2025/11/18 UP!
- 今週は「ピザ!」をテーマにご紹介しています。
- 「自分では切り分けないけど ひとの切り分け方には 文句をつける!? 」中西悠理がご紹介しました、館山市にある「Goccia」の情報は以下のHPでご覧いただけます。
https://www.instagram.com/goccia1124

- 館山市の北条海岸沿いにあるピザ専門店「Goccia」。駐車場と道路を挟んだ目の前が海という絶好のロケーションのお店です。
- 食材は、小麦やモッツァレラ、生ハムやサラミなどできるだけ本場・イタリア産のものを使うことにこだわり、1番人気は、週一回空輸便で届くイタリア産の水牛モッツァレラを使った「飲めるピザ」の「マルゲリータEX」です。
- 「Goccia」の営業時間等は、公式インスタグラムでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- プレゼントの中身、あの最新ゲーム機でありますように!念を送っています。
2025/11/17 UP!
- 今週は「ピザ!」をテーマにご紹介します。
- 「いつか カロリーを全く気にせず イタリア食い倒れの旅に出たい! 」中西悠理がご紹介しました、船橋市にある「ピザヨッカー」の情報は以下のHPでご覧いただけます。


- 地域密着のテイクアウトと宅配専門のご当地ピザチェーン店「ピザヨッカー」。船橋店・馬込沢店・高根台店・津田沼店の4つの店舗があります。
- 千葉県産の食材を積極的に取り入れ、地元の人にその美味しさを届けたいと、お届けしているメニューは、王道の「産直トマトのマルゲリータ」、季節限定の「冬の贅沢4種」「千葉県産ポークのチーズプルコギ」や「大高醤油薫る焼きもろこし」などなど。
- 「ピザヨッカー」の営業時間等は、公式HPでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- WBG前には、毎年恒例クリスマスデコレーションが早くも登場!はやいな〜
2025/11/14 UP!

関東の中でも遅い時期まで紅葉が楽しめるといわれる千葉県。県内には数多くの紅葉スポットがありますが、今回は松戸市にある浄土宗のお寺 仏法山 東漸寺の紅葉をご紹介したいと思います。

JR常磐線の北小金駅から旧水戸街道沿いを歩いて6−7分ほどのところにある、東漸寺。四季折々、さまざまな景色が訪れる人の目を楽しませる広い境内では、特に、春の枝垂れ桜が知られていますが、秋には「紅葉が美しい」と評判になり、地元だけではなく、遠くからもたくさんの人がやってきます。
まずは、このお寺について、ご住職の鈴木悦朗さんにお話を伺います。とても歴史のあるお寺で、徳川家康とも深い繋がりがあるようです。

鈴木住職:文明十三年、西暦でいうと1481年、室町時代にこの小金という街にできたお寺です。江戸時代は関東十八檀林に指定されて、徳川家康の庇護を受けて、発展していきました。徳川家康が「関東に入城する前にぜひ受戒を受けたい。戒名を授与して仏教の教えをちょっと勉強したい」という話が芝の増上寺の観智国師にありまして、観智国師から「それでは東漸寺の『了学』」という優秀なお坊さんがいるので、彼について勉強した方がいい。」(了学は)七代目の住職なんですけれども、その人から戒名授与を受けたのが、あの徳川家康です。
※関東18檀林・・江戸初期関東における浄土宗の重要な寺院
あの徳川家康に戒名を与えた、すごい人が住職を務めていたお寺!幕府にとっては重要なお寺だったんですね。
了学上人は、のちに徳川家の菩提寺である増上寺の大僧正となり、2代将軍の徳川秀忠公の葬儀も執り行ったということです。檀林というのは仏教における学問所のことで、こちらの東漸寺は広い敷地の中で最盛期には400人もの僧侶が修行する場になりました。それから500年余りが過ぎ、現在の住職、鈴木さんは59代目。今は、紅葉の名所で有名なんですが、その歴史は意外にもそれほど古くありません。さらに、その理由も、なんだか今風なんです。
鈴木住職:前は杉林だったんですね。古いお寺そうなんですけれども、いろいろ立て直すときに、昔はトラックなかったですから、杉を植えたり、檜を植えたり、してたんですけれども。その杉というのがうちは幼稚園やってるもんで、どうしても主任の先生から「いやもう杉の花粉症でなかなかなんとかなりませんかね」っていうふうに言われたのと、ちょっと暗かったんですね。日が入らなくて。まあそんなこともあって、それをなんとか、その時に60本ぐらいあったんですかね、その杉を切ってですね、もみじを植えていこうということで、やっぱりみんなに喜ばれるような形にしていこうというふうに考えたのが始まりです。切ったらあの先代の住職からお前なんか勘当だって言われまして。父は、すごく杉が好きだったもんですから。植木屋さんと結託して、えー、切りました。はい。

花粉症対策で杉からもみじに代えたというのは驚きです
東漸寺には幼稚園もあるのですが、杉の木から飛んでくる花粉で、子供達や幼稚園の先生が花粉症で大変。さらに、育ちすぎた杉の木が影をつくり、ちょっと暗くて怖い感じになっていたということで、住職が決断。もみじを植えることにしたそうです。

江戸と水戸をつなぐ水戸街道。スタート地点である千住宿から3つ目の小金宿にある東漸寺をご紹介しています。現在の、鈴木住職が2000年ごろから杉から植え替え始めた「もみじ」が話題となり、紅葉スポットとして人気になっています。住職に東漸寺のもみじについて、教えていただきました。
鈴木住職:ほとんどはイロハモミジで、その他、すごく赤くなるとされているオオサカズキという種類のもみじが植わってるわけなんですけれども。日当たりのいい場所、日当たりの悪い場所、風の通る場所、風の通らない場所によって、いろんな色が違ってくる。黄色くなるもみじがあったり、橙色のもみじがあったり、そのまま全然あの赤くならないもみじもあったり。その環境によってですね、もみじの色が出てきてる。またそのグラデーションが綺麗だったりするわけでございます。一番最初に赤くなるのは、三つの門があるんですけど、三つの門入ったところの、鐘つき堂の付近が一番最初に赤くなっていって、中雀門という門の周りが赤くなって。さらに中雀門と仁王門の間のもみじが赤くなって。だんだん入り口に向けてですね、赤くなっていくっていう感じかと思います。
見頃は、例年ですと、11月中旬、下旬あたり、つまり「今頃」がいいでしょうということです。夏の暑さや温暖化の影響で、その時期は少し遅くなってはきているようですが、今年もきっとこれから素晴らしい色付きを見せてくれると思います。
夜はライトアップもされているんです。
そのライトアップもちょっと面白い理由からスタートしています。ご住職のこの町、に対する思いとともにお話しいただきました。

鈴木住職:私はまちづくりのいろいろな活動をしてるんですけれども、その宴会をですね、やってまして。「もみじを愛でる会」というのをやってたら「お寺がちょっと暗いのでライトアップしたらどうなの?」なんて言って飲みながら。「じゃあライトアップ」。駅前も「ライトアップ」。実は、まちづくりの活動をしているので、勢いで。それは(会合に参加する)お客さんのためにライトアップしてたんですけど、そしたら周りの方がどんどんどんどん人が寄ってきて「今年はいつライトアップするんですか?」とかっていうような電話をいただいたり、ちょっとライトアップがやめられないような状態なんです。このお寺をどうするのかって言われた時に、訪れる人に安らぎを。去り行く人にいい思い出を与えたい。そんなお寺になってほしいな。一つは、やっぱり日本の美を感じさせる場所である。癒しの空間でないといけないというふうに思っていますし、お祭りだとかイベントだとかコンサート、さまざまなことをやっておりますけれども「楽しむ場所」「賑わいの場所」そういうものを、大切にしていきたいと思っています。
自分たちの会合のお客さんのための照明がライトアップのはじまりってことなんでしょうか?
ご住職は秋から冬にかけて、駅前のライトアップをしている「まちづくりの活動」にも参加されていて、そこでお願いしている電気工事屋さんに相談して、ライトアップしたのが始まりだったんです。自分たちのお楽しみだったはずが、近所の方々の楽しみに広がっていって、もうやめられない状況になっています。

訪れる人の心が癒されるんなら、役割は大きいですよね。
春の桜、夏は鮮やかな緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々違った表情を見せてくれる東漸寺。朝7時からは本堂で30分間の読経と住職のお話という朝のおつとめを行っていて、毎日一般の方も参加できます。宗旨宗派は問わずどなたでも参加可能。由緒あるお寺で心いやすひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。紅葉の様子やライトアップの時間など詳しくは東漸寺のホームページをご確認ください。なお、紅葉シーズンは駐車場の利用に制限がありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。
2025/11/13 UP!
- 今週は「紅葉狩り!」をテーマにご紹介しています。
- 「長風呂のお供にして ふやけた本は数知れず!? 」の中西悠理がご紹介しました、我孫子にある「旧村川別荘」の情報は以下のHPでご覧いただけます。
https://www.city.abiko.chiba.jp/event/shiseki_bunkazai/kyu_murakawa/index.html

- JR我孫子駅より徒歩25分ほどの「旧村川別荘」。大正時代から昭和初期にかけての別荘地としての安孫子の様子を残す、我孫子市の指定文化財で、一般公開されてもされています。
- 例年11月下旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎え、和洋折衷なデザインの旧村川別荘・新館から見る紅葉は、大正ロマン溢れる見事な情景となります。
- 「旧村川別荘」の営業時間等は、公式HPでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 喉のケアにいつも以上に気をつけたい季節。収録からの帰り、のど飴買いました。
2025/11/12 UP!
- 今週は「紅葉狩り!」をテーマにご紹介しています。
- 「どてらを着て 囲炉裏を囲んでの団欒に ロマンを感じる! 」中西悠理がご紹介しました、君津市にある「いろりの宿 七里川温泉」の情報は以下のHPでご覧いただけます。


- 圏央道・木更津東ICから国道410号経由で30分ほどのところにある、君津市の「いろりの宿 七里川温泉」。県内では貴重な硫黄泉の「源泉かけ流し露天風呂」があり、日帰り入浴も可能です。
- 七里川渓谷の紅葉は、例年11月下旬から12月半ばまで頃が見頃。囲炉裏で頂く美味しい炭火焼き料理を堪能し、露天風呂で紅葉の景色を眺め、素朴な山の宿をゆっくりと楽しんでください。
- 「いろりの宿 七里川温泉」の営業時間等は、公式HPでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- こちらは、近所をお散歩中に撮影。
- 秋の紅葉のお話をしつつ、冬の足音も聞こえてきましたね…。衣替えが追いつかない!!
2025/11/11 UP!
- 今週は「紅葉狩り!」をテーマにご紹介しています。
- 「顔にモミジをちらす! という表現が好き! 」な中西悠理がご紹介しました、千葉市にある「泉自然公園」の情報は以下のHPでご覧いただけます。
https://maruchiba.jp/event/detail_10811.html

- 千葉東金道路・高田インターチェンジから車で5分、千葉市にある「泉自然公園」。約43haの面積をほこり、四季を通じて様々な自然の風景を楽め、貴重な野草や野鳥ともふれあうことができます。
- 園内には数多くの紅葉スポットがあり、特に「いずみ橋」から眺める紅葉がおススメ!!空の青と水辺に映える紅葉のコントラストが調和した素晴らしい景色を楽しめます。
- 「泉自然公園」の営業時間等は、公式HPでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 後頭部越しの紅葉。
2025/11/10 UP!
- 今週は「紅葉狩り!」をテーマにご紹介します。
- 「そろそろ 滝に打たれたほうがよさそうな!? 」中西悠理がご紹介しました、旭市にある「龍福寺」の情報は以下のHPでご覧いただけます。
https://maruchiba.jp/spot/detail_10210.html

- 東関東自動車道・大栄インターチェンジより車で35分、旭市岩井にある「龍福寺」。延暦7年(西暦788年)に弘法大師・空海によって創建されたと伝わる真言宗の古刹です。
- 紅葉のシーズンは例年11月下旬から始まり、黄色から赤色へと色づいていく美しい光景を楽しめます。豊富な湧水、千葉県の天然記念物「龍福寺の森」、龍が棲んでいそうな神秘的な雰囲気の中で心落ち着くひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか!?
- 「龍福寺」の情報は、上記リンクでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 幕張にも紅葉シーズン到来です!
- なごむな〜。
2025/11/7 UP!
11月3日は文化の日でしたが、1日から今日7日までの1週間は「文化財保護強調週間」となっていて、文化財に親しむことを目的に、歴史的建造物や美術品の特別公開などさまざまな行事が行われる期間でもあるんです。
千葉県内各地にもたくさんの古い建物がありますが、江戸期から明治期にかけて商業の中心地として栄えた流山市の「流山本町」地区には今も当時の土蔵造りの家屋と百年を超える老舗が点在しています。今日はそこで今も現役の店舗として営業する、「呉服新川屋」を巡るお話をご紹介していきます。

流鉄流山線の終点、流山駅から歩いてすぐ。流山本町と呼ばれる地域は江戸時代江戸川の水運やみりんの醸造業などで賑わい、今もその面影が感じられます。点在する江戸時代や明治時代建築の歴史的な建造物は国や市の登録有形文化財となっていて、レトロな風情を醸し出しています。今日ご紹介する「呉服・新川屋」店舗は、今も現役で活躍する建物のひとつで、その建築年代からこの地区を代表する建物で、2004年11月8日、流山市の国登録有形文化財・第1号となりました。まずは代表の秋谷光子さんに、呉服新川屋の歴史についてお話いただきました。

秋谷さん:新川屋は創業が1846年になります。江戸時代の末期、弘化三年ですね、そこが創業になります。創業当時が中央区の新川というところの場所で店を始めましたので、その地名をとって「新川屋」という店名になっております。お味噌とか醤油とか、そんなものも売っていたっていう記録があります。それから流山に移ったのが1850年ぐらい。この建物を建てたのが1890年、明治23年になります。ですから、今の店舗は今年で135年です。昔着ていたのが皆さん着物だと思うんですけど、そういう野良着というか作業着、それがまあ着物ですよね、そういう普段使いの着物から、あと家具ですとか服地、あのベビーとか、結婚するとき、お嫁に行くときに全部新川屋で揃えられるよっていうように、総合的にいろいろ売っていました。

お店の発祥は東京、築地の近くだった。江戸川で運んでいたお味噌や醤油なんかも売っていたんだ。地域の人にとっても大事なお店だったんでしょうね。

秋谷さんの本家は流山の出身で海鮮問屋をしていたようなんです。「呉服新川屋」の名前に「呉服」とありますが、今でいう普段着を中心に総合商店のような感じでご商売をされていたようです。そんな秋谷さんが生まれ育った「呉服新川屋」の建物も100年を経過すると使い勝手や老朽化などさまざまな課題が出てきて、この先どうやって住んでいくかという話がはじまります。
秋谷さん:あの、私のおじいちゃんが父に、やっぱりお前の代で建て替えだぞっていう、遺言があったらしいので、まあ父としてはこの建物を、新しいものにするっていうことで、ずっとこう進んできたらしいんですよね。ですけれども、私にも子供が生まれて、二世帯住宅を建てたいっていう時に、新しい建物にしようっていうことで、何回も何回も計画を立てたんですが、どうしてもうまくいかなくて。じゃあこの建物を残すことを考えてみようって言った時に、どんどん計画がいろいろ進んで、結局はこの建物を改築して残そうっていうことが家族で決まりました。どうしたらいいんだろうっていうのが本当にもう悩んで悩んで、いろいろみんなでこう観光地に行って勉強したりとか、古い建物どうしたらいいんだっていうことを、自分たちなりに、あの調べたり勉強したりはしてたんですけれども、、、

間口4間半(8メートル少し超えるぐらい)で切妻造り、桟瓦葺の2階建。建て替えの話が出た時は、まだ、文化財になるとは思ってもいなかったそうですが、いろんな条件が折り合わず、新築計画が何度も頓挫してしまいます。これはもう、この建物を残しながらうまくやっていくしか方法がない、と思ったんですが、なにせ古い建物、改築の仕方もわからない。そこで秋谷さんがあるところに相談の電話をしたところ急展開。国登録有形文化財の登録に繋がっていきます。

流山本町にある、国登録有形文化財にもなっている呉服新川屋。建物を取り壊して新築しようとしましたがうまくいかず、100年以上の歴史ある建物を残しながら改築していくことになりました。そう決断したものの、近所の工務店さんもそうした経験はありません。どこに相談したらよいのか、八方ふさがりになりかかっていた秋谷さん、ふと、思いつき、こんな行動に出ます。

秋谷さん:ここの建物って千葉県にあるんだよなっていうことをピッと思って、千葉県庁にポーンと電話をして、相談をしたところ、県庁の案内の電話の係の人が文化財課って言うんですか、そういうところに電話をつないでくださったらしくて。自分の家が古い建物だけれども、困ってるんだっていう話をしましたら、もううちの建物のなんか台帳が、あの文化財課にあったらしいんですね。ちょっとお待ちくださいっていうことで、新川屋さんの建物は明治23年に建ててますねって、もう情報が千葉県の方に行っていまして、あの千葉県のパトロールをしている工務店があるっていうことで、改築してくれるような会社をご紹介いただいたりとか、国の登録有形文化財っていう制度があるよっていうことで、新川屋さんが商売しているんだったら、こういう肩書を取ったらどうかっていう。本当に電話に出た方が、すごいもう本当にいい方で、お導きいただきまして、現在に至っています。
電話してみるもんですね。。。。

千葉県庁にある県の教育委員会、教育庁には県内の文化財の保護や博物館の運営、登録、指導などを行っている「文化財課」という部署がありまして、そちらに電話がつながり、とんとん拍子で話が進んでいきます。改修工事はかなりの大工事だったそうで、まずは通りから見てお店の裏側にある住居の部分を解体しました。その後およそ35トンのお店の部分を道路から7メートルほど内側に「曳き家」という工法でレールの上に乗せて建物ごと移設。基礎をしっかりと固め、その建物を据えつけ、流山では第1号、県内では58番目の国登録有形文化財になりました。新川屋さん、屋根の上にも歴史があったようですよ。

秋谷さん:瓦屋さんとかが「珍しい!」(と言っていて)。恵比寿大黒様が、屋根の上に乗っているなんて、もう初めてだっていうことで。どうも、やっぱりうちの先祖が、特にこの商売繁盛の神様が大好きだったっていう感じですかね。(建物は)135歳に、今年なるんですけれども、もう135年間ずーっと流山を(恵比寿様と大黒様が)この家の屋根の上から見ています。なかなか前を通っただけだと、気づかないので、うちの店舗の左側に看板が書いてあるんですけれども、そこを読んで立ち止まった方に私がお声をかけてご案内したりとか、自由に入っていただいて、古い写真なんかもありますので、この建物のご説明したり、流山の歴史なんかお話ししたり、流鉄の古い写真なんかもありますので、本当に旅でふらっと寄ってくださった方と、毎日楽しくお話をさせていただいてます。

現在、呉服新川屋さんでは、いわゆる呉服、お着物でのほか、時代に合わせた和と洋をとりあわせたモダンな装い・・自然素材の生地(おもに遠州木綿、久留米絣の木綿、ガーゼや麻)や着心地にもこだわったオシャレな服も扱っています。さらにカラフルなアフリカ布やアイヌ刺繍などを使った可愛い小物や素敵なセレクト雑貨も人気で、インテリアとして使われている古くから受け継がれてきた家財道具と相まって、時の流れの豊かさを感じることができます。

いろんな流山の歴史も知ることができそうですね?

秋谷さんの曽祖父にあたる方は、流鉄(当時の流山軽便鉄道)の発起人の一人だったそうで、鉄道が建設された当時の貴重な写真やその他古い街並みの写真、文献など、お話しすると見せていただくことができて、鉄道ファンにも知られているそうです。店番をしてくれている置物の猫「こまちゃん」も人気ですよ。ぜひ訪れてみてください。呉服新川屋さんの詳しい情報についてはインスタグラムをぜひご覧ください。
2025/11/6 UP!
- 今週は「文化財建造物!」をテーマにご紹介しています。
- 「引っ越しは お手のもの!? 」の中西悠理がご紹介しました、千葉市にある「千葉トヨペット本社」の情報は以下のHPでご覧いただけます。
https://www.chibatoyopet.co.jp/about/headoffice

- 千葉市美浜区稲毛海岸の国道14号沿いにある、「千葉トヨペット本社」は、威厳ある巨大な純和風建ての「国の登録有形文化財」です。
- 明治32年に建造され、千代田区・習志野市・千葉市と移築を経て、現在の地に復元。桃山式の純和風2階建てが威風堂々とした、明治の面影を今に残す荘厳な文化財です。
- 「千葉トヨペット本社」には入れませんが、外観は無料で見学が可能です。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- YOU遊チバチームは、また来週からいつものスタジオに帰ります!笑…が、新鮮な気持ちは失わず、これからも頑張るのでよろしくお願いします。
2025/11/5 UP!
- 今週は「文化財建造物!」をテーマにご紹介しています。
- 「お手を触れないでください! と言われると触りたくなる!? 」中西悠理がご紹介しました、佐倉市にある「千葉県立佐倉高等学校記念館」の情報は以下のHPでご覧いただけます。
https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/sakuranomiryoku/1/2420.html

- 京成佐倉駅から15分のところにあり、長嶋茂雄さんを輩出した県立佐倉高校の国登録有形文化財の「記念館」は、当時の洋風学校建築の特徴を今に残す貴重な建物で、明治43年に旧佐倉藩主、堀田正倫より建築されました。
- 県内で唯一現役で使用されている明治期の木造校舎であり、美しさと歴史的価値が自慢の木造洋風建築物です。
- 「記念館」には入れませんが、隣接する「地域交流施設」の情報は、上記リンクでご確認ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 新しいミキサー卓をさわさわ…




