三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

ミンナノチカラ~CHIBA~と連動したコーナー「YOU 遊 チバ」は2026年3月31日をもって終了いたしました。
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Every Fri. 18:45~18:59

【日本一の梨の産地・千葉】 地域をつなぐ梨園「時田園」

2026/8/21 UP!

梨の美味しい季節となりましたね?

千葉県は日本一の産地!美味しい梨がたくさんとれています。今回は、県内に数ある梨の産地の中から、鎌ケ谷市の京成線・くぬぎ山駅の近くにある「時田園」をご紹介します。

都心からのアクセスが良く、都市の利便性と豊かな自然が共存する鎌ケ谷市。県内有数の梨の産地としても知られ、旬の時期を迎えた今、市内の直売所が活気に包まれています。そんな鎌ケ谷市で、地域に寄り添いながら梨づくりを続けているのが「時田園」。丹精込めて育てた梨の販売はもちろん、地域とのつながりを大切にした取組みにも力を入れています。「時田園」の4代目、時田弥寛(ときた・やすひろ)さんに、まずは、農園で育てている梨の品種と、この時期おすすめの梨について教えていただきました。

時田さん:幸水、豊水、かおり、秋月、新高、この5品種を栽培、販売して、皆様に楽しんでいただいております。8月21日頃ですと、だいたい豊水の時期になっております。(豊水は)当園が扱っている品種の中で、唯一、甘酸っぱさのある品種というのが特徴になっております。あとは、果肉が柔らかくて特にみずみずしさがあるというのも、豊水の特徴だというふうに思っております当園の一押しの品種です。まあ、ちっちゃい頃ながらに、母がむいてくれて、何か「おやつ」となれば、いつも梨をその時期食べるんですが、やっぱり甘さだけだと飽きてしまう中で、豊水の時期だと、そんな甘酸っぱさもあるっていう変化があってですね、まあ、止まらずにあの梨を食べ続けられるっていうのは、ちっちゃい頃からの思い出記憶となっております。1玉、2玉は、平気で食べちゃいます。

農家さんですら、食べ飽きることがないと言うのはなかなかの事ですよ 

農作業は、お父様の進さんと一緒にされていますが、実は弥寛さん、会社員と二足のわらじで頑張っていらっしゃるんです。梨園を継ぐ決意の裏には、奥様からの思いがけない一言があったそうですよ。

時田さん:妻と出会って、結婚するっていうところが1つ、大きな転換期になっているんですけれども、家業を継ぐつもりは、特に正直なくて、でも、誰かがやらなければいけないんだろうなっていう、なんとなくな危機感を感じつつ、誰も家業を継ぐ人がいないんだよねっていうのを、妻と話した時に、私はやりたい、一緒にやろうよ!というような後押しをいただいてですね、じゃあ、一緒に頑張っていこうというところで、今、サラリーマンを続けながらでありますけれども、家業も真剣に継ぐように取り組んでいる、そういう状況です。今、7年経ちます。で、当然、最初は分からないことも多くて、朝早くから作業を始めなければいけないとか、夏の暑い時期にも、一日汗だくになりながら作業をしているっていうのは、やっぱり、続けていく中で大変だなっていうふうに正直思うところはあるんですけれども、継ぐっていうことの責任感だったり、守っていかなければいけないっていう、やっぱり思いっていうのはやっていく中で強く感じるようになってきたっていうのは1つ大きな変化かなと。

奥様と結婚したことがきっかけ。継ぐ人がいないなら私やりたい!これは思い切った発言ですね。その一言で、弥寛さんも決意。まさに転機となる言葉ですね。

スタジオにも時田園の梨が届きました!

時田園いち推しとも言われる豊水、おいしかったです!ごちそうさまでした!

についてもご紹介します。

鎌ケ谷で梨農園を続ける時田さん。地域とのつながりを大切にしたいとの想いから、2023年に直売所を新設。そしてその広いスペースを活用して、お父様の名前がついた「鎌ヶ谷すすむマルシェ」というイベントも2代目と一緒に開催しているんです。

中西   もちろん、美味しいものそれもあるんですが、マルシェの魅力はそれだけではありません。最近は、季節のお花のブーケやアロマ、虫よけスプレー、世界にひとつだけの着物リメイク作品、手作りワークショップなど、多彩な出店者が集まっているんです。回を重ねるごとに、出会いの輪が広がり、地域をつなぐマルシェへと成長しています。

様々な取組をされている一方で、梨の栽培は美味しい実りのために地道ではありますが大事な作業が続きます。梨を作る上で大切にしていることをお聞きしました。

時田さん:梨の栽培の作業の暦みたいものがあるんですね。この時期までには、梨の枝を整えるっていう作業があったり、花が咲く前には花粉を取って、花粉として生成するための作業があったり、実がつき始めると、5月、6月までには終わらせましょう、とかっていうふうに、やっぱり梨の作業の暦があるんですけども暦通りに作業をちゃんと終わらせるっていうところの基本のキっていうのは、意識するようにしています。どうしても、梨の栽培の中で農薬を使うことっていうのはあります。極力、薬を減らせることはないのかな、というところで、例えば、除草作業、除草剤を撒かなくできるように、手作業で草を刈るっていうことを心掛けていたりとかっていうようなところも、当園の1つのこだわりかな、というふうに思っています。

 

梨を育てる上での暦は守っていく・・・その一つでもずれていたら、その後にどんどん響いてくるから大切なんですね。

梨ですが、そのまま食べたり、ジュースで飲むほか、あまり加工品を見かけないですよね?梨は水分が特に多くて、加工に向かないところがあるそうです。それでも、時田さんご夫妻は、梨づくりの過程で出る、例えば傷がついて販売できない梨の活用などについても考えていらっしゃるんです。

時田さん:昨年で言うと、合わせて300キロから400キロぐらい、まあ、これをこのまま廃棄してしまうっていうのは、やっぱりもったいない。社会的にも何かできることないのかなっていうのがあって、例えば、1つ、ドライフルーツとして、販売ということを始めてみたり。クラフトビールを作っているお店の方とつながって、原料として梨をおろしていたり、スムージーとして販売されている方のところにも卸していたりとかっていうような提供という形もあるんですけども、なるべく私たちだけで製造販売できるようにっていうところも取り組んでいまして、昨年の梨をピューレにして、冷凍して、その後ですね、焼き菓子としてカヌレとか、ガトーショコラとして、焼き菓子にして販売していたり、甘酒とあえた梨のジェラートをですね、今年の3月から販売を開始していたりというふうに、いろいろ新しい取り組みっていうのは、取り組んでいます。今後も時田園を広く知ってもらえるような活動というのは、続けていこうというふうに考えております。

  

これは、鎌ケ谷名物になるんじゃないですか?! 時田園の若き夫婦の活躍に今後も期待したいですね。  

時田園の梨は、毎年多くの方に愛される人気の梨となっています。6次化によって生まれたいろんな梨の商品の方は、まだまだこれから多くの方に知っていただきたいという段階だそうですが、フードロスを少なくし、一年を通して梨の風味を楽しんでもらいたいとの想いから、様々な業態とコラボしたり、ご夫妻自らも商品開発に取り組んでいます。これからも、4代に渡って受け継がれてきた時田園の想いを大切に、美味しい梨をぜひ作り続けていただきたいですね。時田園の梨は直売所のほかオンラインショップでも購入可能です。また、キッチンカーでジェラートの販売も行っています。詳しくは、時田園のホームページ、インスタグラムをご確認ください。

@susumuno_7483

https://susumuno7483.raku-uru.jp

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