三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

ミンナノチカラ~CHIBA~と連動したコーナー「YOU 遊 チバ」は2026年3月31日をもって終了いたしました。
過去の投稿をご覧になる際は、 CATEGORYより「YOU 遊 チバ」を選択してお楽しみください。

Every Fri. 18:45~18:59

聖地巡礼 孤独のグルメに登場 源氏食堂

2024/7/12 UP!

「孤独のグルメ」というテレビ番組ご存知ですか?

主人公の五郎さん、実は千葉県にも訪れているんです。その中の一つ、いすみ市の「源氏食堂」は、番組放送後、多くの聖地巡礼の方が訪れた名店です。一度閉店されたんですが、昨年の秋復活したという噂をきき、早速スタッフがお邪魔してきました。

孤独のグルメ・シーズン(ふぁいぶ)の第9話の舞台はいすみ市・大原駅のすぐ近く。空腹の五郎さんは「大衆食堂」という暖簾に惹かれ「源氏食堂」を訪れます。気になる、「ブタ肉塩焼ライスの(じょう)とイカとメンチのミックスフライ」を頼み、そこで、もはやステーキと言ってもいいその厚さと旨さに感動する、、、という流れで話が進みます。

2015年11月27日の放送後、しばらく、このメニューを自分も食べてみたいと、県内、東京だけでなく、番組のファンが全国から来ていたそうです。ところが、残念なことに、2019年、店主が急にお亡くなりになり、お店も閉店となりました。惜しむ声が多かった中、4年後の昨年の9月にこの店が復活したんです。気になるのは味ですよね?五郎さんが食べたあのメニューは復活したんでしょうか今回は調理担当の佐藤美明(さとうよしあき)さんにお話を伺いました。

左が佐藤さん

佐藤さん:源氏食堂調理担当の佐藤美明です。銀座の老舗のトンカツ店で30年修業してました。店を辞めたいと言ったら、店もじゃあもう閉めるってことになって、こっちの実家の方にいすみ市の方に戻ってきたんです。まあ3年間家業の手伝いながら、その中で声がかかってきたんです。ちょっとこの源氏食堂をとんかつ復活させたいからやってくれないかと。考えたんだけども、じゃあやりましょうと。テレビとか新聞に載ってて人が来てたというのは知ってました。前のオーナーさんの奥さんが店に来て、この「塩豚定食」はやり方を教えてもらってそれで再現みたいな感じになってます。

じゃあ、そもそもこの復活を仕掛けたのは誰だったのでしょうか?

大原までたくさんのファンの方がきていたのに、そのお店が閉じてしまって、がっかりさせるのは申し訳ない、と、なんとか「源氏食堂」を復活できないかと準備を進めていた地元の不動産屋さんがいたんです。とはいえ、以前のお店の味を継いでいる人はいない。もともとここはお肉屋さんで、その横で食事処として源氏食堂があったんです。お肉の仕入れも調理も一体でやっていて、「豚肉」を使ったメニューが人気だったので、まずはトンカツから復活させよう、と、東京で30年トンカツを揚げていた佐藤さんに白羽の矢が立ったんです。

ところで、佐藤さんは、最初のお話の通り、お店の存在は知っていたけれども孤独のグルメに登場した「ブタ肉塩焼定食」はもちろん、源氏食堂のメニューを食べたことはありません。そこで、当時の味を知る方々に話をきいたり、作り方を教えてもらったりしたそうです。準備が整いオープンしたのが昨年の9月12日。復活のニュースは徐々に広まり、いろいろなお客さまがきているようです。

佐藤さん:ツーリングの人たちは、食べるものがみんな一緒、なんで、前もって用意できるから、そこらへんも楽です夕方、学生がけっこう通るんでもう帰りにメンチだのコロッケだのいろいろ買ってはいみんなでガヤガヤ食べながら帰ってます。平日はこの界隈で働いてる人たちかなっていう現場の方とかも多いんで平日はそっちに偏りますね。昼間はいいんですけど夜がちょっと弱いんで、夜に力入れてみようかなと思ってます。結構ほら、ちょいのみでもいいんで、来てもらえるようなつまみ系増やして、それでやってみようかなと思ってます。

ツーリングのお客さんは「孤独のグルメのあのメニュー」を目指してくる方が多く、地元の高校生にはテイクアイトの揚げ物が小腹が空いたときのおやつ代わりに人気なんだそうです。 

人気ドラマ「孤独のグルメ」に登場し、全国からお客さんが訪れるほど人気となっていたいすみ市の「源氏食堂」。一度やむなく閉店したお店を復活させ、人気メニューの味を引き継いだ佐藤さんですが、とんかつ店で30年務めた経験を活かし、新たな看板メニューとして自慢の「とんかつ」を提供しています。味についてはご自身のこんなこだわりもあるそうです。  

 

佐藤さん:それは、肉の仕込み方。特殊工具を使って肉をぺったぺたにわらじカツ状態に伸ばして繊維分解して、その繊維をまた組み立てて柔らかくするっていう技術ですね。あとはもう油にもちょっとこだわってるんで。とんかつまあ、ひと切れでいいんで、塩を衣の上から少しかけて召し上がるとパン粉の味、肉の味、油の味もすべてわかるんで、是非一切れだけでもいいんで塩をかけて召し上がってください。ドイツ由来の岩塩を使用しています。

トンカツは、まずはお塩で。そうするとパン粉のサクサク感、お肉の甘みなどを感じられるそうです。そのままソースかけないで最後まで食べてしまわれる方も多いそうです。オリジナルのソースは、サラサラの野菜ソースと、ドロッとした濃口ソースの2種ご用意。ブタ肉塩焼もトンカツも、とにかく肉が分厚いのにやわらかくてびっくりするお客さんが多いそうです。今はお肉屋さんは無くなりましたが、メンチやコロッケなどのテイクアウトはOKです。最後に佐藤さんが皆さんへお願いがあるそうです。。。

    

佐藤さん:源氏食堂復活したんですがどうしても夜が弱いんで、ちょいのみでもいいんで、来てもらえたら助かりますで、後は電車でお越しのお客様はほんと時間に余裕を持ってご来店をお願いします。料理提供時間がかかる場合がございますが、まあ一人前ずつ手を抜かずやってるんでぜひお店の方にお越しください。

外房線の下りで大原にやってきて、30分後の上り列車で帰るようなプランを立てて来られる方がいらっしゃるんですが、トンカツなどは、丁寧に時間をかけて揚げているので、そのタイムスケジュールだとやはり難しい。ぜひ、大原の滞在時間、多めにとってほしいとのことでした。

地元愛が復活させ、佐藤さんが腕を振るっている「源氏食堂」は、大原駅から徒歩3分ほど、サーモンピンクの壁の色の建物です。

https://www.genjishokudo.com

孤独のグルメ 源氏食堂の回(テレビ東京ページ)

佐倉歴史さんぽ 城下町 佐倉の歴史を伝える旧堀田邸と武家屋敷

2024/7/5 UP!

                                                

おととい7月3日に新しい紙幣が発行されましたね。この新紙幣の肖像画になったのは、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎。実は5千円札に肖像画が描かれた津田梅子ゆかりの地が、佐倉市なんです。

江戸城の東の防衛拠点であった佐倉藩は城下町として栄え、開明的藩主として知られる堀田正睦(まさよし)をはじめ、日本の発展に名を残す人物を輩出した歴史ある町。津田梅子のお父さんで農学者の津田仙(つだせん)も佐倉藩の出身なんです。今回はそんな佐倉市で今も見ることができる歴史的建造物をご紹介します。

江戸時代、西の小田原城、北の川越城とともに江戸防衛の東の要衝として栄えた佐倉藩。今も当時の藩士の邸宅などゆかりの建物が市内に残されており、見学することもできます。そんな歴史的建造物を案内し、歴史を伝える活動をしているのがボランティアのみなさん。今回は「文化財ボランティアガイド佐倉」の久保田里美(くぼたさとみ)さんに、まずはどんな場所をガイドしているのかおききしました。

久保田さん:私たちは「武家屋敷」「旧堀田邸」「佐倉順天堂記念館」でガイドを行っています。佐倉市は江戸時代、佐倉藩11万石として栄えてきました。現在、その時代の武家屋敷や、当時使っていた建物のほとんどは壊されてしまって今はないんですけれども、その残った一部を順天堂の記念館として皆様に公開していますまた、明治時代になって建てられた旧堀田邸も公開しています。武家屋敷は同じ鏑木小路(かぶらぎこうじ)にあった建物を一か所にまとめまして復元公開しています。

佐倉藩士が暮していた「武家屋敷」、最後の佐倉藩主である堀田正倫(ほったまさとも)の邸宅である「旧堀田邸」、そして現在の順天堂大学のルーツで、江戸時代に開かれたオランダ医学の診療所と塾であった「佐倉順天堂記念館」。こちらの3か所には、土曜、日曜、祝日、ガイドが常駐し、入り口で申し込むと、ガイドの方が説明しながら一緒に回ってくださるんです。時間は朝10時から。事前申し込みすれば、団体の方への案内も対応しています。そのボランティアガイドは、こんな風にはじまりました。

久保田さん:旧堀田邸は明治23年、堀田正倫公によって建てられた邸宅です。戦後売却され、取り壊しの危機に面したこともありました。市民の間にこの貴重な建物を残していこうという運動が起こりました。その後、この建物は市に寄贈され、平成11年に保存整備が終わった後に皆さんに一般公開をすることになりました。その際に市でガイドを募集しました。それはたった一回きりのガイドだったんですけれども、皆さんに大変好評を得ました。一回限りのガイド活動ではもったいないということで、翌年にボランティアでガイドをするという会を発足しました。その時はわずか10数名で始めたボランティアガイドの団体です。それから25年ほどたちまして、いまでは52人の仲間たちとボランティアガイドを行っています。

一般公開されるにあたって、募集されたガイドですが「これからもきっとたくさんの方が見にきてくれる、その人たちにも今後説明していきたい」ということでボランティア団体が設立されたんですね。所属するのは熱い想いとガイドとしての知識が豊富な皆さん。「武家屋敷」と「旧堀田邸」の見所を教えていただきました。

   

久保田さん:武家屋敷では3棟の武家屋敷を公開しています。なぜ3棟かと言いますと、それぞれ身分の違うお屋敷を公開しています。この3軒はどれも借家、、今で言う官舎になっています。ですから、皆さんに説明するときに。こちらが部長、課長、係長の家にそれぞれなっていますなどと説明しています。それは佐倉藩に厳しい決まりがあったからです。

武家屋敷に比べまして、堀田邸の方は旧大名家のお屋敷になります。明治時代に建てられたものですが、材料などはとても贅沢なものを使っています。建築関係の方がいらっしゃいますと、この一軒の中でこれほどの材料を見られるのはとても珍しいことだというお声をいただいています。じっと動かなくなってしまう方もいらっしゃいます。いろいろな工法などもご存じで、逆に私たちも教えてもらうことがあります。

官舎って、今で言う公務員住宅のようなものです。佐倉藩の藩士たちもそれぞれの石高(こくだか)、いわゆるお給料の差で、住むことができる家が違うのが、みるだけでわかるんです。3棟の武家屋敷はそれぞれ旧河原家(かわらけ)・旧但馬家(たじまけ)・旧武居家(たけいけ)住宅といって、最も古い旧河原家住宅は県指定文化財になっています。垣間見ることができる当時の武士の生活は、階級により違いがはっきりわかるようで、久保田さんの話によりますと、まず、玄関あたりにある畳の数からして違うんだそうです。壁も土壁や塗り壁など、はっきり違いがあって、3つ比べてみると切なく感じる方も多いようですよ。

そして、旧堀田邸の方はお屋敷というのだからかなり豪華なんです。建築関連の方もたくさん見に来るようなんです。こちらは国指定の重要文化財で、ドラマなどの撮影にも使われています。堀田正倫は廃藩置県ののち華族となり一度東京に移住し天皇に仕えましたが、佐倉に戻ってからこの邸宅を建てたそうです。建物の方ですが、お話にもあった通り、畳のヘリの材質が絹でできていたり、天井の板の大きさや数、見る角度によって見え方が違う襖など床の間の前の大きな畳ガイドさんのお話がなければ、気づかないこともたくさんあるそうです。そして大広間から見える通称「さくら庭園」と呼ばれる庭も国指定の名勝。桜の季節には花を楽しむ方で賑わうそうです。最後に文化財ボランティアガイド佐倉の久保田さんからメッセージをいただきました。

    

窪田さん:佐倉でゆっくり時間を過ごして歴史を感じていただければ嬉しいです。私たちは「武家屋敷」「旧堀田邸」「佐倉順天堂記念館」をご案内しています。他にも佐倉には「城址公園の周り」をご案内するガイドさんたちがいたり、一緒に街を歩いてガイドする団体の方たちもいらっしゃいます。皆さんの旅の目的に合わせたガイドを選んでいただいて、この佐倉を満喫してください。

佐倉にある国立歴史民俗博物館は、古代から現代までを網羅した博物館で大変多くの歴史ファンの方が来ることでも有名です。武家屋敷と旧堀田邸では年に数回、特別公開も実施されていて、普段は入れないところを見られたり、佐倉藩士の甲冑を着るイベントなどもあるそうです。城下町・佐倉の散策、私もボランティアガイドをお願いして、あらたな魅力と出会いたいと思います。

それぞれの建物の情報などについては佐倉市のホームぺージをご覧ください。

https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/bunkaka/bunkazai/sisetsu/

手賀沼に出かけよう ”心を耕す休日を”「奥手賀ツーリズム」

2024/6/28 UP!

今回は手賀沼周辺エリアで盛りあがりを見せるグリーンツーリズムの取組にスポットを当てたいと思います。

手賀沼は都心から一番近い自然の湖沼。江戸時代には鰻の産地として商人に親しまれ、大正から昭和初期にかけては、白樺派をはじめ多くの文化人に別荘地として愛されました。今回はそんな手賀沼の魅力を自然体験プログラムを通して存分に満喫できる「奥手賀ツーリズム」についてご紹介します。

都心からおよそ1時間。水辺と緑に囲まれた手賀沼周辺エリアの豊かな自然環境を楽しみながら体感するグリーンツーリズムを提供しているのが奥手賀ツーリズム」です。まずは「奥手賀ツーリズム」の発起人である油原祐貴(ゆはらゆうき)さんに、どんな体験ができるのかその概要をお話いただきました。

油原さん:天然の湖沼、手賀沼の東側半分奥側を、僕たち「奥手賀」と名付けています。この場所は住宅地からも程よい距離があって、まあ農業が盛んであったりとか、大きな空があって自然を非常に感じることができる、ゆったりとした場所になっています。この場所でまあ、グリーンツーリズム・・エコツーリズムをやっているのが私たちです。大きく4つあります。一つは「農業」ですね。収穫体験であったりとか、まあ、最近は援農ボランティアなども含む農作業体験。それから手賀沼の水辺を楽しむ「釣り体験」や「サップ」「カヤック体験」こういったアクティビティ「水辺のアクティビティ」。そしてこの手賀沼周辺の竹林や森林、そういったところを整備する鳥野鳥観察をするといったような「環境活動プログラム」。周辺の集落での「歴史文化などを楽しむ」ようなツアー。そういったことができるエリアです。

都心に近い自然の中でずいぶんいろいろな楽しみ方ができるんですね。

油原さんは、もともと、町おこしイベントなど、自治体や商店街と一緒に地域を盛り上げる事業をされていて、地元の農家さんたちと連携して「農業体験」のプログラムをやっていました。それがさまざまな方向に広がって、今の形になるんですが、一体どのように充実していったのでしょうか?

油原さん:もともとそういう釣りをやってる人、サップやってるとかカヌーをやってる人っていうのがいたことすら知らなかったんですけど、手賀沼でそういう農家さんとまあ六次化のいろんな取り組みをして行く中で、周りにそういう人たち景色として存在してるんですね。なんか手賀沼に人がいるみたいな、で、何やってるんですかっていう話を聞くと、こういうことやってるよと。ただ、その人たちはどちらかというと自分たちの楽しみとしてやってる人たちが多かったので、これって体験できないんですか?みたいなことを、聞いて、ああできるよ。毎月第四何曜日やってるよ。体験がやれるんですねみたいな。そういうところから少しずつ実際にやらせてもらって、これをいついつこういうイベントでちょっとやらしてくださいよって言ったらいいよみたいな。そんなふうに、こう皆さんとの広がりっていうのができてきましたね。だから農業以外でもこんなことできるんだなあっていうのは、だんだんだんだん分かってきたっていう感じです。ノリがいいというか、結構自分が好きなことを あ、何やりたいのってじゃあ教えてあげようかみたいなかんじですよね。

「手賀沼フィッシングセンター」を拠点にして 「農業体験プログラム」の活動をする うちに、柏市、地元の方々との交流も生まれ、今の形に広がっていったそうです。やがて手賀沼を周遊するサイクリングも始まり、周辺エリアの魅力的なコンテンツがどんどん増えていきました。

当初 農業体験やレジャーは、週末にお客さんが集中する傾向がありました。でも、収穫体験など週末にタイミングがあうとは限りません。そこで、新たなプログラムが生まれました。

油原さん:教育学習、学校の授業の一環として、自然の中での体験をするっていうようなことをプログラム化して取り込めないかっていうことをまあ考えるようになりまして。受け入れ先っていうのはさっきあのお話があったような農家さんであったりとかカヌー体験をやってらっしゃる方とか、そういう方を先生に、子供達を迎え入れて、半日の学習プログラムとして自然体験やる。これ「手賀沼スクールヤード」という名前で三年前から始めたプログラムなんですけど、今そうですね年間で30校ぐらい、子供たち学校受け入れさせていただいて、平日、そういったさまざまな体験をしてもらってます。心を解放してというか、自然の中で活動する子供達って、すごくやっぱり笑顔が自然と出てくるなと思いますし、やった後にすごくこう。表情が全く変わってるって言うんですかね?

油原さんも、参加している子供達が無邪気に収穫体験などをしている表情を見てパワーをもらうことができて、自然体験が持つ力を実感しているそうです。農業体験は6月、7月ですと、ブルーベリー狩り、じゃがいも掘り、枝豆収穫、とうもろこし収穫など。水辺では、ニジマスを釣ったり魚を捌いたり、夏場にはニジマスの掴み取りをしたりするそうです。ほかにも竹林や近くの森林の手入れ、
生き物の観察であったり、歴史的建造物の修復体験。「千年村」と呼ばれる鷲野谷(わしのや)地区で江戸時代に建てられた建物を見学しながら歴史を学ぶプログラムなどもあります。 それぞれの体験は1回が2、3時間程度で、小学校低学年から中学生まで学べるコースがあるということです。

子供だけじゃなくて大人が体験できるプログラムもあるんです。そんほか、家族で参加できるものや、個人で参加できるものなどいろいろあります。11月までは農業体験や水辺でカヤック・SUP。11月からはバードウォッチングなどの体験もできます。

最後に油原さんがこの活動に寄せる想いを教えてくれました。  

油原さん:まあどれをとっても、皆さんが来れば来るほど町がよくなっていく地域が元気になって行くとかっていうような、その参加して良くなっていくみたいな流れを作りたくて。で、それが続いて行った先になんか、近未来手賀沼の近未来価値みたいなものが「手賀沼ってなんか関わった結果嬉しい」みたいなそういう手賀沼になってったらいいなと思ってるんですけどね。

一度奥手賀ツーリズムを体感した人がその魅力をまた別の誰かに伝えて、そして再び訪れてくれる。そうして地域にかかわる人が増えて、農作物が収穫しきれないまま廃棄されるようなことも減ってくる。そんな相乗効果も生まれ始めてきているそうです。この夏、進化し続ける奥手賀の魅力を体験、体感してみてはいかがでしょうか?

https://www.okutega-tourism.jp

世界を目指す若きアスリート“ゴルフの街いちはら”の新星「根本将誠さん」

2024/6/21 UP!

今回は、日本一ゴルフ場が多い市としても知られる市原市で日々練習に励んでいる小学生ゴルファーの根本将誠(ねもとしょうま)さんと、若きアスリートを支える「ミンナノチカラ」をご紹介していきます。

ゴルフ場が市内に33か所あり、その数全国の市町村で№1の「ゴルフの街」・市原市。ゴルフの聖地を目指し、さまざまな取り組みが行われていて、ジュニアゴルファーの育成にも力を入れています。現在、市原市ジュニアゴルフ協会の「強化指定選手」に認定されている11名の若きゴルファーが、その支援を受けて頑張っていますが、そのうちの一人、根本将誠(ねもとしょうま)さんは現在小学4年生。本格的にゴルフを始めて僅か半年でかつて宮里藍選手や池田勇太選手も出場したIMGA世界ジュニアゴルフ選手権の日本代表に選ばれた期待の新星なんです。そんな将誠さんに、練習場で、まずはゴルフを始めたきっかけを伺いました。

根本将誠さん:ゴルフやってる根本将誠です。9歳です。ゴルフは7歳から始めました。ゴルフを始めようと思ったのは、お兄ちゃんがやってたからです。家にテレビの横にお兄ちゃんのトロフィーがたくさんあったから自分も欲しいなあと思ったから始めて三か月で、新潟の大会で準優勝をして初めてトロフィーをもらいました。悔しかったので。毎日練習してジュニアの大会で1位を取りました。

お兄さんの悠誠(ゆうま)さんも同じく指定選手で、現在、アメリカの名門スポーツアカデミーに留学中。兄弟で世界一を目指しているんです。将誠さんは昨年、2023 PGM世界ジュニアゴルフ選手権 日本代表選抜大会 東日本決勝7-8歳男子の部で激戦を制して日本代表として活躍しました。お兄さんの悠誠さんのアメリカ留学をきっかけに、将誠さんはさらにゴルフに打ち込むようになったそうです。今はどんな風に練習しているんでしょうか?

根本将誠さん:今は一年間で250回ぐらいラウンドしてます。僕が一番練習してるところはbrick and woodクラブです。フェアウェイもクネクネしてて、グリーンも難しい。学校終わってbrick and woodクラブに来ています。土曜だったら市原市内のいろんなゴルフ場に行きます。だいたい一人で回りますけど、友達と回る時もあります。来年、また日本代表になって世界一を目指したいです。

市原市には33のゴルフ場があり、上級者からビギナーまで自分のレベルにあったコースが選べるようになっています。お話にあったbrick and woodクラブは腕を磨くにはぴったりと言われる戦略性に富んだコース。すぐ隣に住宅や別荘が建つエリアがある外国風のつくりで、根元さんのお家からも通いやすいそうです。ちなみにお兄さんの悠誠(ゆうま)さんがゴルフに一点集中して才能が開花したそうですが弟の将誠さんはバスケットなど他のスポーツにも取り組みながら、ゴルフの腕も磨いています。学校の友達にも「強化指定選手」の仲間がいるそうで、そんな友達と一緒に回るのはまた楽しいそうです。

続いては、昨年夏、兄弟で日本代表を果たした「根本兄弟」のお父様根本(たかし)さんに2人がゴルフを始めたきっかけについてお聞きしました。

根本大さん:きっかけは近くの体験レッスンにたまたま行くことがあって、それがきっかけですね。ほかのスポーツの体験も一通り行かせて、最後にゴルフを行って、そこはやらないだろうなと思って行ったけど、まあ本人が選んだ感じですね。最初はちょっとまぐれかなと思って、そんなに期待はしてなかったんですね。勝ちを重ねていくうちに、ちょっと才能があるんじゃないかと少し思いましたね。前に住んでたところがあんまりゴルフの環境が良くなかったので、より良い市原市に、ゴルフが環境が良いので、引っ越してきました。そうですね。日本一ゴルフ場が多い市なのでゴルフの環境がとても良いので。そういう環境でもっとやらせたいなと思って引っ越して来ましたね。

お父さんはゴルフ関係のお仕事をされていたということもなく、あまりゴルフに縁がなかったそうで、ゴルフのレベルも「そこそこ」なんだそうです。お兄さんの悠誠さんは5歳でゴルフを始めた次の年IMGA世界ジュニア選手権6歳以下男子の部の優勝を皮切りに8年連続の日本代表。世界一を既に5度獲得しています。そのお兄さんを見て頑張る将誠さんの今後も楽しみです。

ところで、ゴルフはお金がかかりそうなイメージがありますよね。しかも根本さんのように兄弟で大活躍となれば、大変です。でも市原市ジュニアゴルフ協会の強化指定選手である悠誠さんと将誠さんは、市のサポートも受けながら頑張り続けています。それに対して、お父様はどう思っているんでしょうか。

根本大さん:ゴルフ場の隣に引っ越してきたので、学校終って放課後毎日ラウンドできるようになりました。市内に住む強化選手に対して市内のゴルフ場を格安で、かなりありがたいですね。基本は午後からのハーフラウンドが多いですけどね。十年後は弟もできればアメリカに留学してもらって兄弟でアメリカで戦えるような選手目指して欲しいですね。ガチンコですね。夢ですけどね。とにかくまあ市原市にはゴルフのサポートかなりお世話になってるので、まあ、今後子供たちも大きくなって、まあいつか市原市に。恩返しできるような選手になってほしいですね。市原市内でもほかの選手もどんどん有名な選手が出ていただいて、もっと市原市が有名になれるようになっていけたらいいと思ってます。

学校終わりにほぼ毎日のようにラウンドに通う将誠さん。全然辛くはないそうです。これからの根本兄弟の活躍に注目したいですね!

市原市のジュニアゴルファーの育成について詳しく知りたい方、

https://www.jgai.or.jp/training

こちらをご覧ください。

初夏の花めぐりその2 風情豊かな花の名所「水郷佐原あやめパーク」

2024/6/14 UP!

今回ご紹介するのは香取市の水郷佐原あやめパークです。

歴史的な街並みで 有名な佐原の町より少し北にある、与田浦を臨む水辺空間で、島や樹木、橋などが昔懐かしい水郷の風情をつくりだしています。あやめパークという名前ですが、季節ごとに色んなお花を楽しむことができ、今まさにアヤメ科の「花菖蒲」が見頃を迎えています。それでは、水郷佐原あやめパークの園長・篠塚量正(しのづかかずまさ)さんに水郷佐原あやめパークについて伺います。

篠塚さん:あやめパークは駐車場含めて全体としておよそ9ヘクタールございます。その中に花菖蒲を植栽しておりますけれども、花菖蒲は400種類、そして約150万本の花が咲きます。うちの園はですね、植栽方法としては、品種ごとに名札をつけて管理をしております。皆様に提供しています花もですね。すべて名札をつけて見ていただけるようにご案内しております。我々も台帳の中でどこに何があるかということをわかった上で管理しております。

あやめ、菖蒲、かきつばた、といろいろありますが、見分け方は以下の通りです

見分けポイントその1:花弁=花びらの根元部分!アヤメ⇒網目模様、カキツバタ⇒白い筋、花菖蒲⇒黄色い筋が入っている。

その2:生えている場所です。アヤメ⇒乾燥したところが好き、カキツバタ⇒水の中、花菖蒲⇒中間で、湿り気のある土地で育つ。そして花が咲く時期も少し違うそうですよ。

篠塚さん:あやめパークとして、あやめ科の植物を扱ってますけども、まずあのゴールデンウィークにはアヤメ科のアヤメが咲きます。それが終わりますと水辺でですね、かきつばたが花を咲きます、それが終わりまして、5月の下旬からですね、メインとなります花菖蒲が咲きます。うちの園は5月の下旬からですね6月の中旬下旬くらいまでですね「あやめまつり」を開催しておりまして、その約一ヶ月間は花菖蒲をお楽しみいただけます。いわゆるあの水辺をですね水郷の水辺を楽しんでいただこうということで水辺を生かした体験できるようなイベントも行っております。園の中でですね、サッパ舟を浮かべまして、船頭によって池の中を周遊していただく。そして花をご覧いただけるという体験も行っています。

園内には水路が張り巡らされていまして、お話にありました通り、船頭さんがさっぱ舟と呼ばれる小舟を操りながら、水上から間近に見られる花を案内してくれます。

この期間中に、大変注目を集めているイベントがあります。一体それはどんなイベントなのでしょうか?

篠塚さん:あやめまつり期間中に3組の方に嫁入り舟を行っていただいております。この方々すべてですね結婚式をここで挙げていただいております。昭和40年代まで続いてたその水郷の嫁入り舟をですね再現する形でですね、同じような形で嫁入り船で結婚式を挙げていただいております。結婚式はですね、私どもの地元にあります香取神宮の神官さん、そして巫女さんがちゃんとおいでいただいて、香取神宮と同様な形で結婚式を挙げていただいております。園のですね中心にあります島でですね、結婚式行いますので。周りからですね、皆さんの祝福を受けてですね、舟に乗って島で結婚式を挙げていただいています。

結婚式を行う場所は「(ゆい)(しま)」といいます。式が終わると、お披露目のためにさっぱ舟に乗って園内の水路を回ります。この企画、大変人気で、籍は入れたけど結婚式はここで!ということでお待ちになっている方もいるぐらいなんです。今年は6月16日にも行われる予定です。そんなハッピーなイベントが終了し、花菖蒲の見頃がおわると、池や水路にはハスの花が咲いてきます。その一方で、職員の皆さんは、来年のために作業を始めるんです。

篠塚さん:あやめまつり終わったあとですね、7月8月の非常に暑い中ですね 株の植え替え作業を外で行っております。全ての株を堀りあげまして、選別したうえでまた植え替えるという形で、また来年花が咲くように頑張ってます。できてもう50年ぐらいですね、なってまして、地元にですね花の育種をされる方もいらっしゃいます。まあそのかたがですねたくさんの種類を作られまして、こちらの方に花を寄贈していただいております。特にですね。珍しい花では、花菖蒲はいわゆる青ですとか紫、白が多いんですけれども、ピンクの濃い花アカバナですね。ここしか見られない赤い濃い「美人桜」という品種がございます。これはあのここでできたものでここしか見られない非常に赤い綺麗な花ですので、ぜひともご覧頂ければと思います。

植えっぱなしではなく、きっちりお手入れされているからこそ、毎年私たちが美しい景色を楽しめるんですね。今ご紹介のあった「美人桜」という珍しいピンクの花は、水郷佐原あやめパークでのみ見ることができます。

同じ品種の花の写真を撮るために、毎年いらっしゃるお客さんもいるそうです。水郷佐原あやめパークの「あやめ祭り」、開催は6月23日まで。ぜひ皆さんもお出かけになって、お気に入りの花菖蒲を見つけてください。

https://ayamepark.jp

初夏の味覚 “今”がまさに旬!「富里スイカ」

2024/6/7 UP!

この時期、夏を先取りするように「スイカ」を見るようになりました!

千葉県でスイカ、と言えば「富里スイカ」!千葉県内では随一の生産量で、PRイベントなども盛んにおこなわれています。今回は、今まさに旬を迎えている「富里スイカ」の農家さんをご紹介したいと思います。

「富里スイカ」は、富里市の北総台地の水はけのよい土壌と、昼夜の寒暖差の大きさにより、甘く育つのが特徴です。市内でスイカ栽培を行っている農家さんはおよそ165軒。最盛期の6月には市をあげて「すいかまつり」のイベントが行われるなどまさに「すいかのまち・富里」。そんな富里市で明治44年から続く「尾崎農園」の代表、尾崎隆(おざきたかし)さんに、お話を伺いました。

尾崎さん:当初は成田空港で勤めていましたので、まあスイカ農業に携わってからは13年ほど経ちます。スイカというのは、やっぱりあの種植えて収穫するだけであれば問題はないんですけど、スイカっていうのはそのスイカの玉を出荷するまでにいろいろな行程があってそれぞれが難しくて大変で。私は1年目に、スイカを自分で作るんだと言ってちょっと畑を借りて作ったんですけど、まあ収果率0%で全滅しました。心折れました。もうなんでそうなのって理由がわからなくて。まあ、それから試行錯誤が始まったんですけどね。

初めての年は1個もスイカが実らなかった。それはショックだったでしょうね・実は尾崎さん、尾崎農園に婿入りされたんです。奥様のお母様の節子さんは、平成25年に富里市で開催された品評会である「富里すいか共進会」で最高位の「千葉県知事賞」を受賞された方。一方尾崎さんは、農業未経験で、実際自分が農家になってみて、簡単そうに見えていたすいかづくりがいかに大変かということを実感したそうです。

スイカは別名「うんたま(運玉)」とも呼ばれ「  いい土、いい天候、いい手入」などの 条件が上手く揃う「運」も大切なんだそうですが、富里市のスイカ農家の多くは、できるだけ美味しいスイカをつくるために、作る前に土の検査をして、栄養状態など色々把握した上で作られています。そして生産者全体で交配カレンダーによる徹底した栽培管理を行う事で安定して質の高いスイカを出荷できるんだそうです。

富里スイカは、5月ごろ収穫する「ハウス栽培」から収穫が6月頃の「大型・中型トンネル栽培」、そして7月以降収穫の「大型トンネル栽培」の主な3つの作型にわかれているんですが、品質をあげるために、こんな作業も行われているんです。

尾崎さん:スイカはスイカの種だけで単独でとることも出来ます。スイカもやっぱり生き物なので病気にもなりやすいですし。そこでスイカを接ぎ木してあげる、ユウガオというものがあるんですが、それと接ぎ木をしてあげることによって病気の面だとか、おいしさの面だとか、そういったところが変わってくるので、接ぎ木作業というのは大事な作業になりますね。数えたことないですけど、どれぐらいやるのかな?もうあの朝起きてから夜 日が沈むまでずっと機械のようにやってますね、接ぎ木作業。ユウガオが直径5mmから7mmぐらいですか。スイカはもっと細いですから、どれぐらいですかね。根っこから水分をとるのは夕顔、葉っぱの光合成を受けるのはスイカの葉っぱっていう感じですね。

ユウガオはスイカと同じウリ科の植物で、相性がいいので昔からこの農法が取り入れられているそうです。一本一本接ぎ木をして、しっかりとつながったところで、畑に植え替えます。ユウガオの水を吸い上げる力や病気に対する抵抗力をつけるんですね。

ここで尾崎さんには美味しいスイカの選び方のコツを教えていただきました。

尾崎さん:まず、スイカの頭の上に弦があるんですが、弦のところがぴょこんと凹んでるもの。スイカの表面が緑と深緑の部分があるんですが、そこがゴツゴツしてるもの。スイカのおしりに丸い模様があるんですが、それがきゅっと締まっているもの。その3点を見逃さなければ美味しいスイカに辿り着くと思います。産直とかスーパーとかでスイカを叩いてると怒られちゃうと思うので、そこは皆さんにどうのこうのはないんですが、もし叩けることができるんであれば、叩いた時に手の響きがあります。軽く透き通った響き、そして音も軽いもの。どんよりしたものとかではなく、低い音ではなく、軽い音がするもの。そういったものを選ぶと間違いないと思います。

スタジオでも美味しいスイカ、送っていただきました。美味しくいただきましたよ。

そしてもう一つ美味しいスイカを手に入れるためのアドバイスをいただきました。

尾崎さん:どうせスイカを食べるんだったら、新鮮な物。で一番いいのは、やっぱり農家さんの所に行って、一番おいしいのちょうだいって言われれば、それに間違えるものはないと思うので、そしていただけると本当に美味しい間違いなく美味しいスイカにたどり着けると思いますね。九州の方とか関西の方とか、いろんな車のナンバーで遠くから来てるんだなっていうお客さん、そういう人たちは知ってしまったんですね、味を。本当のスイカの美味しい味を知ってしまったんですね。富里農協しかり、市役所しかり、農家にとっては本当にね、いろんなことをPRしてもらって本当にありがたく感じてます。スイカロードレースもそうですけれども、そういったイベントをたくさんやってもらって、いろんな人たちにスイカの本当のおいしさを味わってもらえたらなと思います。

富里スイカは直接販売をしている農家さんのほか、JA富里市直売所や末廣農場で購入いただけます。お話にあった「富里スイカロードレース」というマラソン大会のエントリーはすでに終了していますが、来週末16日に行われます。また今年は5年ぶりに「富里市すいかまつり」が6月23日に開催されます。(朝9時~15時@富里中央公民館前駐車場 雨天決行(荒天中止))採れたてのスイカを試食するコーナーや、「富里すいか」をはじめとする地元野菜などの販売が行われる予定なので、この機会にぜひ足を運んでみてくださいね。

※畑の写真撮影5月上旬

富里すいか祭り2024 https://www.city.tomisato.lg.jp/cmsfiles/contents/0000015/15244/suikachirashi.jpg

尾崎農園 https://www.ozakifarm-tomisato.com

JA富里市

ミンナノチカラ~CHIBA~世界を支える千葉のテクノロジー 無限大の可能性を秘めた「アビー」の“冷凍技術”ミンナノチカラ~CHIBA~

2024/5/31 UP!

今回は「世界を支える千葉のテクノロジー」と題して、流山おおたかの森に本社をおく「株式会社アビー」の冷凍保存技術をご紹介したいと思います。

皆さんは食品を冷凍することありますか?まとめ買いした時とか、食材がダブった時とか・・・ありますよね?

でも、モノによっては、元の美味しい状態に「解凍」するのは難しいですよね肉が水っぽくなったり、食味が落ちたり、、、

これを限りなく「なま」に近い状態に戻せる冷凍保管技術を開発した会社をご紹介していきたいと思います。

それは、最先端の冷凍保管技術で国内外に多くの特許を持つ、アビー(アビー)という会社です。社長の大和田(おおわだ)哲男(のりお)さんにまず会社の歴史について伺いました。

大和田さん:株式会社アビーの大和田と申します。食品の農業、漁業、酪農、畜産、料理。これを長期的に保存ができる技術開発をしています。板金工場の厨房メーカー・・・パンを焼く機械とか或いは冷蔵庫を作ったり、或いは流しを作ったりというそういう形の会社だったんです。私が生クリームの凍結に成功しまして、その技術がフランスの国立の学校に機械が入ったんですそれで、ちょっとメディアにちょっと乗っかったことがありまして、医学の方の共同開発をしたいということを申し込みが5つ6つあったんです。

生クリームは空気も含まれているし、ふわっとしてるから冷凍するのは難しそうですよね。

元々は、厨房設備を作っていらして、注文に応じてさまざまな機械を開発していたところ、生クリームを凍結保存できる技術の開発に辿り着いたということなんですねそこからさらに発展して生まれたのが「CAS(キャス)」という特殊な技術です。 ちょっと難しいんですが、冷凍する過程で食材の細胞が壊れると、旨味や水分が抜けて風味が落ちてしまう。それをCASを用いて細胞組織を壊さずに凍結できることで、解凍しても凍結前の「生」に近い状態に戻すことができるんだそうです。

食品のために開発された技術でしたが、それに注目したのが医学の分野の方々でした。もしかしたら、臓器の保存やその他の治療、移植の分野などで役に立つかもしれないと、国内、海外から問い合わせがたくさんきたそうです。

当時、メディアの注目も当時集め、盛んに紹介されました。医療関連の大学などからは、このCASという技術を医療分野でどう使えるのかを研究したいから売ってくれというオファーもあったそうです。でも、大和田さん、販売はせず、貸し出すことにしたんだとか。どんな狙いがあったのでしょうか?

大和田さん:会社がおかしくなるぐらいの予算をかけて、六ヶ所の先生たちに機械貸し出した。その結果、一つの条件なんですが「どっかひとついいとこ見つけない限りは返品は認めません」それで貸し出したのは結局良かったと思います。そうすると使える話じゃなくて、「これが少し変化があるね」「ここがちょっと違うね」っていうのが1年2年経っていく間に1~2つ出て。バージョンアップっていうのが出てきました。ですからある意味では、私どもはものすごく恵まれてたのは、先生たちを苦労のどん底に押し込んだ機械メーカーなんです。使えない機械を貸しているわけですから。それが今、私どもの機械の基礎研究をやることによって、患者さんの笑顔というところまでアビーが考えられるようになった。東葛テクノプラザに私どもが縁あって入れて、それに入っていなかったらこの医学の道もなかったし、色んな食の世界の道もそこで。厨房屋さんのオヤジで終わったんだろうなと思います。

 「貸出」条件によって、先生たちには「いい所を見つける」ミッションが課された訳なんですね。

お話に出てきた「東葛テクノプラザ」というのは、柏の葉に集まっている大学や病院研究施設と民間が連携してベンチャー企業や新産業創成に取り組む千葉県の産業支援施設で、ここに参加したことでアビーの技術は進化し、医学関連技術の分野にもつながっていきました。それと同時にさまざまなご苦労もあったようです。 瞬間冷凍とCASという技術で、ほぼもとの「なま」の状態に戻すことができる

食品冷凍を可能にしたアビーは、国内で大変注目を集め、漁業関係では採れた魚の保存などで大活躍します。その一方で、ちょっと困ったことが起きます。

大和田さん:出る杭は打たれるっていう言葉を機械の開発でそういうことがあると思わなかったんです。日本全国からお客さんがどんどん訪ねて来られた時「アビーの技術は偽物だ」ってやられた。である大手のメーカーさんが「うちもそういうことがあって、外国出て大きくなった。大和田さんも外国に出なさい」と言われました。私は英語ができませんけど、日本語で世界回って、アフリカから始まってアメリカ、ヨーロッパからずっと回りました。でも回っていくうちに真摯に話ができると信頼されるんですね。使ってもらうと、その成果がちゃんと出ますから。いいものを作ると潰しにかかられる場合もあるよっていう事を伝えておきたいなと感じますね。

↑これらも解凍すると、「生」の状態になるんです!

大和田さんのすごいところは、いろんなところでのスピーチやプレゼンも全部日本語でやってしまうんです。それぞれの国のさまざまな食品や医療の技術とアビーの技術を組み合わせて、食料や医療の問題を解決しようと真摯に向き合うことで支持を受け、今も精力的に世界中を回られているそうです。

さらに、地球温暖化への備えも考えていらっしゃいます。近い将来、建物の中でお米や野菜を作らないといけなくなる時代がくると想定している大和田さんは、「微生物を生きたまま100年保存する技術を研究していかないといけないよ」と研究室で話しているそうです。そして食品の備蓄についても、今は「10年間冷凍保管しても、解凍すれば生と変わらない」位まで技術を高めてきましたが、これを50年まで引き伸ばしたいと思っているそうです。大量に収穫できるときに備蓄することで人類の食糧危機を救えるかもしれませんよね。

最後に大和田さんが描く、次世代の研究者に託したい CASの技術を使った壮大な夢についてお話しいただきました。

大和田さん:宇宙に人間が何千人何万人って移住するとしたら、多分精子と卵子がCASで保存されて、宇宙で地球と変わらない所に着いたとすれば、そこで受精をさせます。それも機械的にできます。こんどは赤ちゃんになり、そして成人になっていく。私はいつも夢見てんですけど、精子と卵子ですから、3000万・・1億の人間でもそんなに大きいロケットいらないわけです。その他に、農業とか漁業とか酪農、畜産の種をどうやって持っていくか。日本から鯨・・まで持っていけるかどうかわかりませんけど、ほかの魚の種を持って行って、向こうで受精させて。そう地球と同じことが農業も漁業も酪農、畜産、全部。人間もそうやって持っていける。それを見てみたいな、それに参加したいなって。僕いつも夢では見るんですけど、どうもそれは次の世代にバトンタッチなんだろうなって。でも、あのありえない話じゃないんです。

CASの技術があれば、人間だけじゃなくて動物や植物も、種子の状態で宇宙へ送り出せるから、「移住の夢」が叶うかも!?なんて、まさに壮大な夢ですね?

世界を驚かせた株式会社アビー(アビー)の技術。食品からスタートして医療分野、ゆくゆくはさらに発展して、人類や地球の未来にも関わるようになっていくかもしれません。引き継がれ、広がっていく、大和田社長をはじめとする研究チームの技術開発に、これからも注目していきましょう。

食のちばの逸品を発掘2024 イタリア菓子+さつまいも!?「ビスケッピ』 

2024/5/24 UP!

今回ご紹介するのは、ちばけんが毎年実施している「食のちばの逸品を発掘2024(にせんにじゅうよん)」で金賞に輝いた美味しいもの。県産の農林水産物を主な原料とする「加工食品」の中から魅力的な「ちばの逸品」を発掘するために行っているコンテストで、今年は「さつまいもを練り込んだ焼き菓子の『ビスケッピ』」が選ばれました。

ビスケッピはイタリアの焼き菓子「ビスコッティ」と「芋けんぴ」が融合した新しいお菓子。その味が完成するまでのお話をご紹介します。

新松戸にあるビスコッティ専門店「ビナーシェ」のご主人、山本(やまもと)(しん)(や)さんにまずは、このお店を出すことになったきっかけを伺いました。

山本さん:イタリア菓子専門店のBinasceというお店をやっておりまして、新松戸駅の近くにあるお店の山本慎弥と申します。もともとイタリア料理をやっておりました。それで、2003年の末ぐらいにイタリアの留学をするんですけれども、最初に長く居たのが中部イタリアのトスカーナ州というところなんですが、そこのフィレンツェの伝統菓子としてビスコッティという伝統菓子に出会ううんですね。料理をやりながらお菓子も当然その一つとして覚えてきたという形で日本に帰国するんですけれども、帰国してからまあ友人知人に会うときにちょっとした手土産として自分が焼いたビスコッティを渡していたんですね。その時のその後日の反応というか、感想が「なんかあれ、すっごいおいしかったんだけど」っていうふうに言っていただくことが多くて、皆さんに喜んでいただける度合いが強いのかなっていうふうに思ってきたと、、、

イタリア語でビスコッティのビスは数字の「2」、コッティは「焼く」。最初に大きめの  ビスケットを焼き、それをカットしてもう一度中までしっかり2度焼きする、ちょっと硬めの焼き菓子です。まだまだ可能性がある分野と感じた山本さんは2014年に起業、2020年には、新松戸駅前に実店舗「ビナーシェ」をオープンされました。

その後、さつまいもとの出会いがあってビスケッピになるということなんるんですが、誕生のきっかけにはある農家さんとの出会いがありました。

山本さん:僕のお菓子をすごく評価してくれる友人がいるんですけれども。彼があのまあご縁があって知っている千葉県香取市にある芝山農園というさつまいも農家さんと社長の篠塚さんという方に僕のビスコッティというお菓子をお土産として持って行った時に、そのお菓子自体のクオリティもすごく評価していただいて、非常に話が盛り上がってですね。であのじゃあ、そのサツマイモを使ったもので、僕の技術とか経験で何かまた新しいものが出来ないかねと言うような話で。それはちょっと自分にとってもその千葉県でさつまいもがこんなにこう品質も生産量も高いということ、その時知らなくてですね。自分の住んでる県のちょっとさつまいも全然ノーマークだったなあっていうことをちょっと反省もしてて。じゃあせっかくだからこれはちょっと自分の新しいチャレンジとして取り組みたいなというふうに思ったので。それで、じゃあちょっと新しいお菓子作ってみましょうよと、言うことがそん時で盛り上がったと、、、

ビスコッティと千葉県のさつまいもで何か美味しいものができそうというイメージがすぐにわいた山本さん。せっかく作るならと、「食のちばの逸品を発掘2024」コンテストに参加することを決め、締切ギリギリまでそのイメージを突き詰めていきました。

山本さん:割と早い段階であの形になったんですね。それを食べても美味しいなーと割とまあさつまいも自身が良かったということもあると思うんですけど。じゃあ80点取れたと。それじゃちょっと足りないというか。あのその80点のお菓子をどうやって90点までもっていくかっていうところが結構大変だったんですね。80点取るためのパワーと80点を81、2点にするためのパワーって、結構あまり変わらなくて、その1点2点を積み上げていくために同じぐらいのエネルギーを使いながらでも期間が決まってるから、そこにめがけて結構、自分のパワーを使って行ったっていうのが、その三か月ぐらいの期間、かなり頑張ったかなというふうなふうに思ってます。あの賞はいただいたし、賞はいただいたレベルを作れたと思ってはいたんですけど、もうちょっとレベルを上げたいというちょっと自分の中の葛藤があったので。無事にというか、あのイメージにだいぶ近くなったので、1月の後半に無事に店頭に並べることができたと言う経緯ですね。

お店をやりながら、閉店後何度も何度も作り直して味、食感、香りなどに拘ったそうです。レベルを上げたい、妥協したくないという山本さんのプロ意識を感じますよね。スタジオで試食させていただきました。

イタリア焼き菓子のビスコッティと千葉県名産のさつまいもで「ビスケッピ」ができたわけですが、さらに 山本さん、今回、さつまいもとのコラボ  商品を開発したことで、新たな野望が出てきたそうです。

山本さん:千葉県って、農産物すごくあのクオリティ高いと思うんですよ。あまりその知られてないというか、あのそこのPRが行き渡ってないっていうふうに、一消費者の自分としても感じるところがあって。なので、今回はサツマイモだったんですけど、サツマイモに限らず素晴らしいクオリティの農産物、魚介類もそうかもしれないんですけど、それを作ってらっしゃる、とってらっしゃる、一次産業の方っていうのはたくさんいらっしゃると思っていて。だけど、じゃあその方たちが何かこう加工した六次産業的な商品を作れるかっていうと、やっぱそれはさすがにちょっと難しい、厳しいだろうと思っていて。僕の役割は素材をさらに付加価値を付けて高めていくものですと。だけど、それは素材を作ってくださる方がいて、初めて成り立つことでもあるし。自分自身職人というか、一作り手として非常にやりがいのあることだなと思っているので、今後そういうことにも期待したいと思っております。

このビスケッピをはじめ、山本さんの作ったイタリア伝統菓子「ビスコッティ」は、実店舗「ビナーシェ」や、またオンラインで購入することもできます。ホームページのリンクを貼っておきますのでぜひチェックしてください!

https://www.binasce.com

 

古民家×長狭街道 暮らすように泊まる「MUJI BASE KAMOGAWA」

2024/5/17 UP!

みなさんは「長狭(ながさ)街道」をご存知ですか?鋸南町(きょなんまち)保田(ほた)から鴨川市まで房総半島南部を横断する県道34号 鴨川保田(ほた)線の通称なんですが、実はこの長狭街道沿いには、古民家を活用した魅力的なスポットがたくさん登場しているんです。今日はそんな中からあの「無印良品」が運営する古民家の宿をご紹介します。

鴨川市の山間部には東京から一番近い棚田「大山千枚田」もあり日本の原風景が広がっています。この自然豊かなエリアで空き家となっていた築100年余りの古民家をリノベーションして昨年8月にオープンしたのが、無印良品初の中長期滞在施設「MUJI BASE KAMOGAWA」です。まずはオープンに至った経緯を株式会社 良品計画の野村(のむら)俊介(しゅんすけ)さんにききました。

野村さん:私が担当しているのは、宿泊滞在を専門にやっている部署で業務をしております。こちらの施設は「MUJI BASE KAMOGAWA」という古民家一棟貸しの中長期滞在型の宿泊施設となっております。この古民家は築百年ぐらいの古民家でして。当社は実は鴨川市でいろんな店舗も含めた活動を2014年ぐらいからしている中でご縁がありまして、あのオーナーからあのお借りすることになりました。2019年ぐらいに社員向けの宿泊施設として、まずは改修をしました。でその後社会の情勢が変わったりだとか、コロナがあったりする中で、この施設をですね、社員向けだけでなく、お客様に向けた滞在施設として出来るのではないかと。まあそういった経緯もあって、2023年の8月にですね。宿泊施設として開業できるリフォームを追加でやりまして、開業に至ったと言うような経緯でございます。

良品計画は、鴨川市(かま)(ぬま)地区の棚田(たなだ)保全のサポートをきっかけに10年ほど前から地元のお米でお酒(日本酒)をプロデュースしたり、農産物直売所やカフェも入る総合交流ターミナル「里のMUJIみんなみの里」を手掛けたり、鴨川市との関係を深めてきました。実は鴨川だけでなく全国で、自治体や地元住民が主役の地域活性化の動きに無印良品が巻き込まれる形で 「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指しているんですね。

では、鴨川長狭街道の、築100年古民家のリノベーションはどのように進めていったのでしょうか?

野村さん:まあ、この地域よくある田作りと言われるこう田んぼの田の字になっている建物なんですけれど、そのベースは変えずに水回りですね・キッチン、お風呂、トイレといったところを今の暮らしに合わせたものに改修をしまして、もともと住宅の持っていた心地よさだったり、気持ち良さみたいなところは残しつつ、プラス無印良品で扱っている日用品と、それから地域の方に譲っていただいた家具類をミックスさせて「暮らすように滞在できる場所」という事をコンセプトにリフォームをしております。無印良品で取り扱っている日用品・・例えば食器類ですとか。キッチン用品、それから寝具お風呂周りのものなどはもう基本的に無印良品のものですべて揃えておりますので、店頭で売ってるものがそのままこの施設に泊まっていただくと試すことができると。無印良品で販売している物がかなり体験できるような設えになってるかと思います。

シーツや枕、アメニティなどはもちろん、キッチン用品、最近人気の食品なんかも無印良品のものが提供されているそうです。無印良品の商品を使いながら築100年の古民家の雰囲気も味わって時間を過ごす。100年という時の隔たりがあっても、この二つ、不思議にマッチするそうで、お客さんの多くは、次の予約もして行かれるのだそうです。この施設は1棟貸しで、基本は1組そして2泊以上という決まりになっています。例えば土曜日に渋滞で思ったより遅れて到着した場合、翌日の帰りの渋滞や時間が気になってゆったり過ごせない、なんてことがないように、しっかりと中1日を過ごしていただきたいということなんだそうです。

宿泊の受付は宿から車で5分ほどのところにある、みんなみの里でするんですが、受付がてら地元の食材を購入することもできるんですよね。食事の提供はMUJIBASEではないのですが、宿泊者専用のお米やお肉などの基本セットもありますし旬のお野菜や果物など食材も購入することができます。旬の食材のおすすめレシピも配布していますので、そこにある食材をみてメニューを考えるという楽しみもあります。さらに、MUJI BASE KAMOGAWAのお庭にも、実はいいものがあるんですよ。

野村さん:敷地内に無農薬でやってる畑もありますので、そこで取れてる野菜とかは宿泊の方、ご自由に収穫できますので、そういったものを使ってお料理してお酒を飲んでくつろぐみたいなことを皆さんされてると聞いてます。はい。パクチーですとかルッコラとか、あとは玉ネギなんかを今まさに植えているところでもうそろそろ収穫ができると思います。最初はあの取られすぎないかなって心配もしてたんですけれど、あの本当皆さん節度ある形で必要な分だけ収穫して召し上がっていただいているってことで、お客様からのコメントでもやっぱ滞在の中で一番良かったのが、その野菜を収穫してすぐにキッチンで料理して食べたみたいなことが良かったっていうのは、お声としてもいただいてるので、今のところ非常にご好評頂いてます。

こちら、予約がだいぶ先まで埋まっているということなんですが、この人気、実は国内だけじゃなくて、グローバルなものになっているんです。どんな方たちがいらしているのか、そして、この先のMUJI BASEの動きについても教えていただきました。

野村さん:半分位が海外の方なんですが、国で言うと韓国、台湾、香港、それからシンガポール、タイといったアジアとあと北米ですかね、アメリカ、カナダといったところからのお客様がみえてます。もうMUJI BASEに来たくて鴨川に来てる方があのほとんどかなと。観光で出回るというよりはこの地域、あるいはこの住宅の中でゆったりと過ごすみたいなことをされているかたが多いようです。今年の4月末にですね、香川県の豊島というところでMUJI BASE TESHIMAというのが第二弾として開業します。今年の10月頃を予定してますが、MUJI BASEの第三弾として同じく千葉県・大多喜町の旧老川小学校、養老渓谷のところなんですが、そこでMUJI BASE OIKAWAというのをやる予定になってます。特に千葉エリアに関しては、鴨川もこれから老川もやりますが、さらに活動広がっていくんじゃないかなというふうに思っています。

海外からのお客様は殆どの方が、成田空港や羽田空港から電車を乗り継いだり、レンタカーで直接鴨川を目指していらっしゃるそうです。そしてMUJI BASE OIKAWAの方は、秋頃のオープンを目指しています。こちらは、建物が元学校ということもあって、グループでの宿泊もできるようになるそうです。詳細は今後、ホームページなどに掲載されるとのことですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/mujibase/kamogawa

愛犬とお出かけ“ドッグフレンドリー”な九十九里ステイを満喫「ASOVILLAGE」

2024/5/10 UP!

来週月曜日、5月13日は愛犬の日。令和4年のデータによりますと、千葉県にはおよそ31万頭の飼い犬の登録があるそうです。ペットは大事な家族の一員。今回は、ワンちゃんと共にゆったりとした時間を過ごせる九十九里の宿と、その地域での取り組みをご紹介します。

山武市にある愛犬と共に過ごせる宿ASOVILLAGE(アソビレッヂ)をご紹介します。まずはどんな施設なのか、運営している会社「アウタビ」の海保(かいほ)秀和(ひでかず)さんに伺いました。

海保さん:アソビレッジという施設を運営しております株式会社AUTABIの海保秀和と申します。千葉県山武市の九十九里浜のすぐ横に、愛犬と同伴できる愛犬と行ける貸別荘の村ですね。「アソビレッジ」なのでそういった施設を運営しています。ドックランが全ての施設に百坪以上、天然芝のドッグランがついているような施設でして愛犬とずっと終日ゆっくりと遊べるような施設になっております。完全プライベートな空間でして、他の方たちとあったりもしないということで、非常に人気な施設になってますね。2017年に九十九里浜の横で「&WAN九十九里」という愛犬と泊まれる宿、フレンチフルコースなど出すような、愛犬と同じ目線で食事をできるようなホテルをオープンさせていただきまして。2021年にコロナ禍だったので、完全プライベートでコロナの影響もないような完全プライベートな貸別荘の事業としてアソビレッジをオープンさせていただきました。

最初に犬とフレンチを楽しめるレストランと宿を始めて、その後、より「プライベート感」を大切にした貸別荘・・プールがあったり屋内ドッグランがあったりと、ニーズに合わせて選ぶことができる8棟をオープンされました。ペット用アメニティも、トイレシート・除菌消臭剤・ご飯用や水飲み用食器・リードフック・足拭き/体拭きタオルから蚊取り器具・ベッドスロープ・食器スポンジ・お散歩バッグ・マナーボトルなどなど充実してますね。では、なぜそういう施設を作りたいと思うようになったのでしょうか?そのきっかけは、海保さんが愛犬、トイプードルのマリンちゃんと初めて九十九里の海にでかけたときのこんな驚きだったそうです。

海保さん:衝撃を受けたのはですね。まあ、浜辺に犬を連れて行った時にですね、本当に喜んで。こんな運動神経良かったのかってぐらい走り回っていてですね。やっぱり、家の中で飼ってるワンコみんな多いですけれども、外に出たらこんだけのびのびと走れるんだなってのを知ってですね。九十九里のその魅力に気づいた。そんな背景がありました。まあ、そもそももう十年以上前はですね、外飼いの犬っていうのが当たり前で、犬の小屋がっていうのが当たり前だったのが、十年前位からですね、より家の中に入っていて、ちょっと小型化というのもあったんですけども。そこから本当に家族同然、心の中にどんどん入って行ったみたいな形で。まあ、愛犬と旅行に行ったりとか食事をしたりとか愛犬にお洋服着せたりとか、本当に完全に子供化っていうのが進んでいったのがここ5年ぐらいじゃないかなと思います。今までだとあのトリミングサロンとかペットホテルに犬を預けて旅行に行ってたっていうのが当たり前だったんですけど、犬と一緒に旅行に行けることによって、犬に後ろめたい気持ちを持たずにですね旅行に行けるようになったっていうのがまあ、我々のちょっと強みというか、あのお客様を喜ばせることができるところだったのかなと思います。

「犬に後ろめたい気持ちを持たなくていい旅行の形」。ペットのことが気になってしょうがないと、思い切り旅行も楽しめないという方が、連れていって共に過ごせるのは素敵ですよね。海保さんは、「九十九里は夏の海のイメージが大きいけれどもそれ以外の季節でもこの土地が持つ素晴らしさを感じてもらいたい」と、さまざまな施設を作っていらっしゃるということです。実際にどんな過ごし方ができるんでしょうか。

(アンド)WAN(ワン)」の人気のコースと、アソビレッヂ初・「あの」ペットも楽しめるプランもご紹介していただきました。

海保さん:アンドワン九十九里という施設はですね、愛犬と食べるフレンチコースっていう、ちょっと全国ではまだ珍しいパターンでやらせていただいてるんですけども。えっと同じ目線で机で同じ目線で愛犬と一緒にコース料理を食べるって言うので、まあ愛犬にもちろん害がないような、糖分とか、塩分を控えたような、アレルギーにももちろん対応した愛犬フードを準備しております。半年先の予約を取らせていただいてるんですけれども、あの開けたらすぐ土日なんかはすぐ埋まってしまうみたいな感じでありがたいことに運営させていただいてます。最近はですね、アソビレッジの中で「猫棟」っていうのができまして「猫だけのお客様」も「猫と犬を飼っているお客様」にも特化したような施設も最近はオープンさせていただいてます。本当にペットっていうか、もう本当に家族になるような、猫も犬もですね。そういった施設を目指して今運営しています。

そして海保さんは、これらの取組を自分たちの施設だけではなく、地域全体で盛り上げていきたいとおっしゃいます。

海保さん:2018年から「九十九里ビーチドッグフェスティバル」という、地域も巻き込んだ、行政と一緒に取り組むようなフェスをですねやっておりまして、まあ1500名ほどの人がいらっしゃったりとか、1000頭ほどの犬がいらっしゃったりとか、そんな動きをしていたりとかですね。それとは別に九十九里ドッグフレンドリーネットっていう、地域の愛犬同伴可能な施設皆さんで集まってですね。30施設ぐらいあるんですけど、点で戦うんじゃなくて、面で皆さんで戦っていこうと言う形の組織を作って今運営しております。九十九里の地域産業が色々減ってきちゃっている中で「九十九里」に「犬」という掛け算をさせていただいて。地域にたくさん人を呼び込むことによって、「九十九里と言ったら愛犬家事業だよね」っていうふうに雰囲気を醸成するっていうところに今力を入れて注いでいる形ですね。今後も皆さんの力を借りてですね、地域がより一層愛犬フレンドリーエリアになるようにですね皆さんに足を運んでいただけたらなと思ってます。

のびのび走り回るワンちゃんの姿を見ながら、人間も癒されるリゾート。皆さんの頭の中に描いたイメージが体感できるドッグフレンドリーな九十九里エリア。アソビレッジやアンドワン九十九里の詳しい情報はそれぞれのホームページをご覧ください。

https://www.asovillage.jp

1 6 7 8 9 10 11 12 13 14 30
サイトTOPへ戻る
WHAT’s NEW