2026/6/19 UP!
千葉県の花は何でしょう。
菜の花ですよね。
それでは、千葉市の花は何でしょうか?
「オオガハス」です。

千葉公園では、毎年、花の見頃に合わせて「大賀ハスまつり」が開催されていますよね。今日はそんなオオガハスの魅力をご紹介します。
千葉市の花として親しまれている「オオガハス」。千葉市が「発祥の地」で、「世界最古の花」としても知られています。1951年に、市内で、植物学者の大賀一郎博士が、およそ2000年前(弥生時代)の地層からハスの種を発掘。その後、発芽・開花まで成功したことから大賀博士の苗字にちなんだ名前がつきました。
古代の種を発芽させようと思ったことがすごいですし、本当に開花させちゃうなんて!
千葉市ではオオガハスの名所や栽培地で、学習・栽培、ガイドやイベントまで、幅広くボランティアとして活躍する「ハス守さん」がいます。今回は種が見つかった場所に隣接する東京大学旧緑地植物実験所のハス品種見本園で活動されている田中玲子さんに、まずはハス守さんになったきっかけを伺いました。

田中さん:地元が新検見川駅の花園というところなんですけど、そこの自治会活動として、実は夏に夏祭りの一環として、観蓮会、観察するハスの会っていうのがあるんだけど、そこの活動のお手伝いをしてくれませんかっていう声がかかりまして、まあ、じゃあやってみようかなと思って行ったのが、私のハスとの初めてのこの接点でして、それまでは実は全然ハスのことは知りませんでした。でも、一回活動に行って、それがちょうど開花したら、その美しさと香りとあと背が高いんですね。ハスっていうのは、一番高いと2メートル超えするんですね。その圧倒的な美しさと香りと美しさですよね。それを見てから、まあとりこになりまして活動していたっていうのが10年前でして、それで未だに続いております。
よく、ハスと水蓮の違いを聞かれるそうですが、水蓮は、水面に近いところで花が咲き、丸い葉っぱには切れ目が入っています。一方ハスは、水面から高い場所で花を咲かせます。ちなみにハスの根っこ、正しくは地下茎なんですが、太くなると、みなさんご存知のレンコンになります。

天ぷらにすると美味しいですよね?
続いて、田中さんにハスの魅力について伺いました。
田中さん:ちょっとハッカが入ったような香水の中でも、甘ったるいんじゃなくて、爽やかで、少し甘みが入った、リフレッシュできるような爽やかな香りがふわっと舞い上がっておりまして、結構強い香りに包まれます。開花したハスの花が、太陽の動きとともに、この向いていくんですけど、その生命力っていうんですかね。緑のその大きな直径。葉っぱですと、5、60センチぐらいになります。美しい真っ白だったり、赤だったり、ピンクだったり、グラデーションあと、あの斑入りって言って、こう点々が入ったようなものから千弁蓮って言って、千の花弁があるハスっていうのもあるんですけど、千弁蓮は、実は数えると3000枚ぐらいあるんですね。そういったものをもう一堂に会して、オオガハスが「ザ・ハス」っていう原型の形で。一番ベーシックで直径30センチ、大きいと40センチぐらいになる、ハスもあるんですけど。
ハスの花の香りは番組やブログではお伝えできないですが、ぜひこの時期、花の美しさと一緒に楽しんでもらいたいですね。
オオガハスを中心としたハスの手入れや見守り、開花時期にはガイドなどもこなすハス守さん。田中さんの活動されているハス品種見本園には、300種類以上のハスがあり、花が咲いていない時期の春先には3年に一度植え替え、夏は害虫の駆除、秋にはハスの花からの種取り、冬は剪定作業など、次の年に綺麗な花を咲かせるための手入れが根気強く続きます。続いて田中さんに、花の見頃や、開花の時間帯についてお話しいただきました。

田中さん:早朝にしか咲きませんので、大体6時半ぐらいから、もう咲き始めますが、11時ぐらいになると、閉じ始めます。写真撮りたい方は、光が横から入るような感じのきれいな蓮のショットっていうんですか。でも、蓮の花、4日の命でして、最初つぼみみたいな感じで、またピチャって、夜は昼過ぎに閉じます。で、2日目開いて、3日目に結構一番大きい直径になるんですけど、開いて。もう3日目は、だんだんその花の力がなくなって、閉じる力がないのでちょっと半分ぐらい閉じて、4日目にはまたマックスで開くんですが、ちょっとしたそよ風とかでバラバラと散っていく蓮の花の命は4日なんですけど、千葉公園でもそうですし、私が活動している旧緑地植物実験所のハス品種見本園でも、そのいろんな状態の1日目、2日目、3日目、4日目。まあ、皆さん、一度来られると、虜になって、何度か通われる方が多いです。

花の命は儚いんです。朝早くに行かないともう閉じちゃっているわけなんです。
何日目かで見え方が違うと考えると、確かに通いたくなってしまいそうですよね。最後に、千葉市の取組に対する思いなどを伺いました。

田中さん:ハス守さんとして、そして、ボランティア団体、大賀ハスのふるさとの会として、活動している身として、今感じていますのは、千葉市のオオガハスという千葉市の花ですよね。それは、実は、世界的にも有名な花ですね。発掘されて、ニュースにも世界的になりましたけど、開花した時はですね、向こうの雑誌でも、写真付きで取り上げられるほど、その植物の生命の神秘ということで、あの話題になりました。それを毎年、千葉市が継続して、その現場を見ていただくっていう意味では、もちろん、大賀ハスまつりやってますので、1週間ほど、ぜひ、そこで大賀ハスっていうのは、あの古代のハスですので、古代から復活したハスっていうのは、昔の方がやはり今よりちょっと気候が寒かった関係もありまして、6月中旬ぐらいに、結構もうどんどんあの咲くのが花季。花の開花時期を花季って言うんですけど、早くなってます。

田中さんのお話にもありました、千葉公園の「大賀ハスまつり」は、明日6月20日・土曜日から28日・日曜日まで開催されます。見頃のハスの花はもちろん、多くの飲食店や物販、音楽のパフォーマンス、そしてハス守さんによるハスの説明を楽しめますよ。オオガハスをモチーフにしたキャラクター「ちはな」ちゃんのオリジナルグッズの販売も行われるそうです。そして、ハスの葉と茎を杯に仕立てたものを象鼻杯(ぞうびはい)と言うそうなんですが、土日には、その長い茎から飲み物を飲む楽しい体験もできるそうです。なんと、今回はその象鼻杯をスタジオに用意していただきました。二人で楽しんでもらいました!

ちなみにハスの葉っぱのうえに水滴がころころと水玉になりますが、 これのことをロータスエフェクトというらしいです。ロータス=ハス

また、田中さんが活動されている東京大学旧緑地植物実験所のハス品種見本園」でも7月17日と、18日に「ハスを観る会 観蓮会」が行われます。7月17日 は観覧のみ。18日 は、自由研究紹介展示や学生イベント、ハス守さんによる蓮に関する説明などが予定されているとのことです。千葉公園で開催される大賀ハスまつり、そして、ハス品種見本園で開催の観蓮会について、詳しくはそれぞれのホームページをご覧ください。
https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/ryokusei/oogahasumaturi2026.html
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/event/event_20260424-1.html




