2023/7/28 UP!
暑い日が続いています。皆さんどうやって涼を取られていますか?
千葉県の館山市南房総あたりでは昔からうちわの生産が盛んで、作られたうちわは「房州うちわ」として人気があります。この房州うちわ、「京都の京うちわ」「香川の丸亀うちわ」とともに日本三大うちわのひとつとされていて、歴史もありますし、伝統的工芸品としてその技術も注目されているんですね。今回は、その房州うちわをご紹介します。
うちわ中国から伝わってきたもので、風を起こす道具としてだけでなく、古くは飛鳥奈良時代には虫やホコリを払ったり、位の高い人が、顔を隠したりするのにも使われていました。今回ご紹介の房州うちわは、明治時代に現在の館山市那古地区で作り始められたということなんですね。その歴史についtて「房州うちわ振興協議会」会長のうちわの太田屋 4代目・ 太田美津江さんにお話を伺いました。

太田さん:房州うちわは一本の丸い竹を使いまして、持ち手の部分「柄」と言うんですけれども、「え」と面を作られたうちわになります。うちわに向く良い竹が取れるのと、昔は農閑期に竹を切り出してくれる農家の方がたくさんいたのと、あとシケで漁に出られない漁師さんとか漁師さんの女将さんたちが手内職でうちわ作りを手伝ってくれたことが生産地になったんだと思います。関東大震災で問屋さんと職人さんの家がなくなったりしたことも大きな原因で、生産地である房州に問屋さんと職人が移り住んできたのと消費地が近かったっていうのも大きな理由になると思います。関東大震災を境に製品として出荷できるっていうことが大きな強みになって一大生産地になったと思います。

房州うちわの特徴は、房州産の女竹の丸みをいかした「丸柄」と、その先を細く割いていって作り出す骨を糸で編んで作られる丸い格子模様の美しい窓です。1本の竹からうちわが作り出されていくんですね。平成15年に千葉県初の経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定され、装飾品や贈答品としても、現在も親しまれている房州うちわは、古くからの漁師町、那古、船形、富浦周辺のおかみさんたちの手内職としても生産が拡大していきました。太田美津江さんはもともとお父様の手伝いをしていたんですが、それを継ぐことになったのも自然な流れだったようです。

太田さん:千葉県に住んでいて、まあ父親の手伝いを十年以上すると、県からの看板がいただけるんだそうです。父親が「お前看板もらえる資格があるんだけど、どうする?」って聞かれたときに、私、それまで本当にのほほんと父親の手伝いだけしていて、その話を聞いた時、もしかして私ここのうちの後を継ぐのかなっていう。それが大きなきっかけです。でその看板持ってたことが父親にとっては誇りにもなってたんじゃないかなと思います。私の時は全部県の職員の方が見えたりで、「太田さん、この「割き」をやってください。「あみ」をやってください。「貼り」をやってください。「ヘリ」をやってください」。なんかひと通りやってお見せした記憶が あるんですね。だからこれはちょっと難しい権威のある看板なんだって。

「看板」とお話されていましたが、これはお父様の太田一男さんが昭和59年に、そして美津江さんが平成9年に千葉県指定伝統的工芸品製作者に認定されたことを示しています。現在までに認定されている団体や個人は、199ということで決して簡単なことではありません。大変貴重な技術をお持ちなんです。でも、後継者の問題も抱えていらっしゃいます。

うちわの製作は、だいたい21の工程があります。それぞれの工程を行う専門の方がいて、それを組み合わせてチームでつくるものだそうです。冬の寒い時期に竹を刈り、皮を剥いて機械で磨き、乾燥、ここまでが準備。その後、製作に入ると、中心から上半分を48本から64本に割いていきます。それを編んでうちわの骨組みの元が出来上がり、糸などで固定、形を整えたら紙や布を貼って、乾かして、最後、竹の下の断面に漆を塗って、仕上げ作業して 出来上がりです。

さて、太田屋さんのうちわには紙ではなく、布を貼ったものがあります。これはどのようないきさつから作ることになったのでしょう?
太田さん:ある時、浴衣屋さんと出会って、浴衣屋さんが浴衣を作ったときに30~40cm布が残るんだけど、これでうちわ作って同じ柄で浴衣とうちわがコラボできるといいねっていうことで、浴衣の生地を貼り出したのが初めなんですね。でも、浴衣よりもうちわの方が値段も安いですしね。数が出るようになって、またうちで独自で浴衣(生地)を仕入れて浴衣生地を貼ったうちわを作り始めた。今もうどなたでもやってますので、その他にまた父親がちりめんの布うちわ用に染めてもらってちりめんうちわを作ったり。いろいろサイズがあのお客さんの要望で、このサイズが欲しいとか、そういうもの言われれば、また作っていったり。でも今ね、手縫いでしないので30~40cm残らないんです。今工場でなってきちゃうでしょ?だからご自分で手縫いですれば30~40cmだから、父の時代はそういう時代だったんで、残った布があったんですよね。今は残らないので。うちで反物で買ってきて、それでうちわにしちゃうっていう。

今は、浴衣を仕立てる人も少ないから端切れ布がそもそも少ないということですが、この布を貼ったものは紙とはまた違う独特の味わいがありますよね。そしてちりめんを貼ったものもあるんだそうです。ちりめんというのは主に和服の材料として作られている布なんですが、こちらも独特の鮮やかさがあって飾っておきたいほどの存在感なんです。

さて、こう言ったうちわを作り技術、後継者はいるのでしょうか?
太田さん:南房総市と館山市で後継者育成事業というのを毎年秋にやってまして、そこで習った方たちが続々と卒業して、うちわ作りに励んでくれまして、もう心配はないです。もう熱量すごいです。自分で作ったものをきちんとお客さんに買っていただきたいっていうことを最終目標にしてますのでね。きちんとしたものを作ってらっしゃいます。また、出したいと思っている方が練習してます。あのコスタリカからお嫁に来て、で、もう20年近くなると思うんですけれども、その方が房州うちわ作りをしたいっていうことで、後継者育成事業に参加してくださって。とっても器用で頭のいい方でね、できるようになって。でもとっても熱心なんですやはり。人の言葉を聞く力が強いですよね。だから楽しみです。

太田さんが会長の房州うちわ振興協議会では時代の変化に合わせて、それまで分業でやってきたうちわ製作の主に21の工程をひとりで行う職人の育成に力を入れてきたんだそうです。テクニックを身につけるのは時間と根気を要しますが、これを乗り越えた次の世代の職人が誕生していて、第一号は伝統工芸士の太田さん。そして、他に5名の方が「房州うちわ振興協議会 認定職人」として既にうちわを作られています。お話にあったコスタリカ出身の方は出口タティアナさんといって、認定第5号としてうちわ作りをされています。その技術が大切に受け継がれていく、「房州うちわ」は道の駅などで販売していますし、インターネットでの購入もできます。そして、「渚の駅たてやま」にある「渚の博物館」では、来年3月まで「房州うちわ 技の伝承展」を開催しています。また、うちわの太田屋さんでは房州うちわ作りの体験もできるそうなので、南房総へお出かけの際はぜひお立ち寄りください。今年の夏は、房州うちわのやわらかな風で涼をとってみませんか?

2023/7/21 UP!
今年はたくさんの花火大会の開催が予定されています。あの夜空に開く大輪の花火、地上にセットされた筒から花火玉を発射して、それが大きく花開くわけですが、その花火玉を作る工場が千葉県にもあるんです。
今日ご紹介するのは君津市の奥の方にある「福山花火工場」さんです。江戸時代後期創業でその打ち上げ花火は千葉県指定伝統的工芸品にも登録されています。こちらは、伝統の中にも新しい風を吹き込みながら花火づくりを続けているんです。
昔から上総地方では、「手製の花火の打ち上げ」が盛んで、その花火作りの名人だった初代が、江戸天保年間に打上花火作りの技を書き残したのをルーツにその歴史が始まったんだそうです。まずは、福山花火工場の現在の社長である小林琢也さんに、ご自身と花火の関わりについて伺いました。小林さんは今年3月高崎で行われた花火コンクールで、40歳以下、若手花火師対象のコンクールで、見事1位に輝いた方なんです。
小林さん:遠くで見た花火大会によって打ち上げられた花火を見て、それに感動をおぼえて興味が湧き、花火を調べ始めて、で調べるうちにどんどん興味が湧いて、高校二年生から調べ始めて実際に行動移したのが高校三年生、18歳の時です。花火会社のリストっていうものをインターネットで見つけて、まあ、それを電話だと全部ダメだったので、もう直接行ってみようと思って調べた場所に何件か行ってみて。で今のその福山花火工場の先代の福山一郎さんが大学に入って夏のアルバイトだったら雇ってあげるよっていうことを言ってくれたので、とりあえず大学を目指して大学に入って、大学四年間バイトさせていただいたという感じです。花火大会のお手伝い、筒を運んだり、玉の準備をしたりとか、まあ打ち上げのお手伝いですね
花火玉は作るのにどのぐらいの時間を必要とするのでしょうか?
小林さん:材料の研究とかも含めちゃうと、かなりの日数になるかなと思います。その研究がどこまでかかるかにもよるので、最短で1ヶ月でまあ4号玉ぐらいだったら作れるかなあと思います。10号玉とかだと三ヶ月間かなぁと思います。 その部品をどうしても作んなきゃいけないので、花火の色になるその星っていうものを作るのに、数週間はやっぱかけないといけないので、それを作って、後は、割り火薬っていう火薬もかけて干さないといけないので、それができてようやく玉こめ。玉を込めたら、今度上から紙を貼っていかなきゃいけないので、それものりをつけてるので、乾かさなきゃいけないんで、貼って乾かし貼って乾かしての繰り返しなので、それも数日かかるような感じですね。
1か月でできる4号玉が大体直径12センチ。CDくらいのサイズの打ち上げ花火が150メートルくらいの高さで直径60メートルに広がります。3か月かかる10号玉が直径30センチ。330メートルの高さで160メートルの大輪を咲かせるんだって。10号玉で重さが8キロ。そう考えると、何千発とか上がる花火大会は、相当前から仕込みが必要です。夏は打ち上げに専念されるようですから、それ以外のシーズンはもしかして、ずっと 玉を作っているのかもしれないですね。
さて、2019年の夏が終わり、翌年の夏に向かって秋から花火の玉の制作をしていた頃、コロナ禍でオリンピックの延期、非常事態宣言となり、花火大会も中止。福山花火工場でも大変な在庫を抱えてしまいましたが、でも、小林さんたちは、 慌てず、こんな風に過ごしていたそうなんです。
小林さん:今年はもう花火、大会はないかもしれないっていう事態に陥ってんでどうすんだってなった時に、福山花火工場は一切休まずずっと研究開発をしてました。雇用調整助成金はうちは使ってないので、使わずにずっと研究ばっかやってました。(今年は)まず木更津がやるって言ってくれて。まあ、去年は分散開催をしてくれたんですけど、まあ今年は通常開催してくれるっていう一報が入って。あとは一宮町さんも今年は通常開催で頑張ってやるっていうことを言ってくれて。あとは館山さんも通常に戻したいっていうことを言ってくれて、結構戻ってきたなあっていう印象はありますね。隅田川がやるって言ってるので、 だいたいできるんじゃないかなと思ってたんですけど。
あの鮮やかな色はどんなものを混ぜればできるのか?どのぐらいの時間輝いているのか?同じ店から同じ原料を仕入れても、少し発色が違うとか、絵や文字を夜空に出すための球の中の火薬の仕込み方であるとか、しっかりとデータを取りながら地道に研究検証を続けていたそうです。コロナ禍が収まって、花火大会が再開されたときに、みんなを あっ!といわせる花火を作りたい、と努力をされていたそうです。
最後に、作り手として、小林さんは花火大会をどんなふうにみてもらいたいと思っているのか、きいてみました。
小林さん:自分もそうだったんですけど、ま当何気なく見てた。花火に感動したっていうのは、理由ってのは本当にどうでもいいのかなと思ってて。やっぱり海外の花火もまあきれいはきれいだったりもするんですけど、日本の方がやっぱ形が綺麗だったり、色が綺麗だったりはするかなとは思ったり言われたりします。花火大会って花火会社だけが頑張ってるわけじゃなくて、主催者っていう方々もすごい一生懸命、今、みんな一生懸命頑張ってるので、その方々のことも考えてもらいながら、花火大会に行ってほしいなあと見てもらいたいなあと思います。
遠くで見た花火に感動して花火工場直談判という行動を起こしてから、もうすぐ20年という小林さん。なんで感動したのかは今でもよくわからない。けれど心が震えた。そんな気持ちが今につながっているとおっしゃいます。今年の夏、夜空に大きな素敵な花火が各地に戻ってきます。花火師さん、花火大会を行う人、様々な人たちの思いが詰まった花火をぜひ楽しんで下さいね。
2023/7/14 UP!
今回は、銚子の雄大な景色を感じることができて、トライしやすいと今評判のシーカヤックをご紹介します。
「シーカヤック」とはカヌーの一種で、海の上をパドルで漕いで進む小さな舟のこと。このシーカヤックを銚子で教えているのが、ライフセイバーの田村憲章さんです。 田村さん、実はライフセイバーの能力を競う大会でいまだに破られない世界記録をお持ちになっているすごい方なんです!その田村さんに、銚子でシーカヤックのツアーを始めることになったきっかけを伺いました。

田村さん:銚子の海、銚子マリーナ海水浴場を発着として屏風ヶ浦、その前に面した海でカヤックをやっております。前々からとても景色がいいなっていう風に、銚子マリーナの海水浴場で景色が良いっていうふうに感じていて、そこでできるアクティビティがあればいいなというふうに感じたんですけども、自分がやっちゃえということで、カヤックツアーを始めることにしました。ライフセービングスポーツ競技の中にサーフスキーというカヤックの一つなんですけども、そういう種目がありましたので、カヤックに乗るっていう自体は得意な方でしたので、まあそこから少しカヤックツアーとしてやるには知識が少ない部分もあったので、なんとかこう研修などをさせていただいて、カヤックツアーを始める事が出来ました。
銚子の海から見る屛風ヶ浦の美しさをしってもらいたい、その他にも、実は、コロナ禍で海水浴場が開かれず、海水浴場の監視という仕事がなかったこの数年新しいことを始めたいと思ったのもきっかけの一つだったそうです。ライフセービングスポーツ競技をされていて、カヤックに慣れていた田村さんがカヤックツアーを実現するまでにそんなに時間はかからず、実際にツアーを始めると、その雄大な景色や海の雄大さを感じ、楽しめることなどから人気になりました。

千葉県の最東端、犬吠埼の少し南側にある屏風ヶ浦は、お隣、旭市の刑部岬まで約10キロメートルにわたり40~50メートル続く断崖。切り立った崖が続くさまは、英仏海峡のドーバーの「白い壁」のようで、「東洋のドーバー」とも呼ばれています。2016年3月には、国の名勝と天然記念物に指定されました。映画の撮影などにもよく使用されているんです。その雄大さを感じられるんです。その他にも運が良ければ素敵な出会いもあるそうなんですよ。
田村さん:時間にしてだいたい1時間ちょっと、1時間から1時間30分。で、距離にすると片道・・だいたい屏風ヶ浦の崖の下近くまで行くんですけども、直線で1キロ、往復で2キロから3キロ以内ぐらいの距離をパドリングするコースになってます。運がいいと、一年中屏風ヶ浦・銚子の海にはスナメリが生息しておりますので、カヤックに乗っていてもスナメリに会うことができます。もうあの乗ってすぐに出会える時もありますし、まあ海岸から100m以内のところで会う事が出来ます。偶然、カヤックのすぐそばに来ることはあります。皆さん喜び度が増すので、僕たちも必死に探してます。

参加に必要なものは、着替えぐらいで、はじめにスタッフから説明を受けて、浅瀬でパドリングの練習をしてから、その習熟度にあわせたツアーをしてくれるので、初めての方もすぐに楽しめるそうです。
シーカヤックツアーが行われている銚子マリーナ海水浴場のあたりは、少し湾のようになっていて、太平洋に面している割には波が穏やかなので、小さいお子さんでも安心して挑戦できるそうなんです。
田村さん:保護者の方、中学生以上の方と一緒でしたら、4歳以上の方から受け入れております。で、2人乗りのカヤックを用意してますので、保護者の方が頑張って(後方で)こぐ。お子さんが楽しくパドリングする。はい、ほぼ保護者のかたが頑張ってこぐような形にはなるんですけども、それでも楽しめるアクティビティだと思います。比較的簡単にカヤック自体は進みますので、力はいらないです。頑張って競争みたいにする人もいるんですけども、そういうことしなければ、体力はそれほど必要ないです。さらには、漕げなくなった、疲れた、操作やっぱりできないっていうことでしたら、スタッフがすぐに引っ張り引っ張ったりだとか、お手伝いしたり、あるいはスタッフが一緒に乗ったりいうこともできますので、安心してご参加していただければと思います。そうですね。男性女性関わらず参加される方は多いですけども、どっちかというと、女性のグループで参加される方が多いかなというふうに感じています。
皆さんライフセイバーの資格を持っているということなので、心強いですね。田村さん、日本体育大学に入ってからはライフセービングクラブに入ったそうです。当時、部員は三百人もいて夏になると、いろんな海水浴場で監視員活動をするんですが、田村さんは大学の4年間、銚子の海岸で監視員をして、その4年間でこの銚子の海の良さ、たとえば、波が比較的穏やかであることだったり、日の出、日の入りの夕陽の両方を見ることができる場所であること、そして素晴らしい屏風ヶ浦の景色を知って愛着が湧き、この素晴らしい海の安全を守っていきたいと強く思ったそうです。ご自身の会社の本拠地を千葉県内に据えて銚子市や旭市の監視業務を担当され るようになり、現在は銚子ライフセービングクラブの事務局長もされています。

最後に田村さんからメッセージをいただきました。
田村さん:波が高いなりに楽しめる場合もあるんですけども、やっぱり初めての方ですと怖がってしまったりだとか、操作が難しかったりしますので、比較的穏やかな日を選んで開催するようにしてます。通年開催しておりますので、季節それぞれの楽しみ景色が違ったり等もありますので、いろんな季節にご参加いただければと思います。銚子は魚も美味しいですし、犬吠埼灯台もある。見るところもたくさんあります。醤油工場もありますけどその中にシーカヤックツアーも選んでいただき、銚子をたっぷりと楽しんでいただければと思います。
ちなみに田村さんは、夕方のちょっと日が影ってきた時間帯の屏風ヶ浦の景色がお好きだそうです。シーカヤックに乗って海のお散歩、皆さんも満喫して みませんか?
2023/7/7 UP!
今回は、今年4年ぶり開催の茂原七夕まつりについてご紹介していきます。茂原七夕まつりは、湘南ひらつか七夕まつり、狭山市入間川七夕まつりと並んで関東三大七夕まつりとして有名です。
コロナ禍前は例年80万人もの人たちが訪れていたそうです。茂原市の人口がおよそ8万5千人ということですから、およそ10倍近くの方が 茂原に集まるということになりますね。

4年ぶり、久しぶりの開催ということで、「こころ踊る再会の刻~「やっと逢えたね・・織姫」「ずっと逢いたかったよ・・彦星」をテーマに「七夕」と久々の祭りの再会を大事にしたものにしています。茂原商工会議所の会頭で茂原七夕まつりの実行委員長でもある、秋葉吉秋さんにお話を伺いました。どんな祭りになるのでしょう?

秋葉さん:昭和29年に茂原市の一番中心の榎町の商店街で七夕やってみようということで、まあ旦那衆が導入したんですけども、思った以上に市民に、お客様に非常に評判が良かったために、昭和30年、1955年ですけども、まあ茂原市全体のそういうの商店街も含めて、会議所も巻き込んで「茂原七夕まつり」それが第一回ということになります。で以来69回目ということになりますけども、残念ながら3年間コロナで中止しましたけども、一応今年69回ということになります。その間、最初は飾りの中心の七夕だったんですけども、だんだんだんだんいろいろなイベントですね、やるようになって。イベントと飾りがですね非常にバランスが取れた七夕だというふうに思っております。

昭和29年に商店街で始まり、その盛り上がりから町全体で盛り上がろうと、昭和30年「茂原七夕祭り」がスタート。もともとは3日間の開催でしたが、今年は7月29日土曜日と30日日曜日、2日間の開催です。300を超える出店が参加予定ということで、楽しみにいらっしゃる方も多いでしょうね。そしてなんといっても盛り上がるのは、2日間に分けて行われるメインイベント、なんです。

秋葉さん:一つは徳島の阿波踊りってことで「茂原阿波踊り」というのが土曜日ですね。土日、今年は土日開催ですけども、まあずっとですね。土曜日に茂原阿波踊りを実施しています。それから日曜日の方は「よさこい夏の陣」ということで、よさこいの踊りということがこれがまあ双璧、2大イベントということになってます。かなりの人数の方が参加していただき、見に来ていただく方もたくさん来ていただいております。阿波踊りの場合は会社の会員中心としたまあ企業連ですね。企業のチームでコンペといったような仕組みも、まあずっと続けてます。それからよさこいの方は茂原の連が1~2にあるんですけども、それ以外は概ね県内からみなさん来ていただいて、結構広い範囲の連のみなさん来ていただいて、これもコンペやるといったような形になってます。一つは徳島の阿波踊りってことで「茂原阿波踊り」というのが土曜日ですね。土日、今年は土日開催ですけども、まあずっとですね。土曜日に茂原阿波踊りを実施しています。それから日曜日の方は「よさこい夏の陣」ということで、よさこいの踊りということがこれがまあ双璧、2大イベントということになってます。かなりの人数の方が参加していただき、見に来ていただく方もたくさん来ていただいております。阿波踊りの場合は会社の会員中心としたまあ企業連ですね。企業のチームでコンペといったような仕組みも、まあずっと続けてます。それからよさこいの方は茂原の連が1~2にあるんですけども、それ以外は概ね県内からみなさん来ていただいて、結構広い範囲の連のみなさん来ていただいて、これもコンペやるといったような形になってます。
よさこい鳴子踊りの方は12チームが参加予定となっています。
関東三大七夕まつりの一つとして知られる茂原七夕まつり。30日日曜日はよさこい鳴子踊りがありますが、こちら、優秀賞がかなりすごいんです。

秋葉さん:よさこいの方は、千葉県知事賞と高知県知事賞の二つが大きな賞なんですけども、千葉県知事の方も優勝旗ありますし、高知県の方も県知事からいただいた優勝旗ということで、これはまあ全国いろんなエリアでよさこいのコンペやってるんですけど、高知県知事からいただいている優勝旗は比較的限定されたエリアだけというふうに聞いています。受賞式の時はですね。東京の高知県事務所の所長が来て渡していただいてるんで、間違いなく公認になっています。イベント広場はほぼですね。オープニングセレモニーの後から、もうすぐイベントが始まってですね。フィナーレの前までまあ2日、今年の場合は2日ですけども、ほとんどの時間が全て埋まっている状況で踊りですね、若い人のまあダンスとか、それからバンド、それからハワイアンの踊りとかいうのが、もうぎっしり時間いっぱいまで参加いただいてます。
そして、その他にもダンスやバンドによるイベントステージも盛況で、今年は、早くから出演枠申し込みがいっぱいになってしまったそうです。みなさん、この時を待ってました!という感じなんでしょうか?フェスタ21と銘打ったこのイベント、午前中から夜まで繰り広げられます。さらに七夕飾り、毎年手の込んだものがたくさん夏の風を受けてなびいていますがこの素晴らしさを競うコンテストもあるということです。ぜひじっくりとみてください。市役所、商工会議所などが中心になって運営をされている茂原七夕まつり。最後に秋葉実行委員長からメッセージをいただきました。

秋葉さん:69回目いよいよ実施できることになりました。皆さんに楽しんでいただけるような飾り、それからイベント、飲食も含めてですね。皆さんに楽しんでいただけるようなことをですね。一番重視して進めていきたいと思います。安全安心、楽しんで帰れるためにはですね。安全安心の七夕いうことが何よりも大事だと思いますので、楽しんでいただけるようにしたいと思いますので、ぜひ来場していただければなというふうに思います。会議所の青年部の実行部隊の中心でもありますので、まあその人たちはいつも熱い気持ちでやってくれてますので今年もそれは変わらず進めてくるというふうに思っています。

秋葉実行委員長ご自身も子供の頃から慣れ親しんできたという茂原七夕まつり。それだけに、久々に開催されるまつりに対してはとても熱い気持ちをお持ちです。もばら阿波踊り会場は茂原駅東口の駅前広場からサンシティ町保商店街の間、YOSAKOI夏の陣は駅の反対側から出店がならぶ通りを進んで茂原商工会議所周辺道路、と、いずれも茂原駅からすぐに行かれる場所で行われます。期間中の会場付近は交通規制も入り、渋滞が予想されますので、公共交通機関を利用してのお出かけがおすすめです。
一緒に踊ったり声を出したり、家族みんなで楽しめる「茂原七夕まつり」この夏の思い出づくりに、お出かけになってみてはいかがでしょう?
2023/6/30 UP!
流山市は人口増加数、7年連続県内1位!子どもも増えて注目されています。今回はそんな流山市内の、古くからの街並みが残る「流山本町」に注目してもらい、観光スポットにしていこう!と活動しているみなさんの取り組みを ご紹介します。
株式会社流山ツーリズムデザインの門脇伊知郎さんにお話を伺っています。最初に、門脇さんがこの流山本町のまちづくりに関わったきっかけを伺いました。

門脇さん:株式会社流山ツーリズムデザインは、観光の面から街作りをして行くような会社ですね。10年ちょっと前だと思うんですけど、当時旅行会社に勤務して「地域の活性化」とか、そういうことを仕事にしてました。当時の流山市の観光の担当されてる方にアドバイザーとして、ちょっと呼んでいただいて来たところが付き合いの一番始まりですね。この流山本町というエリアの活性化という課題があって、そこにアドバイザーとして入って、地元の方とか、地域の方と一緒に仕掛けを行ったっていうところが始まりです。
門脇さんは、長年・大手の旅行会社に勤められ、その間に地方の魅力を開発していくというお仕事をいくつか手掛けてきたそうです。例えば、ご当地グルメの祭典B1グランプリ第10回で「熱血!! 勝浦タンタンメン船団」が1位を獲得していますがそのバックアップをされたりもしていて、そのお仕事ぶりから、活性化を考えるいろいろな地域から相談をもちかけられる存在でした。そして流山市役所からもお声がかかったんですね。
流山市役所には、全国でも珍しく、市内で限定された地域の観光に特化した専門部署、「流山本町・利根運河ツーリズム推進課」というのがあって、そこと、門脇さんがいらっしゃる民間の会社がタッグを組んで、いろんなことを進めているのだそうです。ではその、流山本町の魅力、歴史についてはどうなのでしょうか?
門脇さん:流山本町の売りはやはり歴史なんですけど。江戸時代の中期あたりからですね、江戸川を使った船の輸送ですね・・舟運業で栄えたエリアで、実は、明治に入って、廃藩置県というか千葉県が出来上がる頃もっとも栄えた街と言われるぐらい当時の名残も残っててですね。実は地元の小学校も150周年で、ほぼ千葉県で一番古い小学校があるようなエリアなので。その時に栄華を迎えていたところの文化だったり、いろんなことが残っているエリアなので。そこをうまく今の人たちに伝えられるようなことが強みになるのかなと思ってます。当時から残ってるかっていうような古民家が、まだ・・もう全部は残ってないんですけど、まだいくつか残ってて国の重要文化財に指定されるような建物もいくつか存在しています。基本は木造建築ですけれども、あのあとは蔵なので土蔵だったりっていうような造りが多いと思いますね。
古民家の佇まいの建物でも、人が住まわれていたり、お店や倉庫として使われたり現役のものが多いそうなんですが、このあたりは裕福な家が多く、再開発の必要性もなかったので、そのまま来てしまったのではないかと門脇さんはおっしゃっていました。実際、取材にいったスタッフも、今も高層建築が少ない街並みを歩いて地元の人たちが「そのままの流山本町の姿」を残したかった気持ちがわかるような気がしたそうです。
江戸時代以降、水運の物流拠点として栄えていた流山本町。その魅力を磨き上げて、たくさんの人たちに見てもらおうと活動する流山ツーリズムデザイン。夕方以降の時間帯がおすすめの景色があるそうです。

門脇さん:一番はその行灯言いまして、まあ昼間は 電気が付いてないあまり目立たないんですけど、夕暮れから夜になると、その行灯の灯りが灯ってですね、その行燈一つ一つにも実は切り絵が入っていまして、全く同じ行灯が実は一個もない。切り絵が全部デザインが違う。で、地元のいらっしゃる切り絵作家さんがその行灯もたってるその場所の家の方とかにいろいろ歴史を聞いて、それに合わせて切り絵を作ってるんですけど。今、多分、このエリア内で百基以上あります。それを見て回るだけでも。結構またあった、まったあったなんて言いながら歩いていただけるお客さんもいますし、あとところどころに ちゃんとサインも一応出させてもらってるので、歩いてても楽しいかなと思いますけど。

この切り絵は飯田信義さんという市内在住の切り絵作家さんによるもので、行灯に灯がともると優しく絵柄のシルエットがはえる仕組みになっています。その数は100を超えています。駅前にはどこにどんな行灯があるのかを記した掲示板も立っています。
実は、門脇さんの会社ではこうした提案をするだけでなく、実際に築133年の国登録有形文化財の古民家を購入し、日本茶カフェ「葉茶屋 寺田園」というお店を昨年の夏にオープンし、運営していらっしゃいます。白みりん や地元の野菜を使ったメニューが評判で、人気のスポットとなっているそうですよ。人気のメニューは、葉茶屋寺田園オリジナルの「流山みりんのパイ生地シュークリーム」や「流山みりんの米粉豆乳シフォンケーキ」だそうです。みりんの甘さを生かしたスイーツで、日によっては午前中にも売り切れになってしまうこともあるそうなんです。こうしてお店の運営をすることで、同じようにこの流山本町の中で古民家や蔵を使ったお店をされている皆さんと同じ目線になることが大切で、「提案だけでなく、自分たちもやる」ことで、地域のみなさんとの連携が深まっていくと感じられているそうです。この5月には、初めての大型連休、どうだったんでしょうか。
https://www.instagram.com/hachaya_teradaen/
↑葉茶屋 寺田園のインスタグラムへのリンクです。

門脇さん:初めて迎えたゴールデンウィークだったんですけど、ここ数年のコロナ禍がまあ開けたというか少し緩くなってからの初のゴールデンウィークだったので、人も流れてましたし、地方からも、逆にその流山の親戚に会いに来たついでになんて言う方もいらしていただいて、オープン一番の盛況がゴールデンウィークにあって。あの周りのエリアほかのお店も皆だいぶ盛況だったっていう風に聞いています。個店というか、お店が単体でプロモーション、、SNSを中心に、独自でお客様を呼んでいたんですけど、今回に限ってはそのゴールデンウィーク全ての店に、お客様が来てた。っていうぐらいになると、そのエリアでどうやってお客さんを呼べるか・・・「その何なにってお店に行こう」ではなくて「流山本町に行ってみよう」っていうお客様をどれだけ増やせるかが、これからこのマーケットの安定と、あと新しい事業者さんの参入だったりとかっていうのを迎えられることにつながるかなと思ってます。

古民家の活用や白みりん発祥の地、など、流山本町の地域の価値の創造をこれからも門脇さんたちはもちろん、地域一体となって続けていかれるそうです。流山本町は流鉄流山線の終点、流山駅から歩いて5分ぐらいのところにあります。ぜひこの夏、タイムスリップ気分を味わいに流山本町にお出かけしてみませんか。
2023/6/23 UP!
「雨の日でも楽しいお出かけスポット」がテーマ。今回は、雨の日でも楽しい1970年10月に開園した「鴨川シーワールド」の見所をご紹介します。

鴨川シーワールド広報担当の三橋有香さんにお話を伺っています。まずは、鴨川シーワールド、あらためてどんな施設かおききしました。水族館が果たす役割についても教えていただきました。

三橋さん:代表的なところで言うと、日本で2館のみ飼育しているシャチのパフォーマンスがやっぱり人気となっておりまして、他にもイルカ、ベルーガ、アシカのパフォーマンスの4つのパフォーマンスが楽しめる水族館になっております。他にもシャチを見ながらお食事ができるレストランや水の一生をテーマにした山の源流から海へと続く流れを再現したエコアクアロームという展示施設やトロピカルアイランドという南国をテーマにした水槽展示エリアなどがあります。水族館の役割としてまあ一つに種の保存というものがありまして、シーワールドの近くの海岸で毎年アカウミガメが産卵に来るんですけれども、台風とかで高波で卵が攫われてしまいそうになった場合は、保護してシーワールドで孵化をさせたら海へ戻すという活動を行っていたり。あとはシャープゲンゴロウモドキという水生昆虫なんですけれども、そちらは千葉県から委託を受けて繁殖をして。 元居た場所に戻すという再導入というのを行っております。

海の魚だけでなく、昆虫の種の保存にも協力しているんです。これは驚きですね。
そしてアカウミガメの産卵、孵化のサポート。通常は砂浜での産卵を確認したら、孵化までの見守りを行い、砂浜に自然の脅威が来そうな時は、保護して赤ちゃんを孵化させてから海に帰している。自然によりそって見守っているんですね。

屋外の施設やイベントに目が行きがちですが、屋内も実はかなり充実しています。
三橋さん:レストランオーシャンというシャチのパフォーマンスをやっているオーシャンスタジアムの下にあるレストランなんですけれども、そのシャチが泳いでる水中の姿を窓から見ることができて、その窓の近くにテーブルがあるので、そちらでシャチを見ながらお食事ができるレストランになっております。シャチも気になったことがあると ガラス面に近づいてきて、覗いて来てくることもあるので、向こうもはい見てると思います。魚類を展示しているエリアとしては、大きく二つの建物がありまして、一つがメインゲート入ってすぐにあるエコアクアロームというエリアなんですけれども、最初の水槽が滝、山の中の滝を再現した水槽になってまして。水っていうのはあの空から降ってきて山にふってその山から湧き水として出てきて川とかを通って海へと続くっていうのが水の流れですので、その山の源流から川であったりとか河口付近であったりを通して海へと続くという環境を再現しています。ため池にはコイがいたりとか河口付近にはイカがいたりとか場所に合わせて生物を展示しています。


海水魚だけでなく、コイなどの淡水の魚なども生きている状態で展示されていますさーっと見る事もできるんですが、これ、じっくり見れば見るほど面白いんですって。
「エコアクアローム」をご紹介しましたが、もうひとつの建物「トロピカルアイランド」では、そこからさらに南の海の方に向かっていく展示がされているそうです。どんなところなのでしょうか?

三橋さん:トロピカルアイランドは南の海をテーマにしてまして、最初、はいったところに、大きなヤシの木があって、実はそのヤシの木も実をつけたりするんですけど、そこからだんだんその砂浜から海に潜っていくみたいな感じで。最初砂浜には小亀とか 南国にいるような(映画の)ニモのドリーとかナンヨウハギといって青い魚がいたりとかを通して、坂道を下っていくと、一番シワールドで大きなな魚類の水槽がありまして、その水槽にはエイとかも泳いでいるので、水中散歩を楽しめるような 建物の造りになっています。ディスカバリーガイダンスという動物と触れ合えるプログラムがありまして。まあ、その先着順で有料のプログラムにはなるんですけれども、イルカにタッチをしたりとか、ご家族みなさまで笑うアシカと記念写真を撮ったりだとか、あとはサメとかエイにえさをあげられるプログラムもあります。 エイはお腹側に口がありますので、長い棒にえさをさしてでその棒をエイの口元に持っていくっていう結構レアな体験ができます。

エイに餌、楽しそう!エイってお腹側に口があるけど、なんかファンキーな顔みたいに見えるですね。あまり見たことない貴重な体験ですね。笑うアシカとの写真、これもなかなか普通は撮影できませんよね。あれ、そう見えますけど本当に笑っているんでしょうか?どうやって教えているんでしょうか?

そのほかの夏に向けてのお楽しみも伺いました。
三橋さん:ベルーガ別名シロイルカとも言うんですけれども、ベルーガの赤ちゃんが2021年の7月に二頭生まれまして、今年の2月から水中のトレーニングを始めましてプールで元気に泳いでいる姿を見ることができるので、ぜひ皆さんご覧になってください。あの大人は白いんですけれども、ベルーガの子供はグレーの体色をしていて、大人のような白色になるまで、実は十年ほどかかると言われています。今も泳いでる姿を見ると大人とは色がまだ違うので大きさだけでなく、色でも子供を見分けることができます。毎年夏休みの時期になると、シャチパフォーマンスではサマースプラッシュというシャチが逆立ち状態になって、尾びれで客席に水をかけるというパフォーマンスなんですけれども、雨具とかポンチョが必須ですし、お客様の中にはもう浴びる気、水を浴びる気満々で水着とゴーグルで完全装備でいらっしゃる方もいますので、ぜひそのシャチの尾びれのパワーを感じていただきたいなと思います。今年も開催に向けて今準備を進めておりますので、ぜひ皆さん楽しみにお待ちいただけたらと思っています。
二頭生まれたベルーガの赤ちゃん、一頭は途中から人工飼育に切り替えられたという事ですが、健康にすくすくと育っていて、元気にいろんなトレーニングをしているそうですよ。 そしてシャチのショーの話がありましたが、最大で二千人が見ることができるすり鉢状の観客ゾーン、一番上の席までしっかりとシャチがシャチが水を飛ばしてくるそうなんで、逃げ場はないそうです。しっかりと対策をしてみることをお勧めしますとのことでした。売店では、サマースプラッシュ用に、傘や雨合羽、ポンチョなども販売しています。またお土産も充実していて、シャチのぬいぐるみも大人気なんだそうです。
鴨川シーワールド、7月から10月までは基本的に毎日開園しています。雨の日も楽しめるお出かけスポットのひとつとしてぜひチェックしてくださいね。営業時間や限定イベントなど、詳しくは公式サイトをご確認ください。
2023/6/16 UP!
全国有数の農林水産物王国である千葉県。実はメロンも令和2年のデータで全国8位の生産量を誇り、各地域で、特色あるものを作っています。夏は涼しく、冬は暖かい九十九里の最東端・旭市飯岡では、タカミメロンの栽培にいち早く取り組み、現在は、青肉のタカミ、赤肉のタカミレッドに青肉のオルフェの3種類をブランド化。「おひさまエナジー飯岡メロン」として、世に送り出しているんです。
今回は、飯岡地区のJAちばみどり 飯岡メロン部会・今年のメロン部会長、高野光永さんにそもそもなぜメロンを作るようになったのか伺いました。

高野さん:飯岡は海に面してまして、気候的にもとても暖かく土壌の方も作物がとても育ちやすくて、農業にとても適してる場所なんで、もともとは、とてもたくさんの野菜を作っていたんですけど、夏場の作物でこれといったものがなくて、一部の農家さんがメロンを作ってたんですよ。それでみんなでそのメロンを作ってみようかと言うことになりまして、松戸にある研究所の方からタカミメロンを紹介していただきまして、タカミメロンを作ろうということで今に至っています。飯岡メロンと言うメロンを作っていますけど、 品種的にはタカミメロンの青肉。 同じタカミメロンの赤肉という品種を作っています。

1990年、当時・日本園芸生産研究所という名前だった、現在の園芸植物育種研究所が開発した、漢字で「貴い味」と書く、この「タカミメロン」の栽培をスタート。2010年ごろからは果肉がオレンジの「タカミレッド」、さらにタカミメロンの収穫終わりから、8月半ばのお盆時期まで出荷できる「オルフェ」と いう品種を加え、現在3種類の「飯岡メロン」を生産しているということなんです。
味の解説と、気になる農家さんの後継者問題についてもお話いただきました。

高野さん:飯岡メロンの特徴は、まず爽やかで。 みずみずしく、とてもジューシーです。味の方は糖度が15度以上あって、これがとても甘いんですよ。食べていただければわかるんですが、作ってる私でも、なんてうまいんだなって思っちゃうぐらい、 馬鹿にうまいんですよ飯岡では今約70軒ぐらいの生産者でメロンの方を作っています。そうですね。ほかの産地はメロン農家はやはり減少気味にあるんですけど、私どもの当産地では後継者の方がメロン作りに関してはとても情熱があって、後継者不足という問題にはなっていませんね。 新たに就農してくれる若者たちも実は結構いるんですよ。先輩の農家たちが家族ぐるみで技術なんかを皆さんで共有して教え合って 助け合っています。

今年、飯岡メロンのオンラインショップの受付がスタート、今日6月16日には、直売所もオープンしました。直売所では、完熟したものを販売するのが原則で、最高に甘さがのっているピークのものが並んでいるそうです。一番美味しいタイミング、ぎりぎりをまで見計らえるのも、直売所ならではですよね
今日は旭市のブランドメロン「おひさまエナジー 飯岡メロン」をご紹介しています。ご存じの通り、 2011年3月の東日本大震災で飯岡地区は津波の被害を受けました。その時に全国の方から助けられたことがあって今がある、、、そんな想いもメロンづくりの中にあるようです。 高野さんのお話です。

高野さん:東日本大震災ではとても甚大な被害を受けまして、飯岡地区でも沿岸部を中心にとても被害がありました漁業だけでなく、農業もハウスが倒壊したり、田んぼの方に海水が入ったりと、実は大変だったんですよ。その後、風評被害などもあって、農業なども大変だったんですよ。その震災の復興のために、全国から色々な人たちが(復興のために)助けていただきまして、とてもありがたかったです。津波で流れ込んだ土砂や倒壊した家屋の撤去などに、たくさんの人たちが力を貸してくれて。 とても感謝しております。今、そのおかげで、こうして農作物を作れているのも協力してくれた手助けのおかげだと思っております。私たちはできたメロンや農作物で皆さんに恩返ししたいなと。その思いは今も続いております。

飯岡海岸には最大6mの津波が襲い、大きな被害をもたらしました。農業もしばらくの間、復活できないのではないかと考えていたそうですが、県内はもとより、全国各地から復旧・復興のために多くの方が来て下さった。それを目の当たりにして農家のみなさんは「農作物でお返しすることしかできない」と強く思われたそうなんですね。このメロンにはそんな想いがつまっているんです。
さて、飯岡地区自慢の「飯岡メロン」、さらに多くの皆さんにその魅力を知っていただけるようにと、こんな取り組みもしています。
高野さん:メロンは球だけじゃなくて、実は加工品としても。 みなさんに提供しております。まず、メロンからメロンのピューレを作ります。それからゼリーや おまんじゅうや羊羹などを作ってます。その他、山崎パンさんとコラボしてメロンのクリームが入ったパンやシュークリーム。今年はスフレケーキなんかも 作ってもらっています。こちらのほうもぜひ味わってみてください。先ほどあの震災の恩返しということもあったんですけど、私の一番の思いは飯岡メロンで皆さんが笑顔になって、そして幸せになってくれることが私の一番の願いです。

地元の小学校のデザートにも提供されることがあるそうで、子供たちが毎年楽しみにしているそうです。通常メロンは食べごろまで常温で追熟させて、食べる直前に冷蔵庫で数時間冷やすといい、といわれています。飯岡のメロンは完熟を見極めて収穫されていますが、収穫後5日ほど置いてから食べ頃の硬さになって、次第に柔らかくなりながら2週間近くおいしく食べられる、食べ頃期間の長いメロンだということです。先ほどご紹介した飯岡の直売所は7月14日までの開設予定期間中はお休みなしで、午前9時から午後4時までオープンの予定です。

7月1日土曜には、メロンを購入した先着200名、タカミメロンとタカミレッドの食べ比べができる「メロンまつり」開催!ということなので、ぜひ現地にいって美味しいタカミメロン味わってください!
おひさまエナジー 飯岡メロン、オンラインショップからのお取り寄せも可能です。
おひさまのエナジーぜひ味わってみてくださいね
2023/6/9 UP!
今年令和5年は千葉県誕生150周年の年。
千葉県は上総、下総、安房の三国に分かれていて、明治4年7月の廃藩置県ののち、明治6年6月15日に木更津県と印旛県が合併して千葉県が設置されました。
この150周年という機会に、「県誕生から150年を振り返り、続いていく未来(100年後)に想いを馳せる」をテーマに、県内各地で芸術祭や記念コンサートなどさまざまなイベントが企画されています。
今回は 熊谷俊人千葉県知事をゲストに、房総半島の歴史を振り返りながら、150周年記念事業への想いや千葉県の将来像などについて伺いました。

※千葉県誕生150周年記念事業に関して詳しくは こちらの特設ホームページでご確認ください。
2023/6/2 UP!
まず「食のちばの逸品」についてご紹介します。千葉県産の農林水産物を主な原料とする「加工食品」の中から、魅力的な「ちばの逸品」を発掘するために毎年コンテストが行われています。平成24年度にスタートして、今年で11回目。受賞作品は61品目となりました。受賞した商品に対しては、県が主催するイベントなどでの販売機会を通じて、販路拡大を支援していくものなんです。
そして、今回金賞に輝いたのが君津市にある菜の花エッグの「千葉のこだわりプリン(ピーナッツ味)」です。1日に8万個の卵を出荷している卵農家さんでもある「菜の花エッグ」さん。社長の梅原正一さんにお話を伺いました。どんなプリンなのでしょうか?
梅原さん:菜の花エッグの梅原正一です。千葉の特産品である牛乳と卵を使っています。その中でもプリンが2層になっているということです。上の部分はピーナッツ味のプリンとなっております。このピーナッツは木更津の老舗落花生メーカーが丁寧に作ったピーナッツペストを使っています。下の部分はうちのプレーンのプリンにカラメルを混ぜて茶色がかったビターなプリンになってまして、外から見ると2層になっているのがよくわかって、外から見ても楽しめるプリンとなってます。2017年に銅賞を頂いてそれから何回か挑戦していたんですけど、今年はいろんなことを考えながら、基本に立ち返ってうちの得意とするプリンを作ることができて、それが金賞を受賞することができて非常に嬉しいです。

そのプリンがこちらです。

作り方などにこだわりや秘密があるのでしょうか?
梅原さん:プリンが2層になっているということで、1回はプレーンのプリンを焼きます。で冷やした後にもう一回ピーナッツペーストの生地を流し込んで2度焼くようにしていますので2倍手間がかかっています、一般的にプリンというのは2対1との法則と言って、牛乳が2、卵が1というのが一般的な配合と、私は聞いていまして、それだと一般的なので、やはり卵屋さんのプリンなので2対1ではなくて2対2、1対1に近づけるような配合になっていますんでそのプレーンのプリンを食べていただくと、「あ、卵の味がするな」と感じられると思います。

もともとは、お父様が昭和39年から卵農家として、スーパーなどに卵を販売していたんですが、平成3年、一般のお客さん向けに「卵の直売所」を始めました。当時はあまり周辺に「直売所」などがなかったので、とても賑わったそうです。その後、周辺に「農産物直売所」が増えてきたこともあって、5年後にはプリンなどを作って販売するようになったそうです。
梅原さんのところの卵の特徴は、すっきりとした味。一般的な鶏の餌は、穀物、動物性の原料、魚粉などを混ぜた配合飼料を与えるんですが、梅原さんはあえて魚粉をあたえないことで、雑味がないたまごをつくっているそうです。穀物の餌ならではの旨みがお菓子に向いていると感じていただいているのではないかとおっしゃっていました。この後は、直売所で販売している プリン以外のスイーツなどについてもご紹介していきましょう。
取材は君津市山滝野の「西野直売所こっこ(KOKKO)」という場所で行わていただいたんですが、頻繁に卵を求めてお客さまがきていて、人気の程が伺えたそうです。そして、プリン以外にも菜の花エッグの卵をふんだんに使った美味しいものがあったんです。

梅原さん:卵はもちろんなんですけれども、うちのスイーツは地元の 卵はうちの農場の卵はもちろんなんですけれども、本当に手作りでですね、うちのパティシエが作っていますので、ぜひお近くにお寄りの時は買って味わっていただきたいと思います、 シュークリーム、焼き菓子・・パウンドケーキ、ブラウニーやマドレーヌというものを作ってますし。土日限定なんですけれども、卵サンドを作っています。本当に卵がたっぷりと入ったタマゴサンドを限定で作っています。パンはうちの卵を使ってくれているパン屋さんのパンを使ってますので本当にこだわりのパンを使っています。それをめがけてくるお客さんもいます。

実は、この卵サンド、大変手間がかかるので、週末だけしか作れないのが現状なんですって。直売所KOKKOには、いろいろなこだわりのプリンや焼き菓子も並んでいて取材した日には2017年の食のちばの逸品に選ばれた「菜の花たまごのホワイトチョコプリン」も並んでいたそうです。今、卵は、全国的な鳥インフルエンザの拡大や餌や燃料、電気代の高騰によって出荷量が減ったりして大変苦しい状況にあると言います。そんな中でも梅原さんのところの菜の花エッグは大変人気で、地方からも注文があるそうです。 KOKKOさん以外での購入方法を教えていただきました。

梅原さん:うちのホームページがありますのでそこでお買い上げができます。そのほかに近隣の直売所さん「うまくたの里」 さんとかこの近くの「愛菜畑」 さん「四季の蔵」 さんとか、、そういうような直売所が多くありますので、そこで販売をしております。今、卵不足なもので、よく(理由は)わかりませんけれども北海道から九州まで注文が来ています。10キロ単位でご注文 をいただいています。中にはラーメン屋さんとかね、、、

もちろん、今回金賞を受賞した「ちばのこだわりプリン(ピーナッツ味)」もお取り寄せ可能ですので直売所にはなかなか行かれない、という方はぜひ菜の花エッグさんのホームページで最新情報とともにチェックしてみてください。そして千葉県産の農林水産物を原料とする魅力的な「加工食品」の数々「食のちばの逸品を発掘」のサイトに掲載されています。ぜひあなたの知らない「逸品」探してみてください。

2023/5/26 UP!
日本では今ちょうどゴルフのハイシーズンを迎えています。実は今度の日曜日、5月28日はゴルフ記念日。1927年昭和2年のこの日、第1回日本オープンゴルフ選手権大会が開催されました。大きなツアートーナメントの会場となるゴルフ場も数多い千葉県ですが今回ご紹介するのは、ゴルフの聖地を目指している「市原市」です。市原市は千葉県の市町村の中で一番広い面積を占めるんですが、その広い土地の11%がゴルフ場なんだそうです「ゴルフのまち」から「ゴルフの聖地」をめざす「市原市」の取り組みをご紹介します!
千葉県自体も、ゴルフ場の数で全国都道府県第2位。(1位は北海道)中でも市原市のゴルフ場の数はオープニングでお伝えした通り全国市町村№1なんです今、その特性を生かして、さらにこの地域を盛り上げようという動きがスタートしています。市原市 観光・国際交流課 課長の仲野光一さんにお話を伺います。

仲野さん:市原市はですね千葉県房総半島の中央にありまして、面積が368平方km。千葉県内で一番大きい市になってます。まあ、そういった広さもありまして、1960年代からゴルフ場が徐々に徐々に増えていき、現在市原市には33箇所のゴルフ場がありまして、これは(市としては)全国1の数になっています。2020年の実績で実に174万人の皆様が市原にお越しいただいています。ゴルファーの皆さんですね。はい。首都圏、東京ですとか、あと横浜から大勢いらっしゃってますね。まず一つはやはりアクアラインと圏央道の開通が、大きかったですね。これによって非常に都心からもう一時間で来れるというその近さが選ばれまして、まあ、そこから非常に利用者数も多くなっていたと言うのが一つでございます。
クアラインや圏央道の開通を機に市原に訪れる人が増えたことに加え、コロナ禍には「密」にならないということで、たくさんの方々が市原でゴルフを楽しんでいたそうです。せっかくこれだけの人が市原に来てくれているのだから、市原市役所としても、ゴルフとともに市原をもっと楽しんでもらおうと、取り組みをはじめました。いったいどんなことを始めたのでしょうか?
仲野さん:日本一の数のゴルフ場があると言うのは非常に貴重な地域資源であると言うふうに捉えておりまして、まあ、これを市原のまちづくりとか活性化に活用して行きたいと言う思いがありました。そういったこともありまして、元々ゴルフ場の支配人の皆さんで構成されていた連絡協議会と言うのがあったんですが、ここに行政も参画をしまして、官民一体でゴルフを盛り上げていくことで、市原市に多くのお客さんに来ていただこうと言う取り組みを始めてきたところです。一つは、この33のコースがあるというのを活かして「市原ゴルフ場巡り33」といういわゆるスタンプラリーを実施しています。これは市内のゴルフ場です。1箇所行くと1つのスタンプ、5箇所行くと5つのスタンプがもらえるようになってまして。5ケ所、11ヶ所、22箇所33箇所、それぞれ達成されると、市原市からプレゼントを差し上げると、そういった取り組みをしています。ふるさと納税の方でも、いわゆる返礼品としてゴルフ場のプレー券をご提供しておりまして、こちらも非常に好評をいただいております。市原市のふるさと納税としては第2位の人気です。
ちなみに、33個つまり、全部のゴルフコースでスタンプを集めると、カニ・エビほか海産物セットや国産鰻の蒲焼8枚セットがもらえるそうですよ!そういった楽しみを演出する一方、次世代のゴルファーを育成する試みも行っています。どんなことをしているのでしょうか?

仲野さん:ジュニアゴルファーの育成というところにも取り組んでいます。これはいわゆるトップクラスのジュニアの育成と言うところと、合わせて裾野の拡大というところで、より多くの子供たちがゴルフに触れ親しんでもらう。まあ、そういった環境づくりを進めています。この3月に「市原市ジュニアゴルフオープン」という市原市が主催の大会を開催いたしまして、全国のジュニアの選手たちに来ていただきまして、そこで市原市のゴルフ環境に触れていただきました。そういった中で優秀な成績を収めたゴルファーには支援する、そういった仕組みを用意しています。実は市原市にも世界で活躍するジュニアゴルファーがいまして根本悠誠君、そして将誠君のご兄弟が今年の世界ジュニアゴルフの方にも兄弟揃ってご参加される快挙を成し遂げております。これからやはり市原市のゴルフ場ですので、市原市民の子供達にやはりゴルフに親しんでいただきたいというふうに思ってまして、市内全ての小学校の子供たちが一度はゴルフを体験できる。そういった環境作りをこれから進めていきたいというふうに思っています。

市原市では今年の1月に日本プロゴルフ協会と連携協定を結び、ゴルフの聖地 いちはら」を目指す市原市の取組の活性化や、ゴルフの普及、振興に加え、ジュニアゴルファーの育成に関することについて連携していくことを発表しました。日本プロゴルフ協会からは有望なジュニア選手の育成の指導員を派遣する動きもでていますし市民のゴルフ人口の裾野を広げるという意味で市内の小学生に一度はゴルフ場でゴルフを体験してもらいたいというプロジェクトも始めるそうです。市原市にプレーをしに来てくれるゴルファーに対してだけでなく、市民、特に子どもたちにゴルフを知ってもらう取り組みが広がれば、市原市からすごいゴルファーがどんどん生まれてくるかもしれません。最後に、仲野さんからのメッセージです。

仲野さん:東京都心から一時間という、非常に来やすい場所にありますので。その中で養老渓谷という温泉郷があったりですとか、高滝湖というところにはグランピングリゾートもありますし、小湊鉄道というローカル線が走っていまして、菜の花の中を走るトロッコ列車があったりとか、見応え充分なところがございますし。 また美味しい食べ物もたくさんありますので、ぜひ皆さんお越しいただければと思います。市原市の楽しさこれをもっと、もっと発信して行きたいと思っています。

都心からのアクセスがいいと多くのゴルファーが訪れる市原。でも行きやすいということは帰りやすくもあるわけだから、いろんなところに立ち寄ってもらいたいね。市原には素敵な景色や、旬の美味しいもの、温泉、グランピングなど、魅力あるコンテンツがたくさんあります。ゴルフ帰りに、ぜひそのうちの一つでも二つでも、一緒に楽しんでみてください。そして「ゴルフの聖地 いちはら」を目指すまちとして、地域がいっそう盛り上がっていくといいですね。