、野田市で行われる「野田のつく(まい)」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 野田の津久舞:2023年7月15日(土)開催予定】

https://tukumai.com/

https://www.ne.jp/asahi/noda/tukumai/index.html

  • 15mの柱の上で舞いを行う伝統芸能の「野田のつく舞」。命綱も無く観客も手に汗を握って命がけの舞を見守ります。
  • 「ジュウジロウ」という舞い手は専門職ではなく、祭礼の2ヶ月前から練習を行って、見事に大役をこなします!
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • つく舞のジュウジロウさんをイメージして逆立ち!
  • いやあ、久しぶりの逆立ちはしびれるなあ、うんうん。
幻想的な「白浜海女まつり」

2023/7/5 UP!

  • 今週は「千葉の夏祭り!」をテーマにご紹介しています。
  • 「陸ではちょっとどんくさいけど 水の中なら誰にも負けない!?」中西悠理 がご紹介しました、南房総市の「白浜海女まつり」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 白浜海女まつり:2023年7月15日(土)・16日(日)開催予定】

http://amamatsuri.com/

  • 水面に浮かぶ松明の灯火が、幻想的な夜の世界を創り出す「海女の大夜泳(だいやえい)」。「白浜海女まつり」のハイライトです。
  • 神輿(みこし)渡御(とぎょ)や総踊り」「人気声優も参加の映像投射」「フィナーレの花火」「復興支援イベントまるグル」など、お楽しみいっぱいのお祭りです!
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 当日参加もできる白浜海女まつり!あなたも南房総で夏の思い出をつくってみてはいかがですか?
成田の一大イベント「成田祇園祭」

2023/7/4 UP!

  • 今週は「千葉の夏祭り!」をテーマにご紹介しています。

  • 「お祭りでとった景品は なんやかんや何年も保管する!?」中西悠理 がご紹介しました、成田市で行われる「成田(なりた)祇園(ぎおん)(さい)」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 成田祇園祭 : 2023年7月7日(金)・8日(土)・9日(日)予定】

http://www.nrtk.jp/enjoy/shikisaisai/gion-festival.html

  • きらびやかな10台の山車と屋台が、成田山の神輿とともに町中を練り歩く「成田(なりた)祇園(ぎおん)祭」
  • 新勝寺の総門前から表参道の長い坂道を、縄で引っ張って山車、屋台を登らせていく「総引き」は、祭りが最も盛り上がる瞬間です!
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • bayfmの新しいポスターと一緒に♪
  • bayfmは、夏が本当によく似合う!と思うのです。
江戸優り「佐原の大祭・夏祭り」

2023/7/3 UP!

  • 今週は「千葉の夏祭り!」をテーマにご紹介します

  • 「いろいろあっても 軸はぶれない!」中西悠理 がご紹介しました、香取市で行われる「佐原(さわら)大祭(たいさい)夏祭り」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 佐原の大祭・夏祭 : 2023年7月14日(金)・15(土)・16(日)予定】

https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/matsuri/introduction/natsu.html

  • ユネスコ無形文化遺産・国の重要無形民俗文化財の「佐原の大祭(たいさい)夏祭り」
  • 日本三大囃子の1つでもある「佐原囃子」に合わせて練り歩く、豪華絢爛な10台の山車の曳き廻しは、圧巻の迫力です!
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 夏本番の足音が聞こえると毎年ワクワク。扇風機さん、今年も頼んだよ!
第157回 千葉でタイムスリップ 江戸の街並み「流山本町」

2023/6/30 UP!

流山市は人口増加数、7年連続県内1位!子どもも増えて注目されています。今回はそんな流山市内の、古くからの街並みが残る「流山本町」に注目してもらい、観光スポットにしていこう!と活動しているみなさんの取り組みを ご紹介します。

株式会社流山ツーリズムデザインの門脇(かどわき)伊知郎(いちろう)さんにお話を伺っています。最初に、門脇さんがこの流山本町のまちづくりに関わったきっかけを伺いました。

門脇さん:株式会社流山ツーリズムデザインは、観光の面から街作りをして行くような会社ですね。10年ちょっと前だと思うんですけど、当時旅行会社に勤務して「地域の活性化」とか、そういうことを仕事にしてました。当時の流山市の観光の担当されてる方にアドバイザーとして、ちょっと呼んでいただいて来たところが付き合いの一番始まりですね。この流山本町というエリアの活性化という課題があって、そこにアドバイザーとして入って、地元の方とか、地域の方と一緒に仕掛けを行ったっていうところが始まりです。 

門脇さんは、長年・大手の旅行会社に勤められ、その間に地方の魅力を開発していくというお仕事をいくつか手掛けてきたそうです。例えば、ご当地グルメの祭典B1グランプリ第10回で「熱血!! 勝浦タンタンメン船団」が1位を獲得していますがそのバックアップをされたりもしていて、そのお仕事ぶりから、活性化を考えるいろいろな地域から相談をもちかけられる存在でした。そして流山市役所からもお声がかかったんですね。

流山市役所には、全国でも珍しく、市内で限定された地域の観光に特化した専門部署、「流山本町・利根運河ツーリズム推進課」というのがあって、そこと、門脇さんがいらっしゃる民間の会社がタッグを組んで、いろんなことを進めているのだそうです。ではその、流山本町の魅力、歴史についてはどうなのでしょうか?

門脇さん:流山本町の売りはやはり歴史なんですけど。江戸時代の中期あたりからですね、江戸川を使った船の輸送ですね・・舟運業で栄えたエリアで、実は、明治に入って、廃藩置県というか千葉県が出来上がる頃もっとも栄えた街と言われるぐらい当時の名残も残っててですね。実は地元の小学校も150周年で、ほぼ千葉県で一番古い小学校があるようなエリアなので。その時に栄華を迎えていたところの文化だったり、いろんなことが残っているエリアなので。そこをうまく今の人たちに伝えられるようなことが強みになるのかなと思ってます。当時から残ってるかっていうような古民家が、まだ・・もう全部は残ってないんですけど、まだいくつか残ってて国の重要文化財に指定されるような建物もいくつか存在しています。基本は木造建築ですけれども、あのあとは蔵なので土蔵だったりっていうような造りが多いと思いますね。

古民家の佇まいの建物でも、人が住まわれていたり、お店や倉庫として使われたり現役のものが多いそうなんですが、このあたりは裕福な家が多く、再開発の必要性もなかったので、そのまま来てしまったのではないかと門脇さんはおっしゃっていました。実際、取材にいったスタッフも、今も高層建築が少ない街並みを歩いて地元の人たちが「そのままの流山本町の姿」を残したかった気持ちがわかるような気がしたそうです。

江戸時代以降、水運の物流拠点として栄えていた流山本町。その魅力を磨き上げて、たくさんの人たちに見てもらおうと活動する流山ツーリズムデザイン。夕方以降の時間帯がおすすめの景色があるそうです。

門脇さん:一番はその行灯言いまして、まあ昼間は 電気が付いてないあまり目立たないんですけど、夕暮れから夜になると、その行灯の灯りが灯ってですね、その行燈一つ一つにも実は切り絵が入っていまして、全く同じ行灯が実は一個もない。切り絵が全部デザインが違う。で、地元のいらっしゃる切り絵作家さんがその行灯もたってるその場所の家の方とかにいろいろ歴史を聞いて、それに合わせて切り絵を作ってるんですけど。今、多分、このエリア内で百基以上あります。それを見て回るだけでも。結構またあった、まったあったなんて言いながら歩いていただけるお客さんもいますし、あとところどころに ちゃんとサインも一応出させてもらってるので、歩いてても楽しいかなと思いますけど。

この切り絵は飯田(いいだ)信義(のぶよし)さんという市内在住の切り絵作家さんによるもので、行灯に灯がともると優しく絵柄のシルエットがはえる仕組みになっています。その数は100を超えています。駅前にはどこにどんな行灯があるのかを記した掲示板も立っています。

実は、門脇さんの会社ではこうした提案をするだけでなく、実際に築133年の国登録有形文化財の古民家を購入し、日本茶カフェ「葉茶屋 寺田園」というお店を昨年の夏にオープンし、運営していらっしゃいます。白みりん や地元の野菜を使ったメニューが評判で、人気のスポットとなっているそうですよ。人気のメニューは、葉茶屋寺田園オリジナルの「流山みりんのパイ生地シュークリーム」や「流山みりんの米粉豆乳シフォンケーキ」だそうです。みりんの甘さを生かしたスイーツで、日によっては午前中にも売り切れになってしまうこともあるそうなんです。こうしてお店の運営をすることで、同じようにこの流山本町の中で古民家や蔵を使ったお店をされている皆さんと同じ目線になることが大切で、「提案だけでなく、自分たちもやる」ことで、地域のみなさんとの連携が深まっていくと感じられているそうです。この5月には、初めての大型連休、どうだったんでしょうか。

https://www.instagram.com/hachaya_teradaen/

↑葉茶屋 寺田園のインスタグラムへのリンクです。

門脇さん:初めて迎えたゴールデンウィークだったんですけど、ここ数年のコロナ禍がまあ開けたというか少し緩くなってからの初のゴールデンウィークだったので、人も流れてましたし、地方からも、逆にその流山の親戚に会いに来たついでになんて言う方もいらしていただいて、オープン一番の盛況がゴールデンウィークにあって。あの周りのエリアほかのお店も皆だいぶ盛況だったっていう風に聞いています。個店というか、お店が単体でプロモーション、、SNSを中心に、独自でお客様を呼んでいたんですけど、今回に限ってはそのゴールデンウィーク全ての店に、お客様が来てた。っていうぐらいになると、そのエリアでどうやってお客さんを呼べるか・・・「その何なにってお店に行こう」ではなくて「流山本町に行ってみよう」っていうお客様をどれだけ増やせるかが、これからこのマーケットの安定と、あと新しい事業者さんの参入だったりとかっていうのを迎えられることにつながるかなと思ってます。

古民家の活用や白みりん発祥の地、など、流山本町の地域の価値の創造をこれからも門脇さんたちはもちろん、地域一体となって続けていかれるそうです。流山本町は流鉄流山線の終点、流山駅から歩いて5分ぐらいのところにあります。ぜひこの夏、タイムスリップ気分を味わいに流山本町にお出かけしてみませんか。

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