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番組恒例企画!「清水国明」さんの定点観測31回目!〜ウイスキーづくりに、つながり応援、さらには遠隔医療!?

2026/7/19 UP!

 今週のベイエフエム / ザ・フリントストーンは、番組の恒例企画! アウトドアズマン「清水国明」さんの定点観測です。

 清水さんは、1970年代から80年代にフォークデュオ「あのねのね」、そして芸能界で大活躍! その後、オートバイのレースに挑戦、鈴鹿8時間耐久レースに出場し、完走。

 90年代からは、アウトドア活動に夢中になり、河口湖に「森と湖の楽園」、瀬戸内海の無人島「ありが島」に自然体験施設を開設。ほかにも茨城県常総市にキャンプ場「くにあきの森」を整備するなど、実業家として、いろいろな事業を手がけていらっしゃいます。

 清水さんには毎年ご出演いただき、その時、どんなことに夢中になっているのかをお聞きする定点観測をさせていただいているんですが、今回でなんと31回目! つまり、30年以上にわたって、この番組とお付き合いいただいているんです。

 去年は私、小尾が産休に入っていたので、代わって、同じ事務所の難波遥ちゃんにインタビューしてもらいました。なので、2年ぶりにお話をうかがうことになるんです。

 きょうは、瀬戸内の山口県周防大島で取り組んでいるウイスキーづくりや、去年設立した一般社団法人「つながり応援」の活動のことなどうかがいます。

☆写真協力:kuniaki.plus

清水国明さん

瀬戸内アイランドウイスキー、ミズナラの樽

※それでは早速、お話をうかがっていきましょう。

●まずは、この話題からおうかがいしたいんですけれども、清水さんは今年の1月に「瀬戸内アイランドウイスキー株式会社」の代表取締役に就任されました。おめでとうございます!

「ついにお酒をつくることになりましてね。ウイスキーの会社、瀬戸内アイランドウイスキーというので・・・ただ、ウイスキーね、あんまり飲まないんですよね(笑)」

●え〜〜っ!(笑)

「美味しいとか美味しくないとかってわかります? ウイスキー。どれも似たようなもので、ピリッとくるし、キリッとくるしと思ってたんですけれども、周りにウイスキーの大好きな人がおって、やろうよ、やろうよと・・・そうするとすぐ首突っ込むというか、担ぎ上げられるというか、気がついたら、またそこもやることに・・・」

●また新しい事業を始められたということですね。

「そうですね。今お世話になっている周防大島町では、蒸留所というのは初めてだったんで、場所を借りたりするのも、結構みなさん協力的で、ありがたいです」

写真協力:kuniaki.plus

●山口県周防大島に蒸留所があるということですね?

「そうですね」

●ウイスキーっていうと北海道とか山梨とか、寒い地域で醸造されているのかなっていうイメージがあったんですけど、瀬戸内でも作れるんですね。

「ええ、瀬戸内でも、というか、瀬戸内だからこそ、いいというね。っていうのは、台湾のウイスキーが今、賞を総なめにしているんですね。コンビニにも置いてあるような手頃なやつとか、すげえ高いのがあったりする・・・そういう台湾での蒸留、それから熟成ですね。
 熟成がやっぱり温暖な気候が合うという、っていうことは、周防大島も瀬戸内のハワイと言われているところですから、これはバッチリじゃないかということで・・・。

写真協力:kuniaki.plus

 場所的には今、体育館をお借りして、でっかい体育館の中にポツンと蒸留機が ひとつ置いてあるんですけれども(笑)、今それに付随施設をどんどん作っているところなんですね」

●もともと清水さんは、周防大島とのつながりがありましたよね。

「もう10年くらいかな。だから町も大変期待してもらっていますし、協力してもらっています」

●「瀬戸内アイランドウイスキー」で醸造するウイスキーには、どんな特徴があるんですか?

「私が代わりで、初代の社長から代わって真っ先にやったのは、ウイスキーってのは樽が命なんですね。カスクというね。それでその樽は国産のミズナラという、これがいちばんいいらしいんですけども、そのミズナラを伐採するという作業からやりました。

 私は社長として、まず北海道の旭川の山に登りまして、チェーンソーを持って行ってミズナラを伐って・・・で、それを乾燥させて、樽を組む。新樽ですね。それにウイスキーの原酒をどどどっと入れると、もう香ばしいというか奥ゆかしいというか、ミズナラのエキスが出るという、そんなことをやりましたですね」

写真協力:kuniaki.plus

カスクオーナー制度、こだわりの水

※「瀬戸内アイランドウイスキー」ではウイスキーを熟成させるための木の樽「カスク」をまるごと買っていただくという販売方法をとっているそうです。そのあたりの説明をしていただきました。

「カスクオーナー制度っていうのをやっていまして、一瓶二瓶じゃなくて、樽ごと買ってよってお願いして・・・そうしたらカスクオーナーになってくれる人たちが、私の周りの人ばっかりだから、結構著名なかたとか経済界のトップレベルの人がどんどん買っていただいて、もう12樽売れましたですね、本当に。

 その樽から400本取れるんです。700ミリリットルって言うのかな、普通のボトルね。実は正確に言うと268本しか取れないんです。樽からね。それは63度っていう強い酒が出る。

 そのままだったら喉が焼けますから、加水って、水を加える。その水はいい水を使いたいんで、そのオーナーのかたがいちばん勧める水、もしくは生誕地っていう、その人の生まれた地域の水を使う。そうするとその人、独自のお酒になるんですよ」

●すごい! 特別なお水を使われるんですね。

「そうですね。ご存知ないかもしれませんが、私、清水という名前なんでね」

●存じ上げております(笑)。

「福井県の山奥の湧水育ちだったんで、家の横の谷のところに、ポコポコポコってずっと出ている湧き水を台所まで引いてきて、ずーっと流しっぱなしなんです。その水がやっぱり、気が付きませんけど、それで育つとやっぱり美味しいんですよね。

 たまに帰って飲んだりすると、本当にこれは美味しいなって・・・そのぐらい生まれたところの水がその人にとってはいちばん美味しいし、その水でウイスキーを薄めると言ったらなんですけど、加水して43度にする。それでボトリングして、そうすると400本取れるんです。一樽でね。はい、そんなことやっています」

●上質な水を使うというのもこだわりなんですね。

「そうですね。日本の国産のミズナラの樽で、上質のこだわりの水でつくる。そしてさらにその中に、例えば桜のチップを入れたりですね。3年間熟成するんで、その間に通って試飲しながら、もうちょっとこんな味にしようとかって言ったり・・・。

 今おひとかた、宇治のお茶屋さん、抹茶とか作っている人がその抹茶を入れようという話で、抹茶ウイスキーっていうやつで、今ちょっと流行っているらしいね、抹茶がね」

●いいですね!

「そんな遊び心もいっぱいのウイスキー、しかしその人の独自のオンリーワンな400本。で、これはもう言ってもいいんですけど、HISの澤田さんっていう創業者の『澤田ウイスキー』ってやつなんですよ。

 ほかに、井川さんというかたは『井川ウイスキー』とかね。そのウイスキーを飲みながら、その人のことについて語るという、そういうシリーズなんです、これは。
 ですから、このウイスキーは、その方のウイスキーというふうに紐付けて、いわゆる『リメンバーミー・シリーズ』というウイスキーにしているんです」

写真協力:kuniaki.plus

(編集部注:清水さんによると、カスクオーナーになると、周防大島にある蒸留所の視察や、ウイスキーの熟成度を確かめる試飲のほか、リゾート・アイランド「ありが島」で釣りを楽しみ、釣った魚をさかなにウイスキーを味わうなどの特典があるそうです。

 この9月から、カスクオーナーや関係者を招いたツアーをどんどん開催していく予定とのこと。世界のひとつだけのウイスキーを所有する特別な体験ができる「カスクオーナー倶楽部」へのご入会、ぜひご検討くださいとのことですよ。

 詳しくは「瀬戸内アイランドウイスキー」のオフィシャルサイトをご覧ください)

☆瀬戸内アイランドウイスキー:https://setouchiwisky.com

周防大島、深く付き合うと、面白い!

※清水さんは周防大島とのつながりが、ますます太くなっていますよね?

「ご存じないかもしれませんが、私は芸能人だったころ(笑)、今でも多少、芸能人ですが、芸能人って、いかに全国ネットかっていうことで、浅く広くをテーマにしとるんですね。

 ただ、なんか周防大島というところにつまずいてしまって、ひっかかってポテッと倒れて、その人たちに助けてもらって、深く深く付き合っていくとすっげぇ面白いですよ。上っ面だけで全国を走り回っていたのかな、もったいないな~と。

 一か所に留まって深くすると、何が違うって、いろんな仕事を頼まれるんですよ。ここの草刈してくれとかね(笑)。
 廃校になったから、そこをなんとか活性化したいっていうので、やりましょう! ということで、先ほどのウイスキー工場も廃校だし、『ワーケーションビレッジ』っていう、スタートアップする人たちを応援するのも、5Gを使って、どこにいても仕事ができるということで・・・。

 そういうようなお仕事とかライフスタイルとか、健康寿命を延ばすというような取り組みがそこでだったらできる。この付き合い方をこれからは(やっていきたい)。今、常総市という所にもキャンプ場を作って、茨城ですけれども、その次はニセコに今拠点を持とうとしています」

●すごいですね。

「ニセコ面白いですよ。今そんなことをやっています。きっかけは周防大島で、どっぷり浸かってみると全然違った魅力が見えてくるし、まあ田舎やから、僕も田舎もんやから言うけど、田舎の独特のいやらしさもあるんですけどもね(笑)。でもそれに慣れてくると、こんな心地いい所はないですね」

●周防大島の魅力を知れば知るほど、発信したいという気持ちも強くなってくるんじゃないですか?

「確かに、僕らは外から行った人間だから、その魅力がすごく明確にわかるんですね。そこに住んでいると、(地元の人は)“こんなとこ”って、自分を卑下したりしますけれどもね。

 “これ凄いですよ! この海の色は最高!”とか“ガードレールの色がいいですね”とか・・・周防大島は、ガードレールの色がミカン色なんですよ。そこまでやるか、とかいって・・・全国どこへ行ってもガードレールはオレンジだ! ってみんな思っているんですけどね。いや、そんなことない(笑)。

 釣り人、漁業組合に僕も入れてもらって、そこの仲間といろいろ話ししていると、釣りの奥深さというのかね。海の中の岩のありかとか、そんなことを・・・面白いですね」

写真協力:kuniaki.plus>

つながり応援、ライフワーク

※清水さんは 去年、設立された一般社団法人「つながり応援」の理事長としても活動されています。この「つながり応援」は、どんな目的で設立されたんでしょう?

「これは、地域の発展に寄与するということで、SNSとかそういうITを使ってですね。スマホを使って自分の好きな施設であるとか、お店とかを発信してもらう。

 つまり、地域の企業とかお店が元気にならないと、その地域は元気にならないので、上から、例えば、行政の人とかお偉いさんが、“みなさん頑張りましょう!”って言うよりも、地域のひとつひとつのお店とか、みんなの活動、施設を応援することによって、そこが盛り上がってくるんじゃないかという、思いつきの発想がありまして。

 最初は沖縄をやりました。それから周防大島のある山口県もやりました。宮城をやって、今は愛知県をやっています。すごい数の“アンバサダー”という、そういう地域を見つけて発信する人たちが、地図にポイントがいっぱいあって、まっ赤っかになるくらい、今いろんなところを発信して紹介してもらっている。それが活動のメインなんですけど、いろんな所でイベントやったりライヴやったりしながら、やっています」

●去年、周防大島で開催された町をあげての大イベント『つながり祭り』も、その一環だったっていうことですか?

「そうなんですよ。ところが周防大島、どこでもそうですけれども、人口が減ってね。“こんなところでお祭りやったってね(集まる)人が30人くらいかな”って町の人が言っているんですよ、役場の人がね。

 それが我々の『つながり応援』の仲間の力でもって、SNSとかでいろんな発信したら、その島始まって以来の1600人が集って・・・30人が1600人だからね」

写真協力:kuniaki.plus

●すごいですね!

「地域の人も“何が起こったんじゃぁ~”というくらい、駐車場もいっぱいで、漁業組合長とか町長が駐車場係をしてくれましたけどね(笑)。これはSNSの力っちゅうかね。

 仲間の清水アキラとか、いろいろ演歌歌手の人もボランティアで来てくれて、全員ボランティアでやっているんです。この『つながり応援』自体が県や町からお金をいただいているわけではいっさいないです。

 全員がボランティアですから、私もボランティアですから、もうたいへん、台所(事情)がほんとうに交通費も出ませんから・・・けど、やって、そこでのつながりがどんどんどんどん広がりますから、それでなんとか生きているというような感じです。

 それと今までやってきた宮城からホタテをいっぱい提供してもらったりと、そういうお互いのつながりで・・・。
 僕がやっている防災(活動)もやっぱりつながりによって支え合うという、自助、共助、公助っていうけれども、友助っていう友達を助けるっていう気持ちで、友達のつながりがあれば、見捨てないじゃないですか。そういう意味でそういうつながりというものは、やっぱりこれからもずっと未来にも必要じゃないかなと思ってやっているライフワークですね

離島のつながり応援、遠隔医療

※今年、一般社団法人「つながり応援」として特に力を入れていくのは、どんなことですか?

「これはやっぱりSNSでみなさんに発表すると同時に、集まっていただいて、みんなで“つながりって大事だな”とわかってもらえるようなライヴ活動をやっておるわけです。

 去年は『つながり旅』という全国旅やりましたけれども、今年はこの『つながり応援』の中で、離島ですよね・・・日本には『国境離島』といって離島が国を守っているという考え方もあるらしくて、離島を回りながら、みなさんに“離島はいいところですね。頑張ってくださいね“っていうようなつながりをひとつの柱としても、やっていきないなと・・・。

 これ、話がそれるかもしれませんが、離島にいても、東京とか大阪とかの大都会のお医者さんとダイレクトにつながれるような遠隔医療とかもやっているんですよ。また話が複雑になってきている・・・(笑)。

 遠隔医療のインフラって言うのが日本ではいちばん遅れているんですよ。電気や通信、道路と、そういうのは行き渡っているけれども、お医者さんを離島に連れてきても、みなさん早く帰ろうとされるし、専門医じゃないから、結局無理があるわけですよ。

 ところが8Kという映像と、私がやっている5GというのとAIというので、映像をバチッと撮って、瞬時に送ってAIで解析するという遠隔医療を、今この事業と同時に進めている。そうすると、どこに住んでいても最新の最高の医療が受けられる。

 僕は田舎暮らしとか自然暮らしを勧めているんですけれども、歳をとってくるとやっぱり不安でみんな都会に戻ってしまうんですね。いや~もったいないな~と思うんですけど、不便なのは納得ずくって行ったんだから、不便でいいんやけど、医療だけはお医者さんだけは、不安なんやろうね。やっぱり足腰がだんだんきつくなってきて・・・。

 でもそんな時に家に8K映像を映すものがあって、8Kというのはものすごい映像ですからね。それとAIによって解析するという、そういうことも、今、全国ツアー『つながり応援』をやりながら、ただ“頑張ってね”って言うだけではなくて、そういった施設でつながって、みんなに長生きしてもらって健康寿命を延ばす。

 命の格差があるんです。場所によって、医療を受けられるか受けられないかっていうのは、これは結構重要な問題で、そんなことも取り組み始めているというところであります」

(編集部注:現在、複数の会社を経営されている清水さんなんですが、ほかにもゴルフ学校や介護用AIロボットなどの事業も検討されているそうです。

 清水さんの原動力は「挑戦する」ことにあるんでしょうね。来年は「言っていることが違うかも知れないけどね」と笑っておっしゃっていましたが、次回、32回目の定点観測を楽しみに待っていたいと思います)


INFORMATION

「瀬戸内アイランドウイスキー」のカスクオーナー倶楽部ほか、リゾートアイランド「ありが島」や茨城県常総市にあるキャンプ場「くにあきの森」の最新情報、そして一般社団法人「つながり応援」の活動など詳しくはそれぞれのオフィシャルサイトをご覧ください。

写真協力:kuniaki.plus

◎瀬戸内アイランドウイスキー:https://setouchiwisky.com

◎くにあきの森:https://www.kuniakinomori.com

◎一般社団法人「つながり応援」:https://www.tsunagari-ouen.jp

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