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シリーズ「SDGs〜私たちの未来」の第29弾〜100%天然成分のバイオ消臭液「きえ〜る」をクローズアップ!

2026/10/25 UP!

 今週のベイエフエム / ザ・フリントストーンは、シリーズ「SDGs〜私たちの未来」の第29弾! 

 今回は「SDGs=持続可能な開発目標」の中から「つくる責任 つかう責任」「海の豊かさを守ろう」そして「陸の豊かさも守ろう」ということで、100%天然成分のバイオ消臭液「きえ〜る」を製造・販売する環境大善株式会社のマーケティング担当「中川和信(なかがわ・かずのぶ)」さんにお話をうかがいます。

 この「きえ〜る」、酪農業が盛んな北海道だからこその、意外なものを原料にしています。今回はその原料や製造方法のほか、独自のアップサイクルシステムについてもうかがいます。

☆写真協力:環境大善

写真協力:環境大善

微生物→消臭→善玉活性水

※北海道・北見市に拠点を置く「環境大善株式会社」は2006年に設立。コーポレート・スローガンは「地球の健康を見つめる」となっていて、人・暮らし・環境を整え、「地球」を健康にすることをミッションとして掲げています。そして、あるものを原料に独自のアップサイクル型循環システムを確立し、実践。バイオ消臭液「きえ〜る」を商品化しています。

 酪農業が盛んな北海道だからこその原料とは・・・それは、なんと「牛の尿」! なんです。牛の尿が消臭液になるなんて・・・いったいどういうことなんでしょうか。

●環境大善の主力商品がバイオ消臭液「きえ〜る」ですよね。番組のスタッフが実際に使ってみたら、嫌な臭いがかなり軽減されたと言っていました。これはどういう商品なのか、ご説明いただけますか?

「北海道の北見の周りは非常に酪農が盛んでして、牛のおしっこは非常にいっぱい出ます。それを活用した製品を作っております。

 具体的にどういった作り方をしているかというと、特殊な乳酸菌で微生物を発酵させて、100%天然成分でできた消臭液としてご案内しております。

 発酵の過程で悪臭を放つ成分を分解し、逆に嫌な臭いだけを消して、環境に優しい商品に生まれ変わるという独自のメガニズムを持ったサステナブルな商品です」

●いい匂いだけが残るっていうのもすごいですよね。牛の尿を発酵させたら、くさい臭いが消えることに気づいたのは、どうしてなんですか? 

「はい、これはちょっと話すと長いんですが・・・私どもの創業者が地元のホームセンターに店長として勤めていました。いとこのかたが酪農を営んでいたんですが、その時(ホームセンターに)持ち込んだのが、この『きえ〜る』の原液です。原液の色って茶色なんです。

 これを持ち込んだ時には(いとこのかたは)園芸で活用できないかと考えていたんですが、いろいろ調べてみたら、北海道の園芸シーズンは春の短い期間だけだったので、商売としてはうまみがないなということで、軽く話半分で聞いていたんだそうです。

 話を聞いていると、この茶色い液体の原料は牛のおしっこだというので、蓋を開けて、臭いを嗅いでみたら、全く臭いがしなくて、これはもしかしたら消臭に効くんじゃないかということで、いろいろ試したところ、特定の臭いに効くというのがわかり、そこからスタートしました。

●もしかしたら消臭にこれが効くんじゃないかってなってから、その先はどういうふうに動いていったんですか?

「エヴィデンスがない状態で販売してしまったので、今後はちゃんとしたエヴィデンスをつけていこうということで、今ありとあらゆる研究をさせていただいて、何の微生物が何に効いているのかを一生懸命、調べております。

 ただ、学術的な名前をみなさまにお伝えしても、わかりづらいところがありますので、私どもの会社は『善玉』で推しているものですから『善玉活性水』という名前をつけさせていただきました。

●善玉活性水は、具体的にはどんな微生物が働いているんですか?

「ひとことで言うと乳酸菌等が入っている環境微生物源という、ちょっと難しい言葉なんですけど、それを活用して長期発酵、培養して、無臭の液体を作っているのが特徴です」

写真協力:環境大善

くさい臭いが消えて、いい香りは残る!

※牛の尿と聞くと、どうしてもくさい、汚いとイメージされるかたが多いと思います。安全性に問題はないんでしょうか?

「はい、今は第三者機関ですべて液をチェックしておりまして、液の水質に関して言うと、北見の水道水よりきれいというデータが出ております」

●すごいですね! しかも、くさい臭いだけが消えるのが、すごく不思議なんですけれども・・・

「得意なのはアンモニア等の糞尿臭、おしっこの臭いですね。次は腐敗系、ゴミ臭、こちらも非常に得意です。いちばん最後が足の裏の臭い、汗臭にも非常に効果があります。

 逆に効かないのが香水だったり、洗剤の香りだったり、果物の香りなんかには全く反応しないです。都合がいいんですけど、嫌な臭いだけ取って、いい香りだけ残すというのが特徴です」

●汗の臭いとかゴミの臭いとか、どうしてそういった臭いが消えるんですか?

「はい、いいご質問ありがとうございます。私ども今、一生懸命、液の研究をしておりますが、実はどうして消えているかというのが、まだ解明されておりません。学者さん曰く、私どもの液の中の微生物が全部わかると、地球誕生がわかるぐらいのレベルだと言われました」

●一般的な消臭液とのいちばんの違いっていうと、どんなところにありますか?

「まずは化学的なものを一切使用しておりません。天然成分100%でできているというところが、小さなお子さんにも安心して使えるというのがございます。特にペットを飼っているご家庭には、ワンちゃん、ネコちゃんに(「きえ〜る」を)直接かけられるというところが、いちばんの売りになるんじゃないかなと思っております」

写真協力:環境大善

牛の尿が公害のもとだった!?

※牛の尿をアップサイクルするシステムについて、具体的に教えていただけますか? 

「私どもは、牛の尿を実は酪農家さんから購入しておりまして、ガソリンみたいに1リットルあたり、いくらという形で購入させていただいております。それを複数箇所の酪農家様から購入させていただいていて、弊社で仕入れの際にテストさせていただき、よい商品であれば仕入れさせていただくという形をとっております。

 そして、仕入れさせていただいた液を弊社でブレンディングして、商品を均一化しております。そこから製品化へ進み、容器に充填して販売店様のほうに供給させていただいております」

●集めた尿をテストするということですが、それはどういうチェックをするんですか?

「それぞれ天然成分なので出来上がりが違います。なので、我々の基準にはなるんですが、試験検査をさせていただいて、合格したものだけを仕入れさせていただいております」

●尿をそのまま検査するんですか?

「いえ、酪農家さんが実は独自に発酵までしていただいておりまして、その発酵した液を検査して仕入れさせていただいております」

●酪農業で糞尿の処理というのは、酪農家のかたがたにとっては頭の痛いことだと思います。そのまま垂れ流していたら河川の汚染とか、そういった環境問題にもつながってくるかなと思うんですが、環境大善が集めるまではどうやって処理していたんですか?

「昔はそのまんま流していました」

●え〜、そうだったんですか。

「みなさん、なかなか想像できないかと思うんですけど、牛1頭がどれくらいの量のおしっこをするか、考えことはたぶんないかと思うんです。牛1頭一日に20リットルのおしっこをします。北海道には今85万頭の牛がおりまして、計算すると1日当たり、25mプール90杯分のおしっこが毎日出ている計算になります」

●それがそのまま垂れ流されていたと考えると恐ろしいですね。

「はい、昔はそのまま流していたので(尿が)公害のもとになっておりました。畑に撒いて臭いの問題もありましたし、そのまま川に流れてしまって・・・今の時期は鮭が遡ってくる川が多いんですけど、魚が棲めない環境になってしまったり、そのまま海に流れてしまって・・・オホーツク海はホタテの養殖が盛んだったんですが、そこの養殖場が全滅したという大変な問題になっておりました」

(編集部注:環境大善のアップサイクルシステムは酪農家さんにとっては処理する費用がなくなり、その上、お金が入る。そして環境にもいい。まさに三方良しのシステムと言えますよね)

「きえ〜る」の“この時期の”上手な使い方

写真協力:環境大善

※環境大善ではバイオ消臭液の「きえ〜る」のほかに、土・水・空気を改善するいろんな商品を販売しています。例えば、植物用の「液体たい肥 土いきかえる」や「きえ〜る」のゼリータイプの消臭ゼリーなど、いろいろあります。ぜひ環境大善のオフィシャルサイトでご確認ください。
https://kankyo-daizen.jp/

●バイオ消臭液「きえ〜る」の上手な使い方があったら、教えてください。

「これからの時期、年末になりますと、みなさんは忘年会シーズンになるので、宴会に行かれるかたが多いんじゃないかと思います。なかなか洗えないコートに宴会の臭い、居酒屋臭って言えばいいんでしょうかね、っていうのがよくつくかと思います。

 そういった衣類に直接スプレーして(「きえ〜る」を)かけていただくと(付着した臭いは)酸化した油の臭いになりますので、それも綺麗になります。あとは洗えない帽子とかカバンなんかにかけていただくと、非常に効果が出やすいかと思います」

写真協力:環境大善

●ほかにはどんな使い方がありますか?

「この時期、インフルエンザなど、風邪が流行る時期にはなります。みなさま、加湿器を使う機会があるかと思いますが、加湿器の水タンクの中に入れていただくと、消臭は当然なんですが、水タンクのヌメリがつきづらくなりますので、お掃除するサイクルがだいぶ変わります」

●災害が起こった時、避難所にしてもご家庭にしても水が使えない時に、トイレとかどうしても臭いの問題が出てくると思うんです。環境大善の商品はそういう時にも役立ちそうですよね?

「ここ最近、水害が非常に増えておりまして、水に浸かったところにかなり臭いがつくということが事例として出ております。そういった場合に、私どもの商品を供給させていただいています。

 それプラス、先日の熊本の被災の時も、やはり仮設トイレが増えるんですが、ちょうど猛暑の時で臭いが大変だったという話を聞きましたので、その被災地にある程度まとめて寄贈させていただいたということがございます」

●環境大善のサイトを見ると「土・水・空気研究所」というのがありましたが、これは社内の研究部門ということなのでしょうか?

「私どもで半分出資、あとは北見工業大学と一緒に共同研究をさせていただいております」

●具体的にどんなことに取り組んでいるんですか?

「今は農業の植物の生育テストをかなりやっております。具体的に言いますと、芝の育成に非常に効果があるということがわかりました。わかりやすいところでいくと、東京競馬場JRAの芝のコースに、昨年の6月から全面散布が決まりまして、使っていただいています」

(編集部注:環境大善では、北海道らしい香りということでラベンダー、トドマツ、和はっかなど貴重な成分を入れたゼリータイプの「きえ〜る」も販売しています。

 中川さんから、ゼリータイプの「きえ〜る」の使い方として、無香料の商品に、自分の好きなアロマを入れて使う方法もあると教えていただきました。これはまさに、嫌な臭いは消え、いい香りだけが残る「きえ〜る」の特性が活かされた使い方ではないでしょうか)

地球の健康を見つめる

※環境大善の事業は、北海道の北見という土地だから生まれた事業と言えますか?

「そうですね。北見の周りにいる牛さんがいないと、我々の事業は成り立たないので、北見ならではと思います」

●環境大善のコーポレートスローガンは、“地球の健康を見つめる”となっています。今後、新たに取り組みたいことはありますか?

「私どものスローガンは“地球の健康を見つめる”となっておりますが、牛の尿を独自の技術で発酵処理して安全な液体原料へと生まれ変わらせ、消臭液や土壌改良剤の環境に役立てる事業を行なっています。

写真協力:環境大善

 廃棄物を価値あるものへとアップサイクルし、自然のサイクルの中に取り込んでいくことで、地球全体の環境を良くしていこうというのが、この短い言葉に含まれております。

 ただ、まだまだスタート地点ということで、“地球の健康を穏やかにする”を目標に様々な事業にトライしたいなと思っています」


INFORMATION

 今回の放送をお聴きになって、「きえ〜る」を試してみたいと思われた方、環境大善のオンライストアから購入できますよ。参考までにお値段は、スプレータイプの「きえ〜る」室内用300ミリリットルで、税込1,320円。「きえ〜る」室内用ゼリータイプ(無香)140グラムで税込935円です。詰め替え用も販売されています。いずれも中身の成分は同じものだそうです。

 実際に手に取って確かめたいというかたは、扱っているショップのリストも環境大善のオフィシャルサイトに載っています。詳しくはサイトをご覧ください。

◎環境大善オフィシャルサイト:https://kankyo-daizen.jp/

◎環境大善オンラインストア:https://store.kankyo-daizen.jp/

◎土、水、空気研究所:https://research-center-for-swa.jp/

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