2025/2/7 UP!
今、美食のエリアとして、注目を集めているいすみエリアで、房総の魅力が楽しめるレストランをご紹介したいと思います。

いすみエリアは美味しいものがたくさん、番組では外房イセエビ、いすみ米、船上活〆さわらなど紹介して聞いています。
地域の風土、歴史、文化を料理に表現する「ローカル・ガストロノミー」。その考えに基づいて、房総の豊富な食材がそろう「いすみエリア」で素晴らしい料理を提供しているのがラグジュアリーリゾート「五氣里」のレストラン餐。こちらでトップシェフを務める木村藍さんに、お話しを伺いました。

木村さん:地域に根差した宿泊施設でして、私はその五氣里の中のレストランでこの地元いすみ市の食材をメインにコースを作っております。もともと私は実は料理は全くできなくて、本当に食いしん坊、食べることが大好きだったんですけれども、会社を六年ほど勤務して退職した後に初めて料理と向き合う時間ができて、コルドンブルーというフランス料理の学校に通いながら、やはり現場が見たいなというところで、都内のフランス料理店の厨房に入れてもらって、今でこそ時代が変わったので、ちゃんと丁寧に教えないといけないとかってあると思うんですけど私が修行を始めた当初はまだまだ昭和の空気流れるような厨房だったので見て覚えろですし、味見もこっそり下がってきた鍋をペロッと舐めながら覚えるといった具合でした。

いすみの食材を活かしたコース料理を提供しているということですが、「もともと料理できない」とおっしゃっていた木村さん、実はすごい方なんです。会社員から転身、多くのフランス料理店で修行をされた後、池袋で人気フランス料理店【シュヴァル・ドゥ・ヒョータン】を開業、【ビブグルマン】を2年連続で獲得されました。ミシュランのビブグルマンというのは、良質な食材で丁寧に仕上げた、価格以上の満足感が得られる料理を提供しているレストランや料理人に与えられる称号なんです。
料理人として高い評価を得た木村さんは、各地で食材を追い求めるうちに、ご自身の出身地であるいすみエリアが、食材の宝庫である事に気づきます。

(苺のミルフィーユ)
木村さん:もちろん日本全国素晴らしい食材生産者さん、たくさんいらしたんですけれども、そんな中で、いやいや待てよ?自分が育ったいすみ市ってすごい人たちとすごい自然ばっかりじゃないかっていうのに気づき始めたのが今から5、6年前ぐらいですかね。で、そうは言ってもつてがないという所で、まずは市役所に直接電話をしまして、(私は)こういうものなんですが、いすみの食材を使いたいんですけど教えてくださいとド直球に聞きまして。そうしましたらすごく親切に教えてくださって。そこでご紹介いただいた農家さんだったり、漁師さんは今でもお付き合いがあります。生産者さんに会ったり、現場を見せてもらう中で、想像以上にそこから広がっていく、自然のつながりももちろんそうですし、地域の人々のつながりっていうのもすごく実感することが多かったです。

(イセエビと有機野菜)
紹介してもらった農家さんや、漁師さんやそこから広がる生産者さんたちと話をするだけでなく、例えば伊勢海老漁でつかう網の手入れを手伝ったりするようになって、皆さんのつながりや自然の循環を感じるようになった木村さん。今も食材をどう料理していこうかと考えてワクワクする日々が続いているそうです。

(鹿もも肉のパイ包み焼き)
いすみ市にあるラグジュアリーリゾート「五氣里」のトップシェフ、木村藍さん。食を通じて地域の魅力を伝える「いすみ大使」も務めていて、2023年には地産地消や食文化の普及に貢献した料理人が表彰される農林水産省の「料理マスターズ」でブロンズ賞も受賞されています。そんな木村さん、いろんな食材を探して生産者さんを訪ねているうちに、自然と役割が生まれたようなんです。

(真蛸のテリーヌ 梨のソース)
木村さん:特にいすみ市はそうだなって感じるんですけれども、個人個人の小さな農家さんだったり、小さな酪農家さんだったり、漁船の一隻一隻だったりというのがすごく魅力的な方、あの素晴らしい「点」がたくさんあるなって感じていて。ちょっとおこがましいかもしれないんですが、私がそのいい点をつないで、線にしてお客様を感動させられるようなお料理にできたらいいなっていうのをすごく感じて、日々、そういったお料理ができたらなと思いながらやってます。なんかだんだん料理人なのか食材ハンターなのかわからなくなってきたり。結構、漁師さんとこ行って「この後どこ行くの?」って聞かれて、「あ、誰々の酪農家さんとこです」って(いうと)、「じゃあ、この魚持ってって」とか。そうすると「あ、じゃあこのチーズはあそこに持ってって」って、今度はまた畑に行くって言ったら渡されたり。今度は畑できゅうりもらって、このきゅうり誰々さんとこ持ってってみたいな、だんだんなんか配達屋さんみたいに軽トラの後ろがいつも何かしらの食べ物で埋まっている感じです。

(いすみの新米と古米)
生産者さんらとコミュニケーションをとる中で、旬の食材や、山や流れる川、海など「自然の循環」を感じとり、それを料理で表現し、五氣里の中のレストラン「餐-san-」で提供するコースでお客様に感じてもらいたいとおっしゃっています。
こちらのお料理は、元々は五氣里に宿泊の方のみ利用できるということだったんですが、今は予約すればレストランのみの利用でディナーコースを楽しむことができます。最後にこの時期おすすめのお料理をご紹介いただきました。

(地魚のブイヤベース)
木村さん:伊勢海老はもちろんいすみ市の名産なんですけれども、それ以外にも、今の時期ですと、河豚が上がったり。それから青のりが、実はこの時期旬でして。一番引き潮の時間帯に漁師さんが岩肌にくっついたのりを剥がしてくださって、乾燥させてあの薄く伸ばしてっていう、とても手間のかかる作業ではあるんですけれども、ものすごく香りのいい青のりは本当に主役級の食材で使わせていただいてます。香りがものすごくいいので、青のりを主役にして、その下にそっといすみの玄米、それから同じ海で採れるサザエを合わせた玄米とサザエのリゾットをしのばせて一緒に召し上がっていただいてます。

(これがそのメニューです)
「ローカルガストロノミー」に基づいた料理全体から地域を感じる。生産者を料理でつなぐ木村さんがあってこその料理なのかもしれません。木村さんは、これからも多くの生産者さんと会って、いい食材と巡り会いたいし、そのローカルの味を十分堪能できるメニューに挑戦していきたいとおっしゃっていたそうです。なお、五氣里「餐-san-」では、その日のメニューで食材の出所などがわかるようになっていて、お店の方や時には木村さんからもお話を聞くことができるそうです。ラグジュアリーリゾート五氣里のサイトや、料理の写真がたくさん掲載されているインスタグラムもぜひご覧ください。

2025/2/6 UP!
- 今週は「美食のいすみエリア!」をテーマにご紹介しています。
- 「ちょっと頭が硬い !?」中西”岩石”悠理がご紹介しました、御宿町の「岩瀬酒造」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 江戸時代享保8年に創業し、今年で302年という歴史ある酒造、御宿町の『岩瀬酒造』。伝統の山廃仕込みと千葉県産の米にこだわって酒造りをしています。
- 「岩瀬家の井戸」のミネラルが豊富な日本屈指の硬い水「硬水」を使用し、抜群のキレ味と、濃醇で酸味のしっかりした辛口の味わいの代表銘柄「岩の井」。
- 新酒は銘柄により順次発売していますので、詳しくは岩瀬酒造の公式ホームページをご覧ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 自分の帽子が、後ろから見ると思っていたよりとんがっていて驚きました。なんだこのスライム感…
2025/2/5 UP!
- 今週は「美食のいすみエリア!」をテーマにご紹介しています。
- 「ハイ チーズ!」中西”ダブルピース”悠理がご紹介しました、いすみ市にある「チーズ工房IKAGAWA」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.cheese-ikagawafarm.com

- いすみ市には小さいながらもこだわりの詰まったチーズ工房が点在していて、そのひとつが2007年にオープンした「チーズ工房 IKAGAWA」。2代目の五十川さんが、飼料となる牧草から自分たちで作り、8頭のジャージー牛を放牧しながら、日々、生き物、食べ物、周りの人、環境や自然に感謝し大切にしながら、チーズ作りに励んでいます。
- 営業時間やオンラインショップなど詳しくは、「チーズ工房IKAGAWA」のホームページをご覧ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 空気は冷たいけど、日差しはあったかい!ありがたい。
2025/2/4 UP!
- 今週は「美食のいすみエリア!」をテーマにご紹介しています。
- 「遠慮のかたまりも 遠慮なく食べる!」中西悠理がご紹介しました、勝浦市にある「#勝浦herbe」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 料理の彩りとして添えたり、ビタミンやミネラルなど栄養価が高いことでも注目を集め、最近では、フレンチレストランやカフェでも様々な種類のエディブルフラワーを見かけるようになってきた「エディブルフラワー」。その魅力を届ける為に、2年をかけて勝浦市白木に、『エディブルフラワー・ハーブ園、「#勝浦herbe」をオープンしました。
- 営業時間やオンラインショップなど詳しくは、「#勝浦herbe」の公式ホームページをご覧ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- エディブルフラワーのように、いつも心に彩りを!
2025/2/3 UP!
- 今週は「美食のいすみエリア!」をテーマにご紹介します。
- 「みんなのアミーゴ!」の中西悠理がご紹介しました、いすみ市にある「鮨処 切通」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 外房で生まれ育ち、サーフィンと釣りを愛し、海を知り尽くしている店主、切通篤史さんがひとりで切り盛りしている寿司屋「鮨処 切通」。JR外房線・長者町駅から2キロほどのところにあります。
- こだわりは3つ。地元の漁港から直送される「新鮮な素材」、シャリに使う「赤酢」、旨味を最大限に引き出すための「熟成」です。
- 営業時間など詳しくは「鮨処 切通」のホームページをご覧ください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 缶コーヒー、顔に当てるとあったか〜。
2025/1/30 UP!
- 今週は「早春の花めぐり!」をテーマにご紹介しています。
- 「冷蔵庫のハチミツを こっそりなめて 怒られていた!?」中西”プー”悠理がご紹介しました、市原市にある『市原みつばち牧場』の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 造園家の中村伸雄さんが、”みつばちと共存する牧場”を創りたいと、10年ほどかけて誕生したのが「市原みつばち牧場」。理想の楽園の完成まではもう少し!!と、今後も進化し続けます。
- 2月下旬から5月初めまでは、菜の花や紫色のムラサキハナナ、クローバー、真っ赤なストロベリーキャンドルの花が咲き、牧場内には花畑が広がります。
- 昨年オープンした「HONEY BEE CAFÉ」では、ホットドッグと「はちみつソフトクリーム」が堪能出来ます。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 窓の外に広がる幕張の景色に向かって、春を呼び込む中西。
2025/1/29 UP!
- 今週は「早春の花めぐり!」をテーマにご紹介しています。
- 「年中見頃!!」の中西悠理がご紹介しました、旭市にある「大原幽学遺跡史跡公園の椿の里」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
http://www.city.asahi.chiba.jp/yugaku/top/oyseasontubaki.html

- 旭市の「大原幽学遺跡史跡公園・椿の里」には、521種類・約3000本の椿が植えられていて、2月下旬から4月初旬まで、白、ピンク、赤の順に次々に開花していきます。
- 公園の名前にもなっている偉人・大原幽学の「大原幽学記念館」では、2月16日(土)まで、「幽学と子育て」が開催中。
- 桜の時期には、桜と椿のコラボレーションも楽しめ、春の訪れをたっぷりと感じられる人気のスポットです。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 私は年中花盛り!頭の上に花が咲いていそうです。ちょっとお馬鹿っぽい?
2025/1/28 UP!
- 今週は「早春の花めぐり!」をテーマにご紹介しています。
- 「ほったらかしでも 花が咲く!?」中西悠理がご紹介しました、鋸南町の「水仙まつり」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.town.kyonan.chiba.jp

- 「水仙の日本三大群生地」のひとつ、鋸南町。「元名の花」と呼ばれ、江戸時代から高貴な花として人気があります。
- 水仙の名所は、「江月水仙ロード」「佐久間ダム公園」「をくづれ水仙郷」。
- 「をくづれ水仙郷」では2月2日(日)まで、「水仙まつり」が開催中で、午後5時から8時まで水仙のライトアップ中。
- 「佐久間ダム公園」では「頼朝桜まつり」を開催。2月8日(土)から3月9日(日)まで、頼朝桜と竹灯籠によるライトアップを予定しています。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 春よ、こい!と念じてみました。(ちょっと早かったみたい…)
2025/1/27 UP!
- 今週は「早春の花めぐり!」をテーマにご紹介します。
- 「朝はパジャマを脱皮するまで 時間がかかる!」中西悠理がご紹介しました、「しらこ温泉桜祭り」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 2月中旬から見頃を迎えを迎える九十九里の南部・白子町の「しらこ桜」。九十九里ビーチライン沿いに500本、町内にも1000本の色鮮やかな河津桜が、早春を告げる観光名所となっています。
- 桜の開花時期に合わせて「しらこ温泉桜祭り」を開催。2月15日(土)から3月2日(日)まで、夜6時から9時には、桜のライトアップも行われます。
- 2月23日(日)は「スペシャルDay」として「白子のまちガーデン駐車場」でイベントが開催されます。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 枯れ木に花を咲かせましょう!!
2025/1/23 UP!
- 今週は「千葉の美味しい冬野菜!」をテーマにご紹介しています。
- 「やあ!見てください! 立派なチンゲン菜が採れましたよ!」の中西悠理がご紹介しました、柏市にある「岩立ファームのチンゲンサイ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 国内で初めて本格的にチンゲンサイの栽培がスタートした柏市で、40年以上栽培を続けている「岩立ファームのチンゲンサイ」。チンゲンサイと言えば、中華という固定概念を覆し『どんな料理にでも使える美味しい野菜』として冷蔵庫に置いて貰う事が目標に、“チンゲンサイのプロ”として岩立さんご夫妻が愛情たっぷりに栽培しています。
- 岩立ファームのチンゲンサイは、岩立ファーム直売所・農産物直売所かしわで・道の駅しょうなんの他、柏市近郊のスーパーマーケットで購入できます。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 寒くてもへっちゃら!どこまでも遠くへお出かけするのです。