三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

毎週月~木 18:35頃~「YOU 遊 チバ」はこちら
※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

手賀沼の湖畔で極上の蕎麦を味わう!「竹やぶ」@柏市

2024/12/17 UP!

  • 今週は千葉ならではの美味しい蕎麦をテーマにご紹介しています。
  • 「お蕎麦は、3回フーフーしてから 食べます!!」の中西悠理がご紹介しました、柏市にある「手打ち蕎麦 竹やぶ」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
             
  • 手賀沼を一望する小高い丘の上にある「手打ち蕎麦 竹やぶ」。フランスのオートリーブ村の城をモチーフに、古瓦や割れた皿、ビー玉などの置物やモザイク画、ユニークなアートが飾られている趣きのある空間となっています。
  • 蕎麦職人・阿部(あべ)孝雄(たかお)さんが昭和41年に開いた蕎麦の名店で、黒姫高原の蕎麦の実から出来上がる蕎麦は、深みのある味と香り高さが特徴です。
  • 天然のなめこのなめこ蕎麦、脂ののった分厚い鴨肉の鴨せいろや鴨南蛮など、冬の逸品を堪能してください。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 鏡越しに、ツリーと私。不思議な写真が撮れました。
辺り一面そば畑!こだわりの自家製麺「ながら長生庵」@長柄町

2024/12/16 UP!

  • 今週は千葉ならではの美味しい蕎麦をテーマにご紹介します。
  • 「お品書きには載っていない!?」中西悠理がご紹介しました、長柄町(ながらまち)にある「ながら長生(ちょうせい)(あん)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

http://nagarachouseian.com

             
  • 長柄町(ながらまち)にある「ながら長生(ちょうせい)(あん)」は、農産物直売所や観光農園を備えた複合型農業施設「ながら太陽ファーム」にある蕎麦店。目の前には、そば畑が広がり、店内にある石臼製粉機と自然の湧き水を使って蕎麦を製麺しています。「ながら太陽ファーム」内の「ながらきのこランド」 で栽培された舞茸の天ぷらも、肉厚で香りが良い逸品です。
  • 「ながら長生庵」では、年越しそば(1人前税込650円)の他、海老(1本200税込200円)と舞茸(3個税込500円)の天ぷらの予約を12月30日まで受け付けています。(受け渡しは12月31日(火)11~21時に店頭のみ)詳しくはHPでご確認いただくか、店頭、お電話でお問合せください。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 毎年恒例!スタジオが入るWBGのビルにもクリスマスツリーが登場しております。私のプレゼントはどれかな…
冬キャン 「THE FARM」で冬ならではの“農キャン”を楽しもう!

2024/12/13 UP!

千葉県は年間を通じて温暖な気候で、冬でも楽しめる 人気のキャンプ場がたくさんあります。今日はその中から、年間の利用者数が、およそ30万人、そのリピート率は30%を超えるという大人気の農園リゾート、香取市にある「THE FARM」をご紹介します。キャンプは子供たちの夏休みの楽しみというイメージの方も多いかもしれませんが、実は秋冬のキャンプが人気なんです。

千葉県の北東部、香取市にある「THE FARM」は「農のある暮らしをすべての人に」というコンセプトの複合型の農園リゾート。敷地面積は12万平方・東京ドームおよそ2.5個分という広さの中に広大な農園や、グランピング施設・キャンプサイトなどがあります。農園とリゾートはどう結びついているのでしょうか?まずはそのあたり、ザ・ファームの運営、田山(たやま)(あゆむ)さんにお話を聞きました。

田山さん:農園リゾートザファームは実は「アウトドアイノベーションサミット」っていうところでですね、6年連続東日本ナンバーワンという形であの表彰していただいてまして、今殿堂入りしたんですけど。もちろんあの農園リゾート収穫体験もできますし、年間で100種類ぐらいのお野菜を作っています。園内で採ったものをそのまま食べられるような日帰りのバーベキュー場だったりとか。あとは日帰りで使える温泉カフェ。あとは宿泊ができるコテージだったり、グランピング。持ち込みのキャンプ場なんていうものもあったりする農園リゾートという形で今営業しています。

「農業をより身近に感じていただく」ということを一つあのコンセプトにしてまして。やっぱりこう今都会にいらっしゃると、畑を身近で見ることだったりとか、野菜がどうできているのかみたいなことをリアリティを持ってこう受け止めることがなかなか難しいんじゃないかなっていうふうに思ってまして。まあ、そういったところの一つの解決として、農園リゾートというあの形で今、運営してます。

殿堂入りも果たしているTHE FARM。中でも、農園の中にあるキャンプサイトは、 いつでもお湯が出る炊事棟やお話にもあった温泉施設を利用できることもあって 冬になるとキャンパーが集まる“冬キャンプ”の聖地になっているそうです。そんなキャンプやグランピングなどで過ごす時間に農業を掛け合わせたということですが、どんな体験やアクティビティがあるのでしょうか?そのメインとなる収穫体験について教えていただきました。

田山さん:収穫体験ではインストラクターがついてですね、もちろんこう収穫の仕方だったりとかも教えさせていただいているんですけど、実はその中に「食べ頃はこうなんだよ」とか、「例えばこうピーマンで言うと、お尻の部分がシワシワになったら完熟の一歩手前なので、今一番美味しい時なんでぜひ食べてみてください」なんて一言がありながら、皆さん収穫していただいているんですけど、そういったことが皆さんの中では宝探しみたいなイメージになることもあってですね。本来30分ぐらいで終わるアクティビティなんですけど、一時間ぐらい皆さんこう一生懸命収穫されるみたいなところがよくこの園内で見られる光景になってます。採った野菜はですね、そのままあのコテージだったりとか、(グランピング)宿泊の方の、お部屋ではですね料理ができるようになってまして、今の時期ですとちょうど人参だったりとか、白菜、小松菜、ケールだったりとか、お鍋にぴったりのお野菜がですね収穫できるようになってますので、そのままお部屋に帰ってすぐこうお鍋に入れていただいて、こちらですべてご用意させていただいているので、ただあとは切って入れていただくだけみたいな形でですね、皆さん楽しんでいただいているような形になっています。

収穫体験されている方からは「こんなにじっくり野菜を見て、品定めをした事がなかった。これから買い物の時にはじっくり見よう」なんて感想ももらうそうです。しかもそれをすぐに食べて、誰が採ったのが一番美味しいかとか、会話も弾むそうです。コテージやグランピングの方にはお鍋などのセットもありますし、ご自分でテントを張る区画貸しの場合は、ご自分の調理器具で収穫体験で採った野菜を楽しむことができます。

さて、農園リゾート「THE FARM」では、年間を通して100種類以上の野菜を作り、お客さんに収穫体験を提供していますが、この冬、新しいアクティビティーを始めるそうです。若いスタッフが提案する新しい収穫体験。一体どんな内容なんでしょうか?

田山さん:実はですね、今年のこの冬、12月20日からですね。「THE FARM 星空いちご園」という形でいちご園をオープンすることになりました。いちご狩りという形で楽しんでいただける施設になってるんですけど特徴がありまして。実はナイトいちご狩り、夜いちご狩りができるようになっています。いちご狩りのシーズンになってきて、光るこうハウスの中に・・・いちご園っていうのは、実は夜光ってたりするもんなんですけど・・・そこがこう幻想的なイルミネーションに切り替わってですね。そんな中、ご家族やカップルでいちご狩りを楽しんでいただける。こんなプロジェクトを今スタートしています。すごいこう盛り上がって、若いスタッフたちが、せっかくいちご園、いちご狩りをやるんだったら、まあ他とは違ういちご狩りができたらいいんじゃないかっていう形ではい、あの提案してくれた子がいまして。今それを具現化していくっていうようなフェーズになってます。そうですね。あのめちゃめちゃインスタ映えすると思います。はい

夜のいちご狩り・・確かにいちごのハウスは夜明かりがついていますけれど、その中で実際いちご狩りできるというところは少ないのではないでしょうか?。冬の澄んだ夜空には星がまたたき、成田空港にも近くて飛行機の灯りが流れていく。そしてハウスの中はイルミネーション。更に美味しい完熟イチゴを自分で探して食べる。ロマンティックですよね。

確かにインスタ映えしそうですね。夜のいちご狩り「THE FARM星空いちご園」は来週12月20日からスタートです。カップルでも家族でも、夜のいちご園の雰囲気と美味しいいちごでみんな笑顔になれそうですね。私もぜひやってみたいです。そして、田山さん、最近のお客さんの泊まり方に変化が出てきたようだと感じているようです。どう変わってきているのでしょうか?

田山さん実は最近、海外の人も含めて連泊していく方々、二泊していく方々がすごく増えてきてですね。昼間の農園っていうのもまた気持ちいい時期になってきて、ウッドデッキの部分のソファーで本を広げながら楽しんでいらっしゃる方々、ゆっくりしていらっしゃる方々もいたりですね。また、あの園内にはお風呂カフェかりんの湯というお風呂施設がありまして、そこは漫画本だったり、書籍が1万冊ありまして。で無料のマッサージ機があってコーヒーが飲み放題になってっていう。実は今流行りのサウナもですね。6個のサウナが設置されてまして、サウナもすごくこう楽しんでいただけるような、こんな施設になってます。なかなか予約が取れないグランピング施設、宿泊施設みたいな形であのすごくご意見いただくこともあったんですが、実は去年の12月に新しく十棟、またコテージもオープンしまして、規模も大きくなってます。で平日の連泊だったりはまたお安く泊まれるようにもなってますし、はい、新しいまあプランだったりとかアクティビティも増やしていく予定ですので、ぜひ皆さん遊びに来てください。

日本の原風景の中で連泊して一日の農園の風景の移り変わりなんかを感じながらゆっくり楽しむ方も増えているんですね。確かに1泊だとわからないかも、、、

アクティビティは他に、ジップライン、カヌーツーリング、火おこしなど自然の中での体験メニューも豊富。このワクワクがたまらなくてリピート率は高いそうです。

最初グランピングで来て、次は「コテージ」、さらに自分でテントを持ちこんで、、,とスキルアップするリピーターの方もいるそうです。レストランやカフェでは農園や地域の野菜をふんだんに使ったメニューもたくさん提供されています。農園リゾート「THE FARM」の楽しみ方はひとつではありません。皆さんなら、どんな風にすごしますか?

https://www.thefarm.jp

酒蔵に泊まり、酒に酔いしれる「きのえね SAKE CAMP」 @酒々井町

2024/12/12 UP!

  • 今週は冬キャンプをテーマにご紹介しています。
  • 「お泊りパーティの日も 速攻で寝る!!」中西悠理がご紹介しました、酒々井町(しすいまち)にある「きのえねSAKE CAMP」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.iinumahonke.co.jp/lp/kinoene-sakecamp

             
  • 酒々井町(しすいまち)にある「きのえね SAKE CAMP」は、多くの人が日本酒を味わい、その喜びを共有できる場をもっと増やしていきたい、という飯沼本家の想いから生まれた国内でも珍しい酒蔵内のキャンプ施設です。
  • 300年以上の歴史を持つ蔵元直売所で買った日本酒を楽しみながら、食材の買い出し不要なBBQ付プランや、敷地内の古民家「きのえねomoya」で味わう二十四節気料理、酒蔵見学など、辛党にはたまらない、まさに「SAKE CAMP」施設です。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • お出かけ先で発見した南天の実、かわいい!クリスマスを通り越してお正月!?早いなあ。
こたつに鍋も♪冬こそ楽しめる「古民家グランピング和心村」 @富津市

2024/12/11 UP!

  • 今週は冬キャンプをテーマにご紹介しています。
  • 「コタツの中で 靴下を脱ぐのが好き!!」な中西悠理がご紹介しました、富津市(ふっつし)にある古民家とグランピングと自然「和心(わしん)(むら)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.washinmura.jp

             
  • 富津市にある、古民家とグランピングと自然「和心(わしん)(むら)」は、築200年の古民家を改装した母屋、ノルディスク北欧風のテント、建築家の(くま)(けん)(ご)さんとsnowpeakがコラボしたモバイルハウス「住箱(じゅうばこ)」など、色々な宿泊スタイルが体験できます。
  • 客室ごとに「焚き火」があったり、敷地内に「動物たち」が暮らしていたり、本格的な「北欧サウナ」を満喫したり、全部屋に備えられた「こたつ」でほっこりしたり、楽しみ方は無限です。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • お出かけ先で発見!紅葉とクリスマスツリーの共演。
  • 寒くなるのがゆっくりだった、今年らしい風景?
海を見ながらサウナ&ジャグジー!「THE BONDSオーシャンフロントヴィラ」@いすみ市

2024/12/10 UP!

  • 今週は冬キャンプをテーマにご紹介しています。
  • 「サウナの中でポジションに いつも悩む!?」中西悠理がご紹介しました、いすみ市にある「「THE(ザ) BONDS(ボンズ)オーシャンフロントヴィラ」千葉いすみ」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
TOP
             
  • (まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)海までなんとおよそ10歩という好立地、1日1組限定のプライベートヴィラ「THE(ザ) BONDS(ボンズ)オーシャンフロントヴィラ-千葉いすみ-」。最大収容人数13名と、愛犬も一緒に宿泊できる、ログハウス調の2階建てのプライベートヴィラです。
  • オーシャンビューのウッドデッキテラススペースには、海を眺めながら楽しめるバレルサウナとジャグジーがあり、贅沢な「サ活」で心も身体も整うことができます。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 寒がりですが、何気に冬のお散歩好きです。家から出るまではおっくうですが、出てしまうと意外と快適で、出て良かった!となります。
森の中で贅沢フルコースを味わう「fabula glamping」@君津市

2024/12/9 UP!

  • 今週は冬キャンプをテーマにご紹介しています。
  • 「休みの日は『アウトドア派ですよ!』 とかいつかは言ってみたい!!」中西悠理がご紹介しました、君津市にある「fabula(ファビュラ) glamping(グランピング)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://fabula.earth

             
  • 「自然の中のラグジュアリー体験」がコンセプトの、君津市にある「fabula(ファビュラ) glamping(グランピング)」。深い森の中に広がる絶好の地で、自然との一体感を楽しめるグランピングリゾートです。
  • 150㎡以上の専有エリアで、キッチン・露天風呂・シャワールーム・トイレ、大型コットンテントには冷暖房を完備しています。
  • 専属シェフが自慢のフルコースを振る舞う、本格的な「美食グランピング」をお楽しみください!!(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 今朝は寒すぎて、今シーズン初の手袋着用。ちょっと腹立つ表情!?の手袋くん。
千葉の郷土料理2「九十九里いわしのごま漬け」

2024/12/6 UP!

今年もあと1ヶ月を切りましたね。お正月に食べるのを楽しみにしているものとかありますか?帰省などで各地の郷土料理を楽しみにしている方も多いと思います。

千葉にも古くからその土地で食されている「郷土料理」がいくつもあります。今回その中から、「九十九里のイワシのごま漬け」をご紹介したいと思います。江戸時代からイワシ漁が盛んな九十九里で水揚げされるカタクチイワシを原料にした加工品で、この地方ではお正月に欠かせない伝統料理として親しまれています。まずは「イワシのごま漬け」を生産販売している九十九里町の老舗、大正時代創業「カネヨン水産」代表の古川克俊(ふるかわかつとし)さんに、おききしました。

古川さん:昔、みりん干しまた煮干しやったんですけども、20数年前からですねこのイワシのゴマ漬けを始めました。これはですね、この九十九里のこの地域で、お正月に食べるような状態で各家庭でですね、保存食として作ってたんですよね。それをまあ商品化というか、うまいからやってみようということで、始めたわけなんですけども。セグロ、まあカタクチイワシをですね、頭と内臓を取って、塩にして。でそれを今度は酢にして調味酢にして、作って それで仕上がり。船が海岸から海に出すだからおっぺしって女の人がいっぱいいたんですよ。 そこで浜で各船のとこに行って入札をして、後で買ったものを取りに行くと。下は砂ですからね。大変だったんですけども。何年後には港ができて。まあ、その浜での入札がなくても、ほとんどが港でやっている状態なんですけどもね。

おっぺしというのは、浜に上がった船を海に押し出したり、海から上がってきた船を砂浜に押し上げることをしていた、主に女の人たちのことをそう呼んだそうです。港がなかった時代は大変だったんですね。カネヨン水産は、古くからこの地に根付いているごま漬けを、伝統的な製法を活かしながら、「九十九里いわしのごま漬け」として商品化。平成18年には、「銚子つりきんめ」と同時に『千葉ブランド水産物』第一号にも認定されています。 一方で、最近のニュースでは「イワシが穫れない」なんて話もききます。温暖化の影響なども心配されますが、今年のイワシの水揚げ量をきいてみました。

古川さん:昨年の終わりごろ原料(イワシ)もうちも乏しくなってきて、こういう量の変化っていうのは、今までないですね。いつもこのカタクチイワシが上がるのが(年の)暮れなんですよ。暮れには必ず(イワシが)来るとそんな状態で昔は九十九里では12月頃あがったものをごま漬けにして、さっき言ったように各家庭で作って でお正月に食べると、まあそんなものだったんですけどもね。

そしたら今年になってね。5月6月になったら今までにない量が九十九里に上がったんですよ。まあなんていうか運もいいっていうかね。で、その時に、昔あのこのゴマ漬けっていうのは生で作ったんですけど、やっぱり安定供給するために、冷凍したものを確保するという状態で、その時期にそれなりのトン数は確保したところですね。安泰ですね。ラッキーですね。なんかそんな状態ですね。

さて、スタジオにもカネヨン水産のいわしのごま漬が用意されまして二人で試食しました。

ごま漬けの味をきめる調味酢ですが、昔、家庭で作っていた頃は、例えばお味噌に各家庭の味があったように、ゴマ漬けの味も家によって少しずつ違っていて、「あそこの家のはうまい!」とか「売り物になる!」なんて話が出たりしたそうです。加工の仕方は、年々変化していますが、カネヨン水産では今も工程の大半を手作業で行っています。オンラインショップもあって、いろんな地域から注文が来るそうです。

古川さん:昔はね、このゴマ漬けっていうのはね、あの生でやったやつを加工して酢にして、で最後押しをかけたんですよ。だからこうおそらく名前の由来っていうのは押してたからゴマ「漬け」ってんじゃないですか?これよくゴマ酢漬けっていう人もいるんだけど、お客さんでね。そういう形で昔の製法とはちょっと変わってるんですけどもね。で、これが今の流れでちょうどいいかなと。まあいうふうにあの思ってんだけどもね。売れてるとやっぱり関東近辺が多いですよね。ただでも沖縄とか北海道のお客さんにも送ったりしてますけども、やっぱり関西の方はままかりの方がなんか主流になっているようで、発信方法を色々考えながらですね。今度、若い層にちょっと向けて、食べ方も、色々工夫しながらやっていきたいと、そういうふうに思ってるんですけど。

岡山の方でも小魚の酢漬け「ままかり」が人気ですが、九十九里のイワシも全国に知られてほしいですよね。お話にあったとおり、全国から注文がくるそうですので、ふるさと九十九里の味が どんどん広がっているのが嬉しいことですよね。

昔からのスタイルや味をキープしながら、新しい若い世代にどうアプローチしていくのか、ここ、結構大事なところだと思います。 そのあたり、色々と古川さんにはアイデアがあるようなんです。

古川さん:今はですね、このものをそのまま食べるというのが今主流なんですけども、これからはですね、例えばイタリアンまたフレンチにね。まあ使えるような、食べ方をしていただきたいなと。なんかね私も発想だけはそういう発想なんですけども、意外といけるような気がするんですけども、何しろ今までの食べ方をまたそれに付加価値をつけて、それをあの買ってくれた人が食べていただいて、その反応を聞きたいですね。一度ですね、カネヨン水産のこのゴマ漬けを購入していただきですね、それでその皆さんにこれはこういうした方がいいよと、評価もまたいただきたいし。私もゴマ漬けはねこれからも続けていきますので、原料も豊富にありますので。今年はいいものを納められますので、よろしくお願い致します。

今年の冬は安泰ということでホッとしています。ところで、 イタリアンとかフレンチなんていう言葉が出てきましたけど、よくよく考えたら、カタクチイワシの塩漬けを発酵させたものは「アンチョビ」ですからね。ジャパニーズスタイルアンチョビってことでいいんじゃないでしょうか?

古川さんは、これから、九十九里の味、そしてイワシの味をもっと広めていくには、和食以外にもごま漬けが使えるのではないかと感じているようなんです。コメントでアイデア募集されていましたけど、ごま漬けを使った洋食も食べてみたいですね。海外の方々にも受けそうですよね。

そして、ここだけの情報ですが、いわしがあがった日には、冷凍せずに加工した出来立てのごま漬けが買えるということで、そろそろ時期かなと思ったらお店に電話で問い合わせしてその日にあわせて買いにくるリピーターさんも多いそうです。出来立ては、プリプリ感がさらにいい感じなんですって。詳しくはカネヨン水産の公式サイトをご覧ください。

https://kaneyonsuisan.com

これを食べて勝運祈願!「大浦ゴボウの煮物」@成田市 成田山新勝寺

2024/12/5 UP!

  • 今週はちばの郷土料理をテーマにご紹介しています。
  • 「今日もみんなをゴボウ抜き!」の中西悠理がご紹介しました、成田山新勝寺に伝わる「大浦ゴボウの煮物」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
             
  • 野菜でありながら、匝瑳市の指定文化財となっている「大浦ゴボウ」。成田山新勝寺でしか食べられない、繊維質が少なく肉質が柔らかい「日本一美味しいごぼう」とも言われる逸品です。
  • 成田山新勝寺との契約栽培で、匝瑳市(そうさし)大浦地区の限られた農家のみで栽培されています。煮込みと寝かしを繰り返して味付けされた大浦ゴボウは、「勝ちごぼう」とも呼ばれ、江戸時代から代々続いてきた伝統の味で、「御護摩(おごま)修行」に訪れた人が受けられる(ぼう)(い)りの儀式の精進料理の品として提供されています。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • メガネでしゃきーん!今年も残すところ1ヶ月弱!気をひきしめてがんばります。
‟酪農発祥の地”の正月料理「牛乳ようかん」 @いすみ市 高秀牧場

2024/12/4 UP!

  • 今週はちばの郷土料理をテーマにご紹介しています。
  • 「母に 『よう噛んで食べや!』と言われて育った!!」中西悠理がご紹介しました、いすみ市にある高秀(たかひで)牧場(ぼくじょう)ミルク工房の「牛乳(ぎゅうにゅう)羊羹(ようかん)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • ●ホームページ
TOP
  • ●インスタグラム

https://www.instagram.com/takahide_gelato.cheese

             
  • 日本酪農発祥の地・千葉県では、お正月に欠かせない郷土料理「牛乳羊羹」を作って食べる風習があります。高秀(たかひで)牧場(ぼくじょう)ミルク工房の代表、馬上(まがみ)(はる)(か)さんは、「牛乳羊羹」が千葉ならではの郷土料理で、実はめずらしいものであるということを大人になってから知って驚きました。
  • 現在は、食品衛生の観点から無殺菌の生乳を提供することは出来ないので、牛乳羊羹を知らない地域の人にも、地域ならではの食文化を知ってもらおうと、完全予約制で「牛乳羊羹」の販売を始めました。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 家庭で普通に食べていた物が、実は地域ならではの郷土料理だったと大人になって初めて知ることもありますよね。地域で愛されてきた味、大切にしたいですね。
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