2026/3/20 UP!

この番組では、今までもいくつか千葉県産の農産物を使ったスイーツを紹介してきましたが、今回は千葉県が国内生産量の約8割を占める、「落花生」を使ったスイーツです。茂原市にある菓子屋Norramの「ピーナッツキャラメルバターサンド」をご紹介します。
今年は明治9(1876)年に、千葉県で落花生の栽培が始まってからちょうど150年の記念の年。日本一の“落花生県”である千葉では、今でも新たな落花生グルメの数々が県内各地でつくられています。中でも、茂原市にある「菓子屋Norram」の看板メニュー「ピーナッツキャラメルバターサンド」は、一口頬張れば口の中が落花生の風味で満たされると評判の新感覚スイーツ。今回はその「菓子屋Norram」の御須郁代さんにお話を伺っています。まずは、御須さんが、茂原にお店を開くまでのキャリアについて伺いました。

御須さん:調理師の専門学校に通った後に、フレンチレストランのコックさんとして働いてたんですけれども、途中からパティシエに転職して、技術も知識も身につけることができたので、開業、独立に踏み切ろう!と思って2023年に3月に開業いたしました。最初は工房で製造に専念して、オンラインショップと道の駅だったりとかに納品をして販売していただくっていうスタイルで、やっていこうと思っていたんですけれどもご近所の方だったり、友人だったり、直接販売、お客様を工房の方に来ていただいて、直接販売してみたいなっていうことから、翌年の2024年の2月から工房直売という形で販売を始めました。
都内のフレンチレストランにお勤めされた後、パティシエ、ショコラティエとして経験を積まれていたそうです。お店の名前は「菓子屋Norram」。この「Norram」という名前ですが、御須さんが以前飼われていたわんちゃんの名前、「マロン」ちゃんを、ローマ字にして逆から読ませた、ということなんです。
マロンでノランなんですね。そのお店の商品として、ピーナッツのスイーツが生まれたんだね。
そのきっかけについてこんな風に教えてくれました。

御須さん:ピーナッツを使ったお土産っていうのがありますけど、新しいスイーツっていうのを作ってみたいなっていうのがありまして、もちろん梨とか枇杷とかも考えはしたんですけれども、自分の中ではピーナッツが一番しっくりきたので、それでピーナツを採用しました。ピーナッツをふんだんに使用しているんですけれども、千葉県産を使用しています。それで構造としてはピーナッツパウダーを混ぜ込んだピーナッツサブレを上下に使用してまして、その間にピーナッツのバタークリームをサンドしています。そのバタークリームもピーナッツペーストをふんだんに使用してるんですけれども、その他にも千葉県産の生のピーナッツを自分でローストして、粗く刻んだものも入れています。そのピーナッツバタークリームの中に塩キャラメルを入れております。

この「ピーナッツキャラメルバターサンド」は食のちばの逸品2024で審査員特別賞を受賞しるんです。サブレにクリームが挟まれているお菓子で、サブレの表面には落花生の殻の模様をイメージした格子状の線が描かれています。こちら、なんと一つ一つ全部、御須さんの手書きなんです!一つ一つ生地の上に卵黄を塗って、そこにフォークを使って線を書いているそうなんですよ。
JR外房線本納駅から新茂原方面へ県道31号線沿いに車で5分、徒歩で20分程度の場所にある菓子屋Norram。周りは田園風景が広がっており、その中に工房と直売所があります。御須さん、最初はお店をやるつもりはなかったそうですが、お知り合いからの「直接買いたい」という声などを受けて直売所を開いたところ、じわじわと広がる反響に驚きを感じるようになりました。
御須さん:もちろん茂原市内のお客様が多いんですけれども、市外から例えば君津市だったり成田市だったりとか、結構遠方からリピートしてくれるお客様がいらっしゃいますね。それ以外にもいろんな口コミとかで知っていただいて県外の都内とか、神奈川県とか、そちらからも来ていただくお客様もとても増えました。ピーナツキャラメルバターサンドは、もちろん甘みはあるんですけれども、塩味を加えておりまして、甘じょっぱいスイーツになってます。その塩味を加えることによってピーナッツの深みだったり、旨みがより際立つと思っていて塩味を加えたんですけれども、もちろんコーヒーとか紅茶と合わせて召し上がっていただくのもいいんですけれども、私個人としては濃い緑茶と合わせていただくと、とても美味しくお召し上がりいただけるかなと思っています。

千葉県産のピーナッツをサブレ生地にも挟んであるクリームにもふんだんに使い、クリームの中に入っている砕いたピーナッツは茂原のもので、御須さん自身がロースト。中に入っている塩キャラメルのちょっとした苦味がまたいいんです。スタジオでも試食いたしました。
リピート率が高いのもわかりますよね。しかも、これ一つ一つ手作りですから、大変ですね。ということで、平日は作るのに専念していて、直売は主に土日に限定ということになってしまうのだそうです。大変だと思いますが、御須さん、こんな風に話してくれました。
御須さん:とてもありがたいお言葉をいただくことが増えて、本当に忙しいんですけどそういうお言葉が本当に励みになって、頑張れています。自信を持って販売している。商品たちではあるんですけど、実際直接言葉としてもらえるのは本当に嬉しいですね。この看板商品のピーナツキャラメルバターサンドなんですけれども、オンラインショップでは5個入り1箱としてご購入いただけます。それ以外ですと、工房直売、土日メインの営業にはなるんですけれども、こちらに来ていただくと、ピーナツキャラメルバターサンドその他のシュークリームだったりとか、焼き菓子もございます。これからの季節ですと、茂原市内の美味しいイチゴを使ったバターサンドなどの販売も予定しておりますので、ぜひお越しくださいませ。
お客さんの声がチカラになっているんですね。そして御須さんが作るほかのスイーツも直売所に行けば買うことができるんだね。いちごバターサンドも気になりますね。

直売所を開いてからまだ日が浅いのですが、御須さんも週末の開店を楽しみにしているそうです。(※)千葉の新しいお土産として、たくさんの方に食べて頂けるよう、これからも一つ一つ心を込めて作っていきたいと思いますとおっしゃっています。
これは、ぜひ一度食べてもらいたいですね。
菓子屋Norramの「ピーナッツキャラメルバターサンド」について、お店の営業日、ネット販売などについてはインスタグラムやホームページなどをご覧ください。
※3月21、22、28、29は都合によりお店はお休みとのことです。
2026/3/19 UP!
- 今週は「落花生グルメ!」をテーマにご紹介しています。
- 「いまだにおしりに 殻が付いている気がする!?」中西悠理がご紹介しました、松戸市にある「千葉とみい」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 松戸市を中心に柏市や我孫子市などに7店舗を構える老舗の銘菓店「千葉とみい」。創業以来手作りにこだわった落花生のお菓子が長年地元で愛され続けています。
- 看板商品は「ピーナッツサブレー」! シリーズ展開の「ぴぃなっつの集い」は、「らっかせいぱい」「ふくふくぼっち」「せんのは」「ぴわーず」 と、多種多様な豊富なラインナップで、千葉の落花生を味わえます。
- 「千葉とみい」の営業時間等は、公式HPでご確認ください。
す慢がでは(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 春先の喉ケアグッズたち!スタジオに持ち込んでいます。
2026/3/13 UP!
三方を海に囲まれた千葉県には「海と夕日」を同時に楽しめる絶景スポットが数多くあります。

今日は、そんな夕日を楽しむことができる数々のスポットの中から、時間を忘れて見入ってしまうような絶景のサンセットタイムとマジックアワーを楽しめるカフェレストランをご紹介します。

多くの船が行き交う東京湾に面し、人気観光地鋸山を背にする富津市金谷。海辺のグランピングリゾート「BAYSIDE KANAYA」内のカフェレストラン「LA

前田さん:金谷にありますBAYSIDE KANAYAというグランピングの併設しているレストランのLA MER BLEUEになります。LA MER BLEUEは青い海という意味でございまして、宿泊している方も宿泊していない方もお立ち寄りいただけるレストランになっておりまして、もう本当に日本で一番海に近いのではないかと。もう本当に海辺にあるレストランになっております。海に近いって言っても本当にもう海の上に立ってるって言っても過言ではないぐらい、もう海とホテルの間に遮るものがないんですね。道路ですとか。もう本当柵だけしかなくて満潮のときはもう打ち寄せる波がお部屋のテラスにぶつかってくるぐらい近いですし、潮が引いているときは近くの砂浜を歩くことはできるんですけれども、もうそこから本当に岩肌がゴツゴツ見えるぐらい。結構、潮の満ち引きで見え方もすごい変わります。

満潮時にはテラスのすぐ下まで波が来るという場所にあります。また、南フランスのマリンテイストを基調としたデザインの店内からは、東京湾を一望することができます。レストランから見える夕日について、前田さんはこんなふうにおっしゃっています。
前田さん:金谷港っていうのが西を向いているので、日が沈むときのサンセットタイムが本当に綺麗で、ぜひご覧いただきたいなって思います。夕日が沈む30分前後ですかね。もうゴールデンアワーと言われている時間とかだと綺麗に見えるので、結構皆様、飲んだり食べたりとかしている手も止まって、もうほんっとーに全てのお客様が海の方を見て固まってるぐらいじっと見ていて。私達ちょっと従業員も本当その一瞬だけは手が止まってしまうぐらい見とれてしまう感じですね。お客様ももうみんなもうただただ、夕日をもう本当じっと見ている感じなので、私達が止まっていても多分見えてないとは思います。

お客さんも従業員も見惚れて動きが止まってしまう。お店の中の時が止まって、夕日だけがゆっくりと沈んでいく。ロマンチックですね。

お話にもありましたが、従業員さんも動きが止まるほど美しい夕日。その燃えるような太陽が沈んでから「はっ」っと我に帰って皆さん、食事やお茶の続きが始まるそうです。
美しい夕日のスポット、金谷港に隣接するグランピング施設「BAYSIDE KANAYA」内のカフェレストラン「LA MER BLEUE」で、みなさん、どんな風に夕日を楽しんでいるのか前田さんに教えていただきました。

前田さん:夕日をバックに黒くシルエットになって、その船が行き交うのをずっと眺めてるのが楽しいっていうお客様もいっぱいいらっしゃいますし、あとはもうグラデーションですね。(夕日が)沈んだ後とかでも空の色が日によって本当に違って、オレンジっぽかったりとか、もうピンクのグラデーションだったりとか。本当同じ日がないっていうのがすごい魅力だと思っていて。結構昼間はやっぱ明るいっていうのもありますし、海もやっぱり広くて奥まで見えるんでぼやっとした感じで、(伊豆)大島とか三浦半島とかあと富士山とかも見える感じなんですけれども、夕方になると、本当くっきりとシルエットが浮かび上がってくるような感じで見えてくるんですよ。なので、なんか山の形とかも昼間とは違う。もうはっきりしたシルエットで見えてきて、本当に何か夕日の綺麗さっていうか、なんかマジックアワーっていうんですかね。はい、、そういうのをすごい感じます。

これは、ロマンチックすぎますね。確かに、金谷港からは東京湾の対岸の横須賀や久里浜、富士山、伊豆半島がなんとなく見えているけど、シルエットになるとくっきりみえる。不思議ですね。

時間が早くて明るすぎてもシルエットは見えませんし、浮かび上がるのはほんの少しの間だけのことなんだそうです。全く雲がない日もいいんですが、雲がちょっとある時の方が、雲も赤く染まったりしてより幻想的。そして、太陽が沈むと、そのシルエットが、訪れる夜の暗さと共に消えていくんです。なにか儚さみたいなものも感じますよね。

しかも、風が強い日やちょっと肌寒い日でも、この「LA MER BLEUE」は気にせずに楽しめる場所ってことになりますね。あと、気になるのはレストランのメニューのほうですが?金谷あたりは美味しいものいっぱいありますからね。レストランの人気メニューなどについてもお話伺っています。この番組でも以前ご紹介したメニューもあるそうですよ。

前田さん:一番人気なのはお刺身とアジフライがセットになっている金谷御膳というものになります。すごく幅広く(年齢層)人気のあるメニューとなっております。アジフライのアジやお刺身とかも地元の海で獲れるものになっておりますので、すごくやっぱり新鮮ですし、美味しくて人気です。特に人気のメニューが黒アヒージョといいまして、2024年の千葉県の黒アヒージョフェアで、グランプリを獲った自慢のメニューになっております。こちらはルームオーダーとかでお部屋でもお召し上がりいただけるメニューに入っているぐらい人気になっておりまして、海老ときのこをベースにした黒アヒージョになっております。すごくやっぱり人気でございます。結構館山とかドライブに行かれる方も多いと思うんですけれども結構その帰りにですね、通る道だと思いますので、ぜひ本当お気軽にサンセットタイムを楽しみに来ていただければ嬉しいです。

海の幸が豊富なところだからね。魚中心のメニューは人気でしょうね。
2024年の黒アヒージョ料理コンテスト、プレミアム部門でLA MER BLEUEの「地鯵とホンビノス、イカ墨のW黒アヒージョ」がグランプリを獲得しています。現在は、秋冬限定メニューの「海老と茸(きのこ)の黒アヒージョ」が提供されているそうです。こちらはレストランでも、グランピングでお泊りのお部屋でも楽しめるということです。
レストランだけの利用も可能ということだから、ドライブ帰りに立ち寄ってみるというのも気軽でいいですよね。走る車の中からだけじゃなく、ぜひお店でゆっくり夕日と食事を楽しんでもらいたいですね。

グランピング施設ベイサイド金谷、そしてカフェレストランLA MER BLEUEの詳しい情報については、ホームページ、SNSをご覧ください。
2026/3/6 UP!

あさって3月8日は「餃子の日」。大好きな方多いと思います。さて、みなさん「町中華」行かれたことありますでしょうか?この町中華という言葉なんですが、地域に根付いた個人経営の庶民的な中華料理店を指す言葉で、2010年代にライターの北尾トロさんほか「町中華探検隊」が広めた造語なんです。千葉県にも、長く地元の方々に愛されている町中華の名店が数多くありますが、その中でも、今日は、餃子が人気のお店をご紹介していきたいと思います。
京成線、市川真間駅から徒歩10分ほど、静かな住宅街の中に創業65年のお店中華料理 芙蓉亭

山口さん:昭和35年に開店しました。初代はおじさんになるんですがそのおじさんの奥さんと後2代目になるうちの父が3人で、65年前に開店した場所です。京成線から北側に向かって歩いてくる方に関して、中華料理屋っていうのはもう芙蓉亭ぐらいしかなくて。その当時まだここなんか砂利道だっつってたから、そこからのスタートだったみたいです。私に関しては高校卒業して、愛知県の方なんですけど「四川飯店」に修行、陳建民さんの弟子のところで四川料理を勉強したっていう形ですかね、約10年ぐらい。その後、ちょっと3年間なんですけど本場イタリアに行ってイタリア料理の勉強をして、それから芙蓉亭に戻ってきて店を継いだっていう形になりますね。

山口さんが若い頃、将来この店を引き継ぐのにあたって、外で修行をして、知見を養いたいということで愛知県の四川料理のお店やイタリアで修行を重ねたそうです。そののち、満を持して芙蓉亭を継がれたということなんですね。その芙蓉亭で一番人気の料理は「餃子」。芙蓉亭の餃子の特徴や、時代とともに変化すること、変わらないことについて伺いました

山口さん:うちの餃子は結構野菜とかもゴロゴロしてるというか、餡がしっかりしてる味付けにもなってるし、皮自体は少し厚めで大きめなのでモチモチカリカリで食べたときに、ジュワーみたいな餃子です。令和の時代になっても、座る前にも「ガラガラ」「あ、餃子ビール!」っていう感じ。この流れはやっぱりもう本当、昭和・平成・令和、変わらないんですよね。町中華って今、かっこ良く言ってるじゃないですか。でも、町中華じゃなくて、食堂なんですよ。本当は。中華料理っていう名の食堂にお腹をすかした職人さんが飯を食べにくる。そんなイメージからだんだん今はもう女性1人で「餃子ビール」や、すごいなぁ。でもそれがまた時代とともに変わってくるんだなっていうのは中で働いててすごく感じますし。

そして、スタジオにも芙蓉亭の餃子が登場。

こちらは、お店では一皿5個・660円で販売されています。

今日は、ネット販売のものを用意したんですが、付属でついてくる「辛みよりも旨みのほうが強い自家製の胡麻ラー油」でいただくと美味しさがまたアップするそうです。こちらも気になりますね。

山口さん、色々と修行で学んできたことを、新しく餃子や他の料理に取り入れようとしたこともあったそうですが、それは先代の店主(お父様)が絶対許さなかったそうです。若かりし頃はそれで衝突もあったそうですが、今思えば、仕込み方や作り方、味の付け方、変えなくて本当に良かったと思っているそうです。時代の流れで多少のアレンジはあったとしても、基本は絶対に変えない。その大切さを今はしみじみと感じているそうです。

京成線、市川真間駅から程近い住宅街にある中華料理 芙蓉亭。その大人気の国産野菜・国産豚肉を使用した「餃子」をご紹介しています。
ところで皆さんも餃子を家で焼く時があると思いますが、あの皮のもちもち感出すの結構難しくないですか?なんかブヨブヨしちゃうなんてことも結構ありますよね。

今回は山口さんに、美味しいもちもち餃子の焼き方ワンポイントアドバイスをいただきました。
山口さん:フライパンとかで、家庭でやるときとかなんかね、フライパンに油をひいて、餃子を並べた後に、大概、何かお水とかを入れちゃうじゃないですか。なるべくなら、そこで熱湯を入れて欲しいんですよ。これがモチモチになる一番のポイント。皮を一気にモチモチ感を出すためのポイントは熱湯を入れる。熱湯を入れて蓋をする。ここで蒸し焼きが出来上がるんですよ。中に火が入ったらお湯を捨てて、あと油をかけて、そこの面をカリッとするまで焼くっていう感じ。芙蓉亭の餃子を買っていただいて家で焼く場合は、今の焼き方にしてください。なるべくなら最初は何もつけずに食べてほしい。で2個目にお酢とラー油、お酢と胡椒とかで最後にちょっと醤油とか。味が濃くなる順番の前から楽しんでってもらいたい。そうすると1個(1皿)じゃ足らないんですよ。だから、餃子をおかわり、みたいな感じです。

参考になりますね。これはみなさん、試してみてください。餃子を焼く前に、まずはお湯を沸かす。その熱湯を使ってに美味しい餃子になる。最高ですね
最後に町中華をより楽しむための提案、そして、コロナ禍を機に始めた餃子のネット販売についてお話聞きました。
山口さん:チャーハンを炒めてるときのカンカンカンカンという音とか、餃子を開けたときのジューとか。ああいう音を聞きながら食べるっていうのも、町中華のあるあるなんじゃないかなってすごい思いますね。食べに行ったときには、音と一緒に町中華を味わってください。きっともっと美味しくなります。結構遠くから来てくれるお客さんも増えてますし、インターネット販売っていうのはやってるんですけど、みんなにも食べてもらいたいっていうもとで冷凍餃子の販売を始めた結果、本当に北は北海道から南は沖縄まで注文が来るようになっているので驚きです。地方の方からあの注文が来るじゃないですか。また来るんですよ。もう1回注文が来るってことは美味しかったのかな。いや嬉しい限りです。
確かに音って大事。厨房から聞こえてくる音とともに味わう。中華鍋を叩いているような音とか、野菜を刻んでいる音、揚げ物の音、それも全部コミで町中華の美味しさができているんですね。
最近、近所のお馴染みのお客さんだけでなく、遠くから来てくださる方も増えてきたそうです。銚子から一人で来て餃子を食べて、銚子に帰って行ったお客さんもいてびっくりしたそうです。他の用事のついでなのかと思ったら、餃子が目的だった。これは大変なことになったぞと思ったそうです。今は、ネット上の口コミでおいしさの噂が広まり、冷凍餃子は北海道から沖縄まで注文が来るそうです。みたことない地名に驚くこともあるそうですよ。

中華屋さんに入ったら、まずは「餃子!ビール!」って頼みたくなりますよね。美味しいお店は、チャーハンでわかっちゃうなんて話もありますが、まずは美味しい餃子!明後日3月8日の餃子の日にはぜひ町中華の餃子も試してみてください。

芙蓉亭の餃子はネット販売もされています。販売の情報やお店の情報などホームページやSNSで発信されています。気になる方は是非ご覧ください。
芙蓉亭HP
https://www.instagram.com/fuyouteigyoza
https://www.facebook.com/p/芙蓉亭-100063474913944/?locale=ja_JP
2026/2/27 UP!
「地域とつながり、千葉の食の魅力を最大限に表現している飲食店・生産者を発掘」することを目的とした食の祭典、「ちばガストロノミーAWARD」。その2回目が開催され、昨年12月には「県内各地の究極の一皿を紡ぎ出す料理人」と「珠玉の食材を育む生産者」、それぞれのTOP30が、そして、先日2月16日にはその大賞発表と表彰式が行われました。今日ご紹介するのは、その生産者部門で2年連続選出されている大多喜町の「mitosaya薬草園蒸留所」です。

「珠玉の食材を育む生産者さん」気になりますね。
2017年にプロジェクトをスタートさせた「mitosaya薬草園蒸留所」は、かつて薬草園だった場所で、「自然からの小さな発見を形にする」をモットーに、見た目も美しく個性的な蒸留酒、季節の恵みを閉じ込めた加工品、プロダクトなどをこれまでにおよそ200種もリリースしているんです。入手困難といわれる人気のmitosayaの「蒸留酒」。まずは、代表の江口宏志

江口さん:僕は元々その東京で長く出版関係の仕事をしていて、いろんな本とか作り手さんと出会う中で、すごくその自然の中で物作りをするようなこととか人にすごく興味を持つようになって。そんな中で出会ったのが、ドイツのとある蒸留家で。彼のお酒を飲む機会があって、すごく感銘を受けてお酒作り物作りっていうことを自分でもやってみたいなと思って彼のもとでしばらくその蒸留酒の勉強をさせてもらったっていうのがきっかけになります。日本全国いろんな場所を探してたんですけども、この中で大多喜町の薬草園の跡地っていうのがすごく魅力があって、やっぱ数百種類の薬草、果汁、ハーブみたいなものが時間をかけて育っていて、あとはそれを生かすための建物であるとか、設備っていうものがしっかりあって、そういったものを転用して、蒸留酒造りができるとすごくいいなと思って。それで手を挙げたっていうような感じですね。

出版関係!全然違う仕事をされていたんですね
蒸留家の方とその方が作るお酒に出会い感銘を受け、ドイツで1年間修行。その後、「ここで学び、感じたことを日本の果実や植物でできたら」と始めたのが「mitosaya薬草園蒸留所」です。お話にもありましたがいろいろ探す中で、元々「千葉県立薬草園」という名前の場所だったこの場所にストーリーを感じたそうです。この薬草園は大多喜町に譲渡された後、施設の老朽化などの理由で2015年に閉鎖になりました。その施設を借り受ける形で江口さんが事業をスタート。2018年には蒸留所として酒造免許を取得したそうです。 事業を始めるにあたり、最初に作った蒸留酒の種類や、その楽しみ方についてお話しいただきました。

江口さん:(最初に作った蒸留酒は)何種類かあって。一つはこの市原にある柑橘を使ったもの。あとはイチジクを使ったもの。あとはミントを使ったもの。いろんな果樹であるとかハーブであるとか、あとは薬草であるとか、そういったものを原料に使ったお酒作りというのをやってます。自由に楽しんでもらったらいいと思うんですけども。ただ蒸留酒って言ってもいろいろあって。その種類だけでもそのブランデーがあったり、スピリッツ、ラムとかジンみたいなスピリッツがあったり、あとはウイスキーがあったりとかそういったものをそのまま飲んでいただいてもいいですし、何かカクテルみたいに使ってもらってもいいと思いますし、料理だったり、デザートだったりそういったものと合わせるっていうのもすごくいい楽しみ方じゃないかなと思います。

こちらは枇杷の香りが感じられるリキュールです。
これをどのようにつくっているかと言いますと、、、ホームページの情報を引用しますと・・・「県内で収穫した枇杷のみを天然酵母で発酵させて蒸留し香り高いオードヴィーにして熟成し。びわを砂糖と交互に重ね、丸ごとじっくりとシロップにして、びわの魅力を引き出しました。これに加え、同じく杏仁のような芳香をもつバニラのエクストラクトや、mitosayaの薬草を漬け込んだブランデー、爽やかなミントのスピリッツなどを合わせて、甘くほろ苦く、深い香りのある黄金色の液体に仕上げました。ということなんですね

スタジオでも香りを楽しんでみました。
丁寧に香りを詰め込んだ蒸留酒は、例えば千葉県にゆかりがあるものですと、大多喜町の落花生、いすみ市特産の梨、睦沢町の干し芋を使った蒸留酒もあります。定番になっているものから、その時だけつくるものまでどんどん新しい蒸留酒が作り出されていきます。

そのこだわりの作り方が「ちばガストロノミーAWARD」の生産者部門で高い評価を受けているmitosaya薬草園蒸留所。このAWARDについては江口さん、どんな感想をお持ちなんでしょうか?最近の挑戦についてもお話しいただきました。
江口さん:去年もね、選んでいただいたのでありがたいですけども、いろんな生産者さんに出会えるのがすごく僕らとしても楽しみなイベントです。僕は今お酒に関しては大体200種類ぐらいの銘柄を今までリリースさせてもらってて、あとはここの場所で採れた自然のものを使ったお茶であるとか、ジャムであるとか、そういったものも作ってますし。あと最近は東京の江東区の方に清涼飲料水のちっちゃな製造工場を作りまして、そこで缶とか瓶に入った炭酸飲料みたいなものを作ってるんですね。そういったものも考え方としては同じで、自分たちで作ってるもの、取れたもの、分けてもらったものなんかを使った飲料を作ろうということなんですけどそういったものに関しても、同じように広げていきたいなと思っております。

生産者同士や料理人と生産者が繋がりをもつことで新しい何かが生まれるかもしれないですね。mitosayaではジャムとかお茶とか炭酸飲料までつくっているということで、ちょっと試飲させていただきました。

ところでこの名前の「MITOSAYA」 はどういった意味があるのかなとお尋ねしたところ、これ、結構深いんです。表記上はアルファベットでmitosayaですが実はこれ、日本語で植物の「実」と、実を包む「莢(さや)」に由来しています。木の果実だけでなく、葉っぱや根、さらに種など植物のすべてを余すことなく活用し、自然の恵みを蒸留酒に閉じ込めるというブランドの姿勢の意味が込められています

ここで作られている蒸留酒やその他のものは、ネットでも購入できますが、実は週に2日、こんなこともしているんです。

江口さん:MITOSAYAでは毎週金曜日と土曜日を公開日としていて、ご自由に敷地の中を散策いただけるっていうような事にしてます。予約をいただければ庭を少し詳しく案内したりとか、あとは蒸溜所の中を案内して、実際にテイスティングしたりしてもらえるような、そういうようなツアーも行ってます。気持ちのいい場所なので自然も多くてちょっと歴史のあるちっちゃな町なので、大多喜自体もすごく散策して楽しい場所だと思うのでぜひ遊びに来てください。

敷地内には薬草園の時代から40年以上かけて育ててきた様々な植物がたくさん生えているということなので、その説明を聞くのも楽しそうですね。

そういったお話を聞いた後で、それを原料とした蒸留酒を試す。ここでしかできない体験ですよね。このテイスティング付きの蒸留所ツアーやブーケやハーブティーなどのお土産が付くガーデンツアーは予約制、有料になります。小学生までのお子様は、もちろんお酒のテイスティングはありませんが、無料で参加できて、小学生だけでの参加もOKということなので、春休みなどにお出かけしてみてはいかがでしょうか?イベント情報や店舗営業日など、詳しくはmitosaya のホームページ、SNSをご覧ください。
2026/2/20 UP!
もうすぐ2月22日・・・にゃんにゃんにゃんで「猫の日」ということで、今回は、猫とゆったりとした時間を過ごせるグランピング施設をご紹介します。

里山の風景が広がる富津市に、築およそ200年の古民家を再生したグランピング施設「和心

竹の内さん:富津市の里山にある自然に囲まれまして、動物たちはいっぱいいます。猫ちゃんは特に多くて動物と自然と人が共生してる環境の中にあるグランピング施設です。猫は、今、村の中にいるのは15匹。猫は自由にしてますので、敷地内全体であればどこにでも自由に行ったり来たりとか、部屋の中でも自由に入ったりとか出たりとかできるし、外も、もちろん自由にいますので、もう本当にね、猫にとってストレスなしで猫ちゃんたちは暮らしてます。でも1人でいたいときはもう自分をどこかに隠しちゃって寝たりとかしてもう好きなことをやってるって感じですね、この子たちは。お客さんの客室の中に入ってお客さんと一緒に寝ます。もちろん私達とも一緒に寝てるんですけれども、、、。

お客さんが敷地に入ると、様子を見に来る猫もいれば、遠くの方で見ている猫もいる。全く興味を示さない子もいたりして反応はさまざま。このグランピング施設は築およそ200年の母屋を中心に、トレーラーハウスやツリーハウスなどもあって充実した内容なんですが、元々はグランピングやキャンプ施設を運営するつもりではなかったそうです。東京住まいだった竹の内さんとご主人はどういった経緯でこの地に来ることになったのでしょうか?

竹の内さん:田舎暮らしに憧れてたんですよ。東京に住んでたときでも、田舎暮らしで老後生活を送りたいなってずっと夢で思ってまして、この和心村の物件これを見つけて契約したんですよね。元々はね、自分のものにしたら、少しずつ、もちろん東京でも働きながらこっちを少しずつ手入れして、年取ったらもうここで田舎暮らしするっていうつもりだったんですけれども。その後すぐコロナ(禍)なりまして、ここだったらちょっとコロナの中であれば、今ここは最高の場所ですよね、そんなところ密もないですし。2024年の4月引っ越してきたんですよね。立派な古民家があるので民宿やろうかなと、最初はそれで営業し始めたんですよ。意外とお客様が来ていていただきまして、少しずつグランピングとして広げてきたんです。

台湾出身のご主人と老後の田舎暮らしを夢見ながら東京で暮らしていたお2人ですが、コロナ禍を機に移住され、予定よりも早く田舎暮らしがスタートします。自分たちで住もうと思っていた古民家を、「せっかくだから民宿でもやろう」と改装したんですが、それがどうやって「猫とすごせる」場所になったのかでしょうか?

猫と自然に癒される富津市の古民家グランピング施設、「和心村」をご紹介しています。元々は東京で二匹の猫と暮らしていた竹の内さんご夫婦。田舎暮らしをするために手に入れた築およそ200年の古民家が、「猫と過ごせるグランピング」として話題になったいきさつについて伺いました。

竹の内さん:ここに移住しに来たときは、(元々飼っていた猫)2匹も一緒に連れてきて、そうしたら、地元の人に家に野良猫2匹迷い込んじゃってて、でも「うちでは飼えないから飼えますか?」って声かけられまして「わかりました飼います」って。そのときは本当にまだちょっと猫増えてもかわいいねと思うぐらいの軽い気持ちで飼い始めてて。その後は自分からやってきた子とか、そういうのいろいろで15匹まで増えまして最初の和心村のお客さんはもう本当に「古民家」とか「グランピング」とか宿泊とかみたいな自然を求めに来るお客様がほとんどなんですけど、猫ちゃんも自然に増えてくると自然に猫ちゃんたちはお客さんと接するんですよね。触れ合ったりとかするんですよね。もうみんな人懐っこいんですし。グランピング施設より、猫ちゃんと触れ合えるグランピング施設っていうことが前面になってきましたね。

元々東京で猫ちゃんと暮らしていた、そして一緒に田舎暮らしをスタートしたんですね。

最初は猫ちゃんも建物からなかなか出なかったのだそうですが、少しずつテリトリーを広げていって、敷地の中を活発に動くようになり、表情も、より生き生きとなってきたと感じたそうです。そしてご近所さんから頼まれたり、自ら乗り込んできたりと理由はさまざまですが、その数も十五匹まで増えていきました。現在は、十五匹がこの施設としてはちょうどいい数と感じていて、増やす予定はないそうです。施設には猫たちが建物の中に自由に出入りできるように猫専用の出入口がありまして、夜寒くなると客室にそーっと入ってきて、お客さんの寝ている布団に入ってきたり、甘えてきたりする猫ちゃんもいるそうですよ。

それは猫好きにはもう、たまらないですね。そうなると、やはりSNSで発信する人たちが「猫と一緒にグランピング」みたいな記事でアップするようになりますよね。

お客さんによるそうした発信もあって、古民家グランピングで「景色の素晴らしさ」とか「ご飯のおいしさ」「自然の豊かさ」を感じてもらいたいと考えていた和心村がいつのまにか「猫中心」で話題になってきたそうです。ちなみに、古民家の象徴的な建物「長屋門」の近くには「猫食堂」と銘打った餌場があって、それぞれの猫たちが立ち寄って食事をしています。栄養管理の観点などから、お客さんがおやつや餌を自由に与えることはできませんが、朝夕のご飯タイムには集まってきた猫たちが並んでご飯を食べる様子がみられたりするそうです。そして冬場、2月いっぱいくらいまでは、さまざまなお部屋にこたつが置かれているので、その中でぬくぬくしている猫ちゃんと、過ごせるかもしれないそうです。もちろん、猫ちゃんの気分次第なんですが。最後に竹の内さんに、これから和心村がやっていきたいことについて伺いました。

竹の内さん:実は私達は目指してるのはただのグランピング施設宿泊施設ではなくって、人と自然と動物、これからもっと共生するというコンセプトを強めていく。今、実はいろいろ進めてるんですよ。例えば、農業とかもちょっとずつを始めてみたりとかして、自分で野菜をとってそれをバーベキューで焼きますみたいな、そういうこともできるために農業も頑張りますし、あとうち猫以外にもヤギとか犬もいます。烏骨鶏もいまして、もう本当に一つの昔ながらの昭和時代ながらの「村」そのものなんですよね。自然に癒される。田舎暮らしを体験する人間の心を癒しますっていうのですよね。「和心村」って言うのは和む心の村の意味で和心村なんです。はい。

昭和時代の田舎暮らしを体験、そしてこころを癒して和ませる。だから和心村。猫だけじゃないんですね。

猫ちゃんとの時間だけでなく、農業体験や、猫以外の動物との触れ合いもできるようにして、「村」のいい時間を過ごしてもらいたい。そんな竹の内さんの思いも伝わって、和心村のリピーターは増えているそうです。先日行った猫の人気投票「猫総選挙」の結果は、インスタグラムでも発表されていますので、ぜひチェックしてみてください。その他、和心村について詳しくはホームページでご確認ください。

2026/2/13 UP!
寒い日が続いていますが、やっぱりこの時季、焼き芋美味しいですよね。
千葉県は全国トップクラスの産出量を誇るサツマイモの大産地。量だけでなく、味もいいことで知られています。
千葉県の北部、香取市周辺郡は県内でも屈指の産地で、特に、栗源
江戸時代、時の将軍徳川吉宗の命を受けた青木昆陽が甘藷

井口さん:約、東京ドーム1個分の広さでサツマイモを栽培しています。サツマイモの品種は一番多いのが「紅はるか」という品種で、次に「シルクスイート」という品種を作っています。昔は「紅あずま」っていう品種がこの辺で栽培が盛んでして、その後に「紅はるか」っていう品種が登場して。とにかく甘さが強い品種で、焼き芋にしたときに、蜜がすごいあふれるような感じですごいしっとりと甘さが強くて、最近特に人気の品種になります。「シルクスイート」は、甘さも強いんですけど、ちょっと「紅はるか」に比べると上品な甘さであと食感がすごい滑らかで、すごいお菓子とかにも向いてたりとか、そういう品種になります。
千葉の北部には関東ローム層という火山灰の地層、北総台地があって、水はけと保水性に優れた土壌なんだよね。これがサツマイモ栽培に非常に適していて、甘くて美味しいサツマイモが育つことで有名なんですよね
サツマイモも、食べ方の変化にともなって、最近では焼いた時にしっとりする系統のものが好まれるようになり、紅はるかやシルクスイートがたくさん作られるようになったんだそうです。芋堀は秋、いうイメージがあありますが、生産期間はどうなってるのでしょう?夏に芋畑にたくさんの葉っぱが茂っているというイメージもありますが、実は既に今年の収穫に向けた準備は、始まっているんです。

井口さん:始まりは、1月の終わりくらいに親株という苗の元みたいなモノが届きまして、それをビニールハウスの中で暖かくして育てていくんですけど、5月の頭ぐらいから畑に植えていくんですけど。最近あの温暖化の影響で5月位がすごく暑い日があったりとか雨が少ないときがあったりして。植え付けの頃が一番気を使う時期でして、植えつけた直後に暑い日が来たりすると、やっぱり苗が焼けてしまったりとか、風が強いと苗が吹き飛んでしまったりとかあるので、その時期、特に気を使って、雨の前に植えたりとか、意外とそういうことをやってます。しっかりと根を張ることができると、そこから順調に葉の数が増えていって、そうなると7月8月あたりの本当に暑い時季も耐えれて、なおかつ光合成とかして、サツマイモも順調によく育つということになりますね。
もうビニールハウスの中で苗の元を育てる作業に入っているんですね。最近は温暖化の影響もあって、年間のスケジュールも少しずつ早くなっているなんて話も聞いたことがあります。
井口さんのお話の通り、一番気を使う時期が畑に植えつける5月頃。急に暑くなったりすると、秋までその影響が残ったりするので、天気予報をチェックしながら畑に植えるタイミングをはかる、そしてしっかりと根付くまでは心配な日々が続くそうです。
千葉県香取市の栗源地域で100年以上サツマイモづくりをしている井口農園。畑に苗を受け付ける時期の天候に特に気を遣うというお話でしたが、他にはこんなところに拘っているんです。
井口さん:土作りにもこだわってまして、土壌診断を毎年行っていて、やっぱりそれを行わないと、勘に頼ったやり方になってしまうので科学的にやっていくようにやっていますね。堆肥ですとか、畑のために緑肥と言われる畑の有機物というものを投与して、長くいいものを作れるようにやってますね。土壌診断は、畑に今どれぐらいの肥料が残ってるかですとか、バランスとかがわかりますね。やっぱり窒素、燐酸、カリ(カリウム)っていうメジャーなところ。サツマイモってあんまり窒素が強すぎると「つるボケ」って言って、栄養が葉っぱの方に過剰に持ってかれて芋が大きくならないっていう現象もあるんで「1年でドバッとあげれば良くなる」ってものでもないので、それを毎年積み重ねでやってるって感じです。

代々受け継いだ土地、豊かに実りを得るにはその土の状態も常に整えていかないと美味しいサツマイモもできないですからね。長年の積み重ねと科学的データで土をいい状態でキープしているんですね。
土を良い状態に保つため、すべての畑で常にサツマイモを作っているわけではなく、草や他の作物を作って土壌のバランスを整えているんですね。そうして作った美味しいサツマイモ。収穫してからも大切で、最低でも1ヶ月以上は温度13度、湿度90%をキープした貯蔵庫で熟成されます。この熟成が甘さを倍増させる要で井口さんが出荷されているJAかとりでは最低でも1ヶ月貯蔵した芋というルールで集荷しているそうです。

堀りたてよりも「熟成」なんですね。
掘りたては、甘みは控えめですがほくほくと言った食感が楽しめるので、お好みにもよるそうです。ところでKOUSAKUさん美味しい焼き芋の作り方知りたいですよね?
井口さんにお家で作る美味しい焼き芋の作り方教えていただきました。
井口さん:やっぱり電子レンジで「チン」すると、何かどうしてもパサパサしてしまって、うまく熱が通らないのか、美味しくできないのでそれはちょっと避けていただけるとありがたいです。簡単な方法ですとやっぱりちょっと小さめの芋とか、大きめの芋なら切ったりとかしていただいて、オーブントースターで焼けば、時間かかりますけど、いい感じに焼けますんで。ですとかオーブンとかで焼くなどがいいかなと思います。アルミホイルはなくても大丈夫ですね。はい。焚き火みたいなとかバーベキューとかでやるときは、アルミホイル巻かないと焦げちゃうんで、やった方がいいですけど、オープントースターとかは、むしろやんない方がもっと早く焼けますんではい、いいと思います。

電子レンジはパサついてしまうからオーブントースターかオーブン。直火じゃなければアルミホイルはしない方いい。勉強になりました。
スタジオでもいただきました。

井口さんがご家族四人で作っているこだわりのサツマイモ。JAへの出荷が主だということですが、手間を惜しまずに育てた自信の「サツマイモ」を随時オンラインでも販売をされているそうです。詳しくは井口農園のホームページやインスタグラムなどでご確認ください。
https://www.instagram.com/iguchi_farm_chiba
https://x.com/iguchifarmhttps://www.facebook.com/iguchifarmsweetpotato/
2026/2/6 UP!
千葉の冬の味覚、特に海の幸、何が美味しいですかね・・・?
三方海に囲まれている千葉県、美味しいものたくさんあるでしょう!
この時期だと、寒サバとか、タコとかカジキとかキンメダイも美味しい時期ですよね。そんな中、美味しい大ぶりのトラフグが今、いすみ市の大原で上がっているんです。今日は、そのトラフグをはじめとする「フグ」で、いずれは日本一をと尽力されている方をご紹介します。

いすみ市大原の漁港では今、大ぶりのトラフグが水揚げされています。沖合に“器械根”と呼ばれる広大な暗礁群

一尾ずつ丁寧に釣り上げ、すぐに処理を施した1kg以上の天然のトラフグで、見た目の美しさや、肉付きの良さ、引き締まった身質から、市場でも高く評価されているんです。この「大原のトラフグ」、昔から獲れていたんでしょうか?現地でトラフグ料理を提供している人気の食の宿「旅館伝九郎」の加藤

加藤さん:昔からトラフグ漁というのは成立していたと思います。ただ、ここにきて様々な要因があるとは思うんですけど、千葉県外房九十九里沖その辺で漁獲量が上がってきたので、それに伴ってトラフグ漁に出る船も徐々に増えていった結果、もう10年前とかと比べると、もう何倍にも増えているのが現状ですね。いま市内9隻ですかね。大原で上がるフグはすごく肉質が良くて、甘み旨みが強い。これはよそのフグと食べ比べてもわかりやすいぐらい大原のトラフグは美味しいです。筋肉質で身の締まりもいいですしそういう特徴ですね。
いすみの沖合の“器械根”と呼ばれる漁場。タコやイセエビなどの産地として知られていますが、フグもいたんですね。

大きなトラフグの水揚げがこのところグッと増えてきていたんですが、その多くは東京や、フグ料理で有名な下関などに出荷されて、かなりの評価を受けていたそうです。加藤さんは、あるきっかけでフグの調理資格をとって、まずは「ショウサイフグ」というフグを使った料理に取り組みます。どんなきっかけだったんでしょうか。
加藤さん:2021年ですね。きっかけはコロナで魚が余ってしまったっていうのが一番のきっかけだったんですけど、そのときにいろんな人に大原の魚を知って欲しいっていうので、魚のラーメンっていうのを始めて。そのときに自然と出てきたのが、大原で採れるフグのラーメンを出したいっていうので、フグのラーメンのために免許を取得しようっていうふうに思ったのが始まりですね。トラフグに的を絞ってという感じよりは、もう少しリーズナブルなフグを使ってラーメンを作りたいっていうのが始まりです。フグっていうのはすごくダシが出る魚なので、また他にあまりフグのラーメンってないと思うので、この寒い時期は特に人気が出てますね。基本どの魚でやっても一杯1200円でやってます。

(旅館伝九郎のホームページより許諾転載)
美味しいフグの出汁を使ったラーメンを作ろうと資格をとったんですね。毒のあるフグの調理には専門の知識と技術、、、千葉県では「ふぐ処理師」(都道府県によって名称が違います)というのが必要なんですが、この試験に合格した人しか扱えないんですよね。
今でも旅館伝九郎では主に土曜、日曜のランチタイムに、日替わりで二十食限定でショウサイフグや大原で上がった魚で出汁をとった塩ラーメンとお寿司2貫のセットを1200円で提供されていて人気も上々のようですよ。

(旅館伝九郎のホームページより許諾転載)
いすみ市の新たな名物として、訪れる人の舌を魅了している千葉ブランド水産物「大原産天然トラフグ」について、旅館伝九郎の加藤宗一郎さんに、その魅力や、ブランド化を果たすまでの取り組みを伺っています。
最初はラーメンから始まったお話でしたけどフグラーメンでショウサイフグを扱ううちに、トラフグの存在も気になり出した加藤さん、トラフグも宿で出すようになっていきました。現在いすみ市内でトラフグ料理が食べられるお店は6軒あるそうですが、加藤さんは、こんな想いをもって「いすみのトラフグ」を盛り上げようとしていらっしゃいます。

(旅館伝九郎のホームページより許諾転載)
加藤さん:まずは高級な食材なので、これを安く流通させるんじゃなくて、評判が高くなっていくためには、絶対「扱えるお店」「食べれるお店」これが増えるのも大前提ですし、まず私個人としては、何よりも市民にまずは食べていただいて、いすみのフグって美味しいんだよねっていうところから、まずは広めていきたい。続けていくことで私自身はいすみが「フグの町」としても、日本一になれる可能性は十分にあるんじゃないかなとそういうふうに思ってます。それに関しては、千葉県ふぐ連盟で、千葉県のふぐ処理師試験の受験者に対して、準備講習会っていうのを毎年開催してまして。その他にも練習会でしたり、模擬試験だったり、いろいろそういうサポートする活動もしています。
良質のトラフグがたくさん水揚げされても、地元で取り扱えるお店が増えないと、「フグの町」として地元が盛り上がらない。それで資格を持っている人を増やそうとサポートの活動も始めたんですね。
加藤さんのそうした活動もあって、フグ処理師の試験には旅館や料理店の料理人だけでなく、トラフグ漁師や釣り船の船長、さらに釣り好きが講じて試験に挑戦する方など、受験者も増えているそうです。最後に大原でいただくフグの美味しさについてメッセージをいただきました。

(旅館伝九郎のホームページより許諾転載)
加藤さん:(フグは)筋肉質なので、やっぱり何日か置いた方が食べやすくなったり、旨みが増したり、良く最近流行ってる熟成っていう言葉なのかな、寝かせるとかいろんなこと言いますけど。その日に釣りました。その日に獲れました。じゃあ夜食べようって言って食べれる魚ではないですね。決して安い魚ではないので、すごく美味しい食材なので、値段はそれなりにしてしまいますが、これがやっぱり大原、千葉県のブランド水産物にも認定されているので、トラフグ・・・季節が限られてしまうんですが、ぜひ多くの方に足を運んでいただいて、日本が誇る世界に誇るフグ食文化ですね、これをやっぱり、後世に残していきたいっていうそういう思いでいます。大原のフグは美味しいっていうのを知ってほしいので、トラフグだけではなくて、それ以外の大原でとれるフグの料理も出してますし、なるべく気楽に1歩目を踏み込んでほしいというそういう思いでいすみ市民の方は「市民割」という形で、やらせてもらってます。

(旅館伝九郎のホームページより許諾転載)
旅館伝九郎では、市民割もやっているんですね。大原のフグを通じて町を元気にしていきたい、地元への想いが感じられますね。
大原のトラフグ漁は11月から3月までが漁期となっていまして、まさに今が最盛期ということです。フグ料理を楽しめるお店はまだ少ないですが、加藤さんを始め地元の方々の“ミンナノチカラ”で日本一のフグの町を目指して盛り上がっていって欲しいですね。旅館伝九郎について詳しくはホームページやSNSをご覧ください。
2026/1/30 UP!
「鴨川レモン」ご存知でしょうか?実際に鴨川で育てられたものです。今がまさに旬なんですよ。
レモンの旬って、夏のイメージがあったのですが、、、、冬なんですね。
今回は鴨川でレモンを育てるところから、果実としてだけでなく、加工品で売り出していこうと奮闘されている皆さんの想いをご紹介します。
温暖な気候と美しい海岸線に恵まれた鴨川市。この地の豊かな太陽と潮風に育まれたブランドレモン「鴨川レモン」と、それを使ったお菓子などのシリーズ「海と太陽のレモン」が今では南房総のご当地土産として定着しています。「海と太陽のレモン」は、お土産物の企画・販売を行う地元老舗企業の「さわらび」と、“皮まで食べられる信頼できるレモン”作りを行っている地元の生産者組合「鴨川レモン組合」との“農商工連携”によって生まれたんです。

実は鴨川のレモンづくりは、2010年頃からと比較的新しいんです。なぜ鴨川でレモンを作るようになったのか、「さわらび」の社長 上條長永
上條さん:レモン自体を作るという考えは元々なかったと思います。鴨川にはですね、優れた農家さんがたくさんおります。しかし、やっぱり年齢には勝てないですよね。農家を続けることができるものって一体何か?ていうところを考えたときに出たのがレモンでした。このレモンっていうのは、樹木ですので、腰をお米のようにですね、折ったりとか収穫したりだとか、そういうことがほぼありません。上を向いて収穫できますので非常に収穫が楽なんです鴨川にレモンを定着させて、それでなおかつ、今、輸入というレモンが、結構ワックスが強いというかどうしても「日本産のレモン」っていうのをちょっと味わいたい、もしくは出荷していきたいっていう思いが当時は強かったもんですから。この鴨川でレモンができないかなということを、ご相談申し上げていたところ、7農家さん手を挙げていただきまして、レモン研究会という会を作って今後一体何をしていくかっていうことを、とことんお話をさせて頂きました。

鴨川の優れた農家さんに続けやすい作物のひとつがレモンだったんですね。さらに、レモンの木は茎に棘が生えていて、鳥や動物もあまり寄りつかないので、鳥獣による被害が少ないという利点もあるそうです。最初は7軒の農家さんからスタートしたんですね。
日本ではレモンっていうとワックスの強い輸入もののイメージがありますけど「日本産のレモン」を千葉県で作っていこうということになって、上條さんを始めとするレモン研究会の皆さんは特徴を作るために努力をされていきます。

上條さん:レモン=ワックスたっぷり農薬たっぷりというイメージをこれは仕方がないことだと思います。輸入に頼ってましたので。ただ私共の一つの夢として日本製のレモンっていうのを作れないか。もちろん広島とか瀬戸内の方では完成してます。ただ、この千葉県のですね最南端の方で、レモンってできるのかどうか。そこから始めたわけなんですが。できるぞということがわかったので、じゃあ作るからには一つとがろうということで、はたから見ればそんなとがったようには見えないんですけども・・優しくとがっている部分として減農薬ということ。要するに無農薬ではないです。農薬は使っております。ただし、千葉県が定める少ない農薬でもって、どこまでちゃんとしたレモンができるかというギリギリの線をやりながら、レモンを作っていると。ですから通常のレモンよりは、農薬・ワックスその辺が非常に少ないという商品で作っとります。
安全で安心して食べられるレモンをということで、ちばエコ農産物への取組も進めているんです。(ちばエコ農産物:化学合成農薬と化学肥料を通常の半分以下に減らして栽培された農産物に対して千葉県が認証する制度)。
スタジオにあるレモン、収穫されたばかりですが、輸出入だと必要になる虫などへの対策用のワックスや農薬を減らせるという事と、収穫したらすぐに消費者、つまり私たちの手元に届けられるので、フレッシュさが全然違うのだそうです。

鴨川で7軒の農家さんと共にレモン作りを始めた株式会社さわらびの上條社長。レモンの出荷だけでなく、加工品の開発に着手します。
「しおれもんチップ」「レモンクリームサンド」「しおレモンパイ」「レモンタルト」「レモンプリン」「レモンゼリー」「ドレッシング」もあります。中でも「しおレモンチップ」は2020年にテレビのバラエティ番組「ざわつく金曜日」の第4回ご当地ポテトチップスNo.1決定戦!で紹介されて人気に火がつきました。
スタジオでもいただいてみました。
上條社長を始め「さわらび」のみなさん、このクセになる味を決めるまでに、かなり時間をかけてプロジェクトを進めたようなんです。
上條さん:しおレモンチップっていうんですが正式名。ここを着手しました。そのレモンをまずはパウダー状にします。いわゆるシーズニングというものを作り上げていきます。そのシーズニングで、ほぼほぼポテトチップの味は確定されてしまいますんでそのシーズニングに力を入れるというところに相当時間を費やしました。大体ですね毎朝ミーティングやるんですが、3種類ずつレモンチップが並べられましてですね、全てにABCという、「さあ、今日はどれ」みたいな感じで多数決をとっていくわけなんですが、これがもう1週間2週間どころじゃないんですね。まとまった?って言ったら今度最終だっていうことでまた始まるわけなんですよ。みんなが納得できる味を作っていこうと、その気持ちからなんでしょうけども。その甲斐もあってですね、非常にテレビなど取り上げていただいて、もう食べていただいて、これは美味しいと絶賛をいただいた商品でございます。

たくさん試食してくると、もうわかんなくなっちゃいますよね。(笑)
1週間で何種類も試食して、前の味とか覚えてられないこともあったそうですが根気よく、開発、試食を続け、たどり着いた味には自信があるということです。66年前に土産物製作、販売を行う会社としてスタートした「さわらび」は、本土復帰前の沖縄から貝殻などを「輸入」してアクセサリー、オブジェの販売からスタート。現在は「海と太陽のレモン」シリーズの他、先日ご紹介した「成田市場」では、千葉県産の焼き芋や高級フルーツの輸出など多角的に事業を展開されています。最後に、鴨川レモンへの熱い想いをうかがいました。
上條さん:我々のレモンは、鴨川って名前がついてます。「鴨川レモン」というふうに認知を図るために、登録商標、登録されてます。ぜひとも「鴨川レモン」ちょっとでも見えたら手に取っていただいて、味の違いなり、またフレッシュの違いなりを楽しんでいただければなと。非常に香りの高いレモン、その酸味の中にも甘みがある。ちょこっと使うだけでも香りだしにも最高ですしそれからいろんな料理との組み合わせなんかも最高ですし、いろんな用途でお使いいただけると、ますます鴨川レモンの知名度も上がっていくし、健康に良いレモンを摂取していただければなというふうに思います。

地元鴨川のブランドをゼロから育てていく、その想いが伝わってきますね。
今日ご紹介した鴨川レモンを使った「海と太陽のレモン」シリーズなど、詳しくは「株式会社さわらび」のホームページをご覧ください。そちらから取り寄せることもできます。

ショップ https://sawarabi.raku-uru.jp/
2026/1/23 UP!
毎年、千葉県庁では、職員に対してのアンケートをもとに美味しいものや名店を紹介していますが、今回は『千葉県職員が“他県の人にもおすすめしたい”千葉県グルメ企画』の第5弾。今回のテーマは、「わたしの“思い出の名店”」です。

アンケートには千葉で働き、千葉を愛する県職員から、県内各地の“思い出の名店”や“推し”メニューなどがたくさん寄せられました。今回は、その中の一つ、野田市にあるサンドイッチのお店をご紹介します。

野田市の愛宕神社のすぐそばにある「サンズサンドイッチ」は、惣菜系からフルーツ系まで、30種類以上のサンドイッチが揃う1979年(昭和54年)創業の老舗。30代男性職員からは、「幼い頃、清水公園にピクニックに行く際に必ず立ち寄った」、「食べ終わった後、残ったパンの耳をお母さんが自宅で”パンの耳揚げ”にしてくれた」という思い出と「たっぷりのたまごが挟まったたまごサンドが大好き」とコメントが寄せられました。現在は、もともとこのお店のサンドイッチのファンだったという2代目店長の木村

木村さん:コッペパン屋さんをやりたくて、たまたまここの私ファンだったので一度訪ねたわけなんです。そのときに自分の思いのたけをここの先代の奥様に話したところ、「そういうことであれば来週から来てみませんか」っていう答えが返ってきたわけなんですよ。ただ私は、ここパンを焼いていると思っていて、最初に「ここパンを焼いてませんか?」って聞いたところ「焼いてません」っていう返事で、ちょっと間違えちゃったかなって思ったのもあったんですけど、惣菜とかいろいろ教えていただけるのかなっていうことでせっかくなのでそれから通うようになったわけなんですね。サンドイッチはここ35種類前後、種類あるので、到底1人ではできないっていうちょっと心配な気持ちにはなりましたよね。その日々の中で一つ一つ丁寧に教えてくださったことは確かにありましたけれどもね。

パンをお店で焼いているんだろうと思って、好きなサンドイッチ屋さんに「コッペパンやりたいんです」と話したのがきっかけ。違ったみたいですが、、、
このサンズサンドイッチ、とにかく地元の方に愛されているお店で、木村さんもここの美味しいパンの秘密を教えてもらいたいと思ったんですが、「あれ?」と。でも、そのまま手伝うことになりました。するとお店側から思わぬ提案がありました。
木村さん:後継する方がいないっていうことがあって「やらないか」っていう声をかけて頂いたんですね。でもやっぱり不安しかないので考えましたね。先代の後継がいないっていうことは味が絶えてしまうと。お断りするのにはちょっともったいないっていう思いにもなって、少しずつ先代にも背中を押されて、少しずつやってみようかなっていう気持ちになりましたね。種類が何しろ多いので、先代のお父さんは「この位な。この位な」っていう教えなんですよ。それも必死に数字にするのに、これは小さじ一杯でしょうか大さじこれは1.5杯でしょうかっていうことを一つずつ確認しながらレシピを作りました。

作り方や「味」を引き継いで行くのですが、長年やられてきた先代の「感覚」を引き継ぐのは難しい、ということで、できるだけ数字化して、味の再現に挑んでいったそうです。本当に大変ですよ、これは。
『千葉県職員が“他県の人にもおすすめしたい”千葉県グルメ企画』その第5弾。「わたしの“思い出の名店”」に寄せられたアンケートの中から、野田市にあるサンドイッチ店「サンズサンドイッチ」をご紹介しています。さて、サンズサンドイッチは朝6時にオープンします。開店時間から遡ると、いったい何時ごろから準備を始めるのでしょう?
木村さん:食パンは取ってまして、毎日夜中の12時半に届きます。私がその後1時15分に入店してパンを切ったり、揚げ物をしたり、それから惣菜の一部を作り始めます。スタッフが3時半、4時にそれぞれ来始めて、引き続きその6時オープンに向けての30数種類のパンを作り上げて、6時には全部揃った状態でオープンします。10数個ずつ作るわけですから。はい。でも最初はやっぱり6時にオープンできなかったことも正直ありました。そのために工夫をして何しろ6時には、あの全部揃った状態で開けるっていうのを目標に今も継続してますけれども

6時開店の時に30種類以上、全て揃える。しかも10個ずつ。単純計算でも300個以上作っていく、大変ですね。
10個ずつ作っても、人気のメニューは無くなるのも早いので、それはなくなり具合を見ながら追加で作っていくそうです。ちなみに、2月から4月いっぱいごろまでは大人気のイチゴサンドが始まります。旬のものはやはり売れ行きが良いようです。夏はさっぱりした生野菜サンドやフルーツサンド、秋はマロンサンドや季節の果物(シャインマスカットやブルーベリー)をサンドしたもの、冬は揚げ物(ヒレカツやチキンなど)をサンドしたものが人気になります。年間通しては、たまごサンドやスペシャルサンドなどが安定した人気になっているそうですよ。
スタジオにもいくつかサンドイッチを用意いたしました。

このほかにパーティー用のサンドイッチの予約も承っているそうです。平日早朝は、主に、通学やこれからお仕事という方、夜勤明けの方が、たくさん訪れます。ずっと変わらぬメニューを買い続けていらっしゃる方もいれば、毎回違うのを選ぶ方もいるということで、客層もバラエティに富んでいます。一方、週末は、県職員の方のアンケートにもありましたように、レジャーにいく前に買いにこられる家族連れや、遠くからこの味を求めて買いに来られる方などがたくさんみえられるそうですよ。
日によって客層が違うというのも面白いですね。

そして、木村店長、これからのサンズサンドイッチ、どんな夢をお持ちなんでしょうか?聞いてみました。
木村さん:まずはやっぱり先代(に話をしに)ここを訪ねたときに、コッペパンをやりたいっていうね、コッペパンに関しては、やっぱり徐々にサンドイッチと並行して、夢は引き続き持ってそれに実行に繋げていきたいなと。それから、移動販売車っていうのを考えていて、キッチンカーとは違うんですけれども、この厨房で作ったそのサンドイッチ、コッペパンを持って、ちょっと足を伸ばして、販売に行きたいなっていう、近々の夢ですかね。自動販売機の設置とかも考えていけたらいいなっていうふうに思ってますね。うん。昭和チックな商品なんですね。お安い価格で素朴な味を楽しんでいただける。そういうものを提供しているお店なので、ぜひ近くに寄った際には、寄っていただければ幸いです。

そもそもの夢のコッペパンもがんばってほしいよね。移動販売車や自動販売機が実現していくと、幅広いエリアや時間でサンズサンドイッチの味を楽しめるようになる。より多くのお客さんに食べたい時に買っていただける。ひろがっていきますね。
お店を継いで最初の頃はお客さんからも愛情のある指摘をたくさんいただいたそうです。例えば人気メニューのハンバーグ、良かれと思って、元々のレシピにはない「きゅうりのスライス」を入れたらすぐに「なんできゅうりが入っているのか?」と言われたり、数字の上では同じ材料や調味料で具を作っても「何か違うんだけど」と指摘されたりしたそうです。
これは、お客さんたちの愛する「サンズサンドイッチの味」というものをしっかりと継いでもらいたいという「愛」のある指摘ということなんでしょうね。
今では、そういった指摘をされていた方達も、ニコニコ納得してサンドイッチを買っていくということですから、しっかりと味を引き継がれたといっていいのではないでしょうか?
サンズサンドイッチの営業時間やメニューなど、詳しくはお店のインスタグラムをご覧ください。




